湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

米つくり、野菜つくりという言葉は・・・?

2017年09月19日 |  6.言語・語源

米つくり、野菜つくり・・・

このブログで、筆者もよく使っている表現ですが、この前、福島民報に、宇根豊さんの言葉が掲載されていました。

「昔の百姓は農作物ができた、とれたと言った。最近は「作った」と言うひとがいるが、この表現からは、人間が自然の制約を克服したと言うような、自然を見下した傲慢さが読み取れる」

筆者が、米つくり、野菜つくりというとき、これまでにも、<米つくり、野菜つくり>と表現してきて、<米作り、野菜作り>ではなかったと思っていますが、記憶は定かではありません。<米作り、野菜作り>と表現しますと、宇根豊さんが指摘されていることと直結することになります。

今日、加藤常賢著『漢字の語源』で、<作>という漢字の意味を調べてみました。一読して理解しがたい説明が綴られていますが、<乍>は、<木造り>の意だそうです。<言>扁と<乍>を組み合わせると<詐>になりますが、<詐>は、言葉をつくること、すなわち<虚言>を意味するそうです。<乍>は<本物でないもの>を意味します。<人>扁と<乍>を組み合わせると<作>になりますが、この言葉の本来の意味は、<本物でない人>、<にせの人>、<替え玉>を意味するそうです。

この解釈から類推しますと、<米を作る>、<野菜を作る>というのは、本物ではない偽物の米をつくる、野菜をつくるということを意味しているようです。農家が、米を作っている、野菜を作っているというのは、本物ではない偽物の米や野菜を作っているということになります。化学肥料・農薬・除草剤を多用して栽培される米や野菜は、本物の米や野菜ではなく、偽物の米や野菜に過ぎない・・・。それを栽培する農家も、本物の農家ではなく偽物の農家・・・?

森田良行著『基礎日本語』によりますと、やまと言葉の<つくる>には、漢字の<作>の意味はなさそうです。<つくる>とは、<作用や行為が加わることによって、何かを他の状態に変えたり、何かから新しい事物を形づくる行為・作用である>とありました。<作りだされる事物は、具体的な物品から事柄・状態まであるが、「つくる」を用いると意志的行為の意識が強まる。無意識的現象の場合は「笑いを生む/生み出す」、「ひずみを起こす/引き起こす」など別の言い方をすることが多い>そうで、宇根豊さんの言われる、<昔の百姓は農作物ができた、とれたと言った>と言われるときの<できた>、<とれた>も、米つくり、野菜つくりを、<無意識的現象>として認識するところから生まれてくる表現なのかもしれません。

化学肥料・農薬・除草剤を多用する従来型の農業が営まれる農村的地域社会で、有機栽培・無農薬栽培で百姓暮らしをすることは、<無意識的現象>として米つくり、野菜つくりを認識することでは、不可能で、やはり、明確な<意志的行為>として選択、決断、実践される必要があります。そういう意味では、<米つくり>、<野菜つくり>は、間違った表現ではありません。<米つくり>、<野菜つくり>という言葉は、やまと言葉の理にかなっています。

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湖南の高齢者のユーモア・・・?

2017年09月19日 |  5.農村的地域社会の諸問題



妻が、2017年9月17日に、野菜直売所・湖南四季の里で耳にした、湖南の高齢者の電話での会話・・・。

林業家A:今、何してんだ?
林業家B:ちょっと、からだの調子が悪くて、寝てたんだ?おめえ、今、どこにいんだ?こらから行くべえ!
林業家A:寝てんのけ?そのうち、ずっ~と寝ることになんのに、なして今寝てんだ?寝とけ、寝とけ、ずっと寝とけ!来んでええ!

