湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

2013年まで米をつくってもらっていた専業農家の方が田を見に来られる・・・

2017年09月18日 |  4.米つくり

今日の午後、妻がひとりで、棚田の田の、田畑転換している畑で作業をしているとき、筆者と妻が、湖南に帰郷・帰農した年まで、妻の実家の田で米を作ってもらっていた専業農家の Suzuki さんが、ご夫婦で尋ねて来られたそうです。

奥さまが運転される軽トラに乗って・・・。

この台風18号で、 Suzuki さんの田のあきたこまちも倒伏したそうですが、筆者が見た限りでは、しなっていても倒伏はしていない・・・。風にしなったイネは、やがて自分の力で立ち上がってきますが、倒伏したイネは、根元で折れてしまっていますので、もはや自分の力で立ち上がることはできません。その方、

かくすればかくなるものと知りながら欲がからんでこまちを倒す

と話しておられたそうです。倒れるはずのない短稈のあきたこまちを倒して見せて、しかも反あたり10~12俵収穫できるは、<ここらの農家の腕の見せどころ!>と豪語される農家の稲が倒伏する原因は、<農家の腕>ではなく<農家の欲>・・・? 1粒でもたくさん米をつくって儲けたいという、<農家の欲>が、倒れるはずのないあきたこまちを倒して見せることにつながるのでしょうか・・・?

今日の夕方のテレビニュースで、台風18号により、稲が倒伏した被害にあった農家が、収穫量が減るのではないかと心配していると報道されていましたが、商店の経営者が市場の動向を間違って儲け損なって心配している・・・、というのと同じ類のニュース・・・?

Suzukiさんと、妻の実家とは、昔は、<結い>の関係・・・。妻の実家のおとうさん、親類・親戚筋とは<結い>の関係にはなかったようで、ただ、おさななじみのSuzukiさんのおとうさんとの間で<結い>を結んでいたようです。今は、それぞれの息子・娘たちが高齢化して、<結い>は、有名無実化しています。筆者と妻、種籾の浸種から精米まで、すべて超小型農機具で自前で対処しますので、Suzukiさんに助力を願うことはほとんどなくなりました。

コメント

『現代農業』の土肥特集・・・

2017年09月18日 |  1.農書

今日、猪苗代町へ行ったとき、TSUTAYA書店で、雑誌『現代農業』(2017年10月号)を購入しました。

特集は、<土肥特集2017>・・・。

特集1:こっそり読もう 今さら聞けない土と肥料のきほんのき話し
特集2:ザ・菌力アップ2017

筆者の手元にある、雑誌『現代農業』の土肥特集号は、これで15冊目・・・。土肥特集は、毎年10月号でとりあげられていますから、筆者の手元には14年以上の『現代農業』の土肥特集号があることになります。『現代農業』の読者の方は、それ以上の年数をかけて土肥特集号を読んで来られていると思われますので、土と肥料についてはベテラン中のベテラン・・・。

今回の『現代農業』の土肥特集号は、それらの中から、半ば常識化した<きほんのき>を要約してまとめたもの・・・。今さら、他の農家に聞けない土と肥料の話し・・・。

筆者は、素人百姓なので、これまでにも、農道を走っていて目にとまっとことについて、よく農家の方に質問してきました。<今、何をなされているのですか?>、<何を散布しておられるのですか?>、<品種は何ですか?>・・・、多分、農家の方が笑い出されるような質問ばかりをしているのではないかと思うのですが・・・。

湖南の赤津村のプロの農家の方々は、筆者が素人百姓だといいますと、バカにしたような返答をされます。しかし、郡山、会津若松、猪苗代、須賀川の農家の方々の場合、筆者が素人百姓だといえば、懇切ていねいに教えてくださいます。筆者が話す言葉は、未だに福島の言葉ではありませんので、福島の妻の実家に戻って百姓をしていると言えば、鎧をはずしていろいろ教えてくださいます。

しかし、<今さら聞けない>と思うひとも少なくないのではないでしょうか?<きほんのき>を他の農家に聞くのは、<プロの農家の沽券にかかわる!>と思っておられるひともおられるのでは・・・?