林業家Aと林業家Bは、気心の知れた親友同志であるようですが、妻は、それにしても、とても辛辣な会話であるといいます。

妻が見ていた、9月18日夜放映されていた、NHK特集ドラマ<くらら眩~北斎の娘~>の一場面にも、同じような雰囲気の場面があったような気がします。病床に伏した葛飾北斎と滝沢馬琴の会話・・・。NHKの番組案内には、<滝沢馬琴:「曲亭馬琴」を名乗って多数の作品を残した戯作の大家。北斎とは長年合作し、一番多くの挿絵を描いてもらったが我の強い両者はやがて喧嘩別れする。しかし北斎が病いに倒れた時、真っ先に駆けつけたのは馬琴であった。>とありました。

林業家Aと林業家Bの関係、葛飾北斎と滝沢馬琴の関係なのでしょうね、きっと。

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会津若松の本屋さんで・・・

2017年09月19日 |  4.読書

今日、会津若松のグラントマトへ行った帰り、ドラッグストアで、オスバンという消毒薬、うがい薬、オロナイン軟膏を購入・・・。

オスバン、塩化ベンザルコニュウムは、病院で使われている手指の消毒の定番・・・。妻の実家のおかあさんがそそうをした場合、後片付けをするときは、介護用の使い捨てのゴム手袋を使用しているのですが、床や畳を拭き取ったあと、医療用アルコールやこのオスバンで消毒します。

ついでに、TSUTAYA書店という、近くの本屋さんによったのですが、大きな本屋さんのわりには、ずいぶん片寄った雑誌・書籍ばかりが並んでいました。田舎の小さな本屋さんが、そのまま大きくなった感じ・・・。見かけは大きな本屋さんなのに、中身は田舎の小さな本屋さんそのまま・・・。

こういう世界では、筆者、生きていけないなあ・・・、と思いました。

妻のふるさと・湖南は、田舎の小さな本屋さんですら1軒もありませんので、あるだけ、会津若松の方が都会・・・。筆者と妻が30年間棲息していた山口県下松市の本屋さんもほぼ同じ・・・。ただ周南市に大型宮脇書店が出来き、学術書・専門書が置かれるようになって、筆者、歓喜したことがあります。

郡山市内には、医学書が学術書を置いてある岩瀬書店があり、BOOKOFFも4店舗ありますので、独学タイプの筆者にとっては最高の老後の環境です。

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会津の援農ショップ・グラントマトへ・・・

2017年09月19日 |  8.農業用資材

歯科での治療がすんだあと、その足で、会津若松の援農ショップ・グラントマトへ行きました。

妻の実家の棚田の田の備中レンコンを掘り起こすための、長さ80cmのゴム手袋・・・。ぶらさがっているこのゴム手袋は、840でしたが、特価品の箱の中に、同じメーカーの同じ製品が400円で販売されていましたので、3組購入しました。その他、布製のガムテープ×2個とカーペット用粘着テープ(日本製)×2本を購入・・・。いずれも特価・・・。

そして、妻から頼まれていた、青森産ホワイト6片の種ニンニク1kg入り×1袋・・・。これは、追加分・・・。既に1kg入り×2袋購入しています。

筆者が帰ったのは、午後0:30ころ・・・。妻と、妻の実家のおかあさんは、すでに家に帰っていました。妻の実家のおかあさんは、憔悴しきっていました。補聴器は修理が必要とか・・・。後日、修理費用の見積もりの連絡があるとか・・・。修理費用は、50,000円くらい・・・。たとえなおしても、妻の実家のおかあさんの耳、浸出液が多くすぐ破損する可能性があるとか・・・。補聴器が治っても、浸出液が固まって耳を閉ざすので、難聴を解消することはできないとか・・・。

妻の実家のおかあさん、補聴器がなくても、映像と字幕スーパーでテレビを見ています。相撲をみては、喜んでいます。<男が転ぶのを見るのはおもしれえなあ!>といいながら・・・。認知症の、妻の実家のおかあさん、男や爺さんが転ぶ姿を見るのがとても楽しいようです。<ああ、こけた、こけた!>

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筆者の歯はガタガタ・・・

2017年09月19日 |  2.老化と老化対策

今、隣村の福良の半澤医院の歯科で治療を受けていますが、最初受診したとき、<歯槽膿漏を治す最後のチャンス>と言われました。

もう半年治療を続けていますが、自分で口の中に小さな鏡をいれて見ても、齲歯がいたるところにあります。ぐらついている歯もいくつもありますし、歯ブラシで磨くと出血したり、膿が出てきたりする歯もあります。今日は、この前型をとったブリッジが入る日・・・。

<次回は、ブリッジが入った歯の奥の親知らずを抜きます。左の歯で食べれるようになったら、今度は、右の歯を順番に直して行きます>とのこと・・・。<どこから治療していきましょうか・・・>と迷っておられる様子・・・。筆者、自分で口の中を見る限り、治療しなければならない歯があちらこちらにありますので、どこからはじめられても問題ないのですが・・・。

ほんとうに筆者の歯は、ガタガタ・・・。

親知らずを入れて8本×4=32本ある歯のうち、現在は、28本・・・。来週、親不知の奥歯を1本抜きますので、27本になります。さらに、右側の歯に1本抜かなければならない歯があるようですが、それを抜きますと、26本に・・・。70歳の喜寿を迎えたとき、筆者の歯は、32本の歯のうち6本失って26本になります。

日本歯科医師会のHPに次のような記事がありました。

<「8020(ハチマルニイマル)運動」とは?
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには・・・生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切 です。ぜひ「8020」を目指してください>。

今、半澤医院の歯科医の先生から、歯と歯くぎの手入れの仕方の特訓を受けていますが、筆者も、「8020」を目指すことになります。今日もおしかりを受けました。<大切なのは、歯ブラシではありません。どの歯ブラシでもいいですから、バス法をきちんと実践してください!>と・・・。美人女医さんはやさしいと思っていたのですが、齲歯予防・歯周病予防については、実に厳しい先生であるようです。

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妻は磐梯熱海の病院へ、筆者は福良の歯科へ・・・

2017年09月19日 |  1.農家の健康管理

今日は、筆者の歯科の予約日・・・。この前型をとった歯が入ります。そのため、妻は、自分のくるまで、妻の実家のおかあさんを、磐梯熱海の病院の耳鼻科に連れていくことになりました。

でかける直前、妻の実家のおかあさん、自分の寝室のタンスをあけて、なにかを探しています。妻が、<なにを探しているの?>と問いかけるのですが、おかあさんは、<ちょっと・・・>と小さな声で答えるだけ・・・。妻は、<「ちょっと」ではわからないわ。一緒に探してあげるから、なにを探しているの?>とおかあさんに語りかけるのですが、おかあさん、<おらあ、なにを探してたのかなあ!忘れちまった・・・>といいます。<何をさがしているか、忘れてしまったのに、探しているの?それでは、いつまでたってもみつからないわ!病院から帰ってから探したら・・・?>というのですが、おかあさんは、<それではだめなんだ・・・>といいます。

筆者、<例の米寿の祝いにもらった8万円の封筒を探しているのじゃないの?>といいますと、おかあさん、<封筒ではねえ!袋だ!>といいます。妻は、<おかあさん、なんの袋・・・?>と問いかけるのですが、おかあさん、<なんの袋だべなあ・・・? おらもわかんねえ・・・>という、なんともあいまいな煮え切らない返事・・・。

そして、妻がいろいろ推測しながら、その袋がなんの袋なのか、おかあさんに話しかけて、やっと判明・・・。おかあさんは、新しい紙おむつを入れる袋と、汚れた紙おむつを入れる袋を2枚探していたようです。そして、言葉の節々から、妻の実家のおかあさん、この前の日曜日のデイケアのとき、うんちをもらしたようです。デイケアの担当者の方は何も話しておられませんでしたが、そんなことがあったため、おかあさんは、妻に内緒で準備をしようとしたようです。

妻、<病院に出かける前から、疲れてしまったじゃない・・・>と言いながら、おかあさんと紙おむつを載せて、病院に出かけて行きました。

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今年の稲はどうですか・・・?

2017年09月19日 |  5.親類・親戚

隣村の福良のガソリンスタンドに立ち寄りました。

軽トラの燃料計のメモリが1になりましたので・・・。スタンドの給油係をされていたのは、妻の実家の親類・親戚筋のお嫁さん・・・。その方が、<今年の稲はどうですか・・・?>と尋ねて来られましたので、筆者、<今年は、農作業、失敗ばかりして大変だったのですが、なんとか無事成長を続けてくれているようです。この台風18号の強風でも倒伏しませんでしたから・・・>と答えました。

すると、<稲刈は手刈りですか?>とさらに尋ねて来られるので、<いいえ、バインダでします。こちらに帰る前に、妻の実家の田4.0反で米を栽培するのに必要な最低限の農機具を山口のKUBOTAの方に教えてもらって、湖南に帰ってからそれを入手しました。種籾の消毒・浸種から脱穀・精米まで、入手した超小型農機具を使って、全部、自前で米つくりできます>と答えました

親類・親戚筋のお嫁さん、<稲刈を他の農家に頼むと、思うような時期に稲刈りしてくれなかったり、高くつきますね・・・>と話しておられました。湖南のあきたこまちの稲刈は、10月3日ころ・・・。2週間後・・・。あきたこまちは、プロにしか作れない品種であると言われるのは、収穫適期が非常に短いこと・・・。美味しいあきたこまちを収穫するには、適切な時期に収穫しなければなりませんが、他の農家に依頼すると、なかなか思うような時期に稲刈りはしてくれないようです。まずは、自分の田のあきたこまちを収穫して・・・。そのあと、依頼のあった農家のあきたこまちを刈り入れることになるからでしょう。その点、コシヒカリ、はえぬきは、収穫適期が長いので、素人百姓の不手際で収穫時期が少々遅れても品質の低下には直結しません。湖南では、プロはあきたこまち、アマはコシヒカリ・・・

妻の実家の親類・親戚筋の男性のほとんどは、競争心と敵愾心のかたまりなので、ほとんど交流はありません。しかし、親類・親戚筋の女性は、妻を通じて、時々話しをすることがありますが、極普通の人々・・・。親の介護の仕方に関する情報交換も少なくないようです。

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19日午後2時頃見た田の稲はさらに倒伏している・・・!

2017年09月19日 |  4.米つくり

今日の午後、妻と2人で、妻の実家の棚田や段々畑の様子を見にでかけました。

1.妻の実家の棚田の田畑転換した畑2箇所につくった2m角の溜池2箇所・・・。水がいっぱいたまっていましたが、その溜池の周囲はぬかるんでいませんでした。田畑転換した畑の水抜きには有効であるようです。

2.台風18号通過後の18日午後2:00に見た田の倒伏状態、このブログに写真を載せていますが、その24時間後の19日午後2:00に同じ場所を一部見てまわった限りでは、さらに稲が倒伏していました。妻の実家の棚田のコシヒカリ、はえぬき、ひめのもちも畔近くはかなり倒伏しかかっていました。妻の実家の<結い>の仲間であるSuzukiさんの田のあきたこまちを畦から見ましたが、地際が折れて倒伏というのではなさそうです。十分、コンバインで刈り取ることができる範囲・・・。筆者も妻もほっとしました。

3.棚田の田畑転換した畑の雨除けトンネルで栽培しているミニトマト、風で煽られて抜けかかっていましたが、妻が修復・・・。まっかに熟したミニトマトを収穫・・・。やはり、台風の風でかなりのミニトマトが落下していました。苗代田を田畑転換した畑では、エダマメを収穫・・・。今回の台風18号の風は、東から吹く風と西から吹く風であったため、どちらもあまり被害を受けなかったようです。

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