今回の土肥特集・・・、稲を倒伏させないテクニックも掲載されています。標高550mの湖南高原の棚田の、妻の実家の棚田で有機栽培・無農薬栽培するコシヒカリ、はえぬき、ひめのもちが倒伏しないのも、そのテクニックを使っているため・・・。以前、そのことをプロの農家の方々に話しをしますと、<おめえ、バカでねえのけ?そんなことで稲が倒れなくなることはねえべえ!ウソ言うんでねえ!>と叱られたことがありますが、今回の土肥特集では、ウソではなくホントウのこととして紹介されています。

コメント

『教団年金受給者名簿2017年版』が届く・・・

2017年09月18日 |  3.日本基督教団の隠退牧師の総括

今朝、妻が、郵便受けから、雨に濡れた封筒を持ってきました。

差出人は、日本基督教団年金局・・・。機関紙と『教団年金受給者名簿2017年版』が同封されていました。幸い、表紙が濡れただけのようで、夕方までには、すっかり乾いていました。

巻末の<受給者でこの1年間に逝去された方(2016.9~2017.8)>に、筆者が知っている牧師の名前がいくつもありました。その名をあげると、それが生前なら、その牧師から、<あなたなんて、どこのだれだか知らない>といわれそうですから、名前をあげることにためらいがありますが、大津健一牧師と木村武志牧師の名前を見て、筆者、驚きを隠せませんでした。

筆者が、商社に勤めていたとき、得意先との付き合いで日曜日も出勤しなければならないことが多く、Sweden Covenant Missionの、日曜日の主日礼拝に出席することができませんでした。それで、筆者、日本基督教団倉敷教会の夕礼拝に出席していました。倉敷教会には駐車場がないので、バスで往復・・・。その夕礼拝のときに説教されていたのが、そのころまで伝道師であった大津健一先生でした。5~6人の夕礼拝の出席者を前に、熱の入った説教をされていました。時々、朝の礼拝にも参加させていただいていましたが、ベテランの田井中純作先生の熟練された説教とはまた違った、たどたどしいけれど真剣に語りかけられる大津健一先生の説教にこころ惹かれて、児島から倉敷まで夕礼拝のために通っていました。

木村孝志牧師は、神奈川教区の基地問題小委員会の委員をされていた方で、その他の委員には、野々村牧師や、当時、御茶ノ水大学の院生であった萩原弘子さんがおられました。神奈川教区の開拓伝道に従事していた筆者は、いわゆる<保守的>な存在・・・。神奈川教区は、筆者の再教育のために、神奈川教区の中で一番ラジカルな牧師たちが集まっているとされる基地問題小委員会の委員にしたのでした。<戦時中、脱走兵の履歴を持つ高倉徹牧師の教会で神学生時代を過ごした>ということで、筆者に<反軍・反基地闘争>への参加を期待されたようですが、このブログを読めば分かるように、筆者のキリスト教的信仰は、Sweden Covenant Missionの宣教師から学んだ信仰・・・。<自分の国は自分で守るべき>という宣教師の教えに忠実に生きてきた筆者は、真正の愛国主義者として、神奈川教区の<反軍・反基地闘争>を意味を考えるようになりました。

それと知らずに、筆者を、日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会に赴任させた、当時の、西中国教区の基地問題委員会の委員長をされていた岩本二郎牧師、筆者を、西中国教区の基地問題委員会の批判者だとして(神奈川教区基地問題小委員会が、西中国教区基地問題委員会に、米兵に日本人女性を斡旋していることに抗議する文書を送りつけていたことが、筆者が赴任後に発覚したため。その抗議文書に、筆者の名前も記載されていたことで、岩本二郎牧師は激怒・・・)、徹底的に排除する行動に出られ、やがて、西中国教区の副議長をされていた藤岡友幸牧師、山口東分区の分区長をされていた加藤満牧師と共に、教区・分区の役職から<吉田牧師をとうとう徹底的に排除した>と勝利宣言を出される始末・・・。筆者は、排除されたまま、山口で30年棲息・・・。30年後に、前任者の牧師が自害した教会の再建はできなかったとしてその責任をとって、教会を閉鎖して、山口を離れることになりました。

思い出すときになつかしさをともなう牧師もいれば、不愉快さが彷彿とわいてくる牧師もいます。しかし、どの牧師も、いつか、この『教団年金受給者名簿』からその名前を抹消される日がやってきます。

この『教団年金受給者名簿2017年版』に記載されている、<にじのいえ信愛荘>に入居されている12人の牧師や牧師夫人の方々に、標高550mの湖南高原の棚田の、妻の実家の田で有機栽培・無農薬栽培しているコシヒカリを食べてもらっています。今年も、農村伝道神学校の元校長の柏井宣夫牧師をはじめとする方々におくることができるといいのですが・・・。

コメント

有機石灰を買いに、猪苗代町のコメリへ・・・

2017年09月18日 |  8.農業用資材

午前中、台風18号の雨が降ったり、止んだり・・・。

それで、筆者と妻、猪苗代町のコメリへ行って、有機石灰を購入することにしました。消石灰と苦土石灰は備蓄があるのですが、種まきや作付する前に散布して耕しておかなければなりませんが、有機石灰の場合は、すぐ種まきや苗の移植ができますので、重宝します。

有機栽培・無農薬栽培の場合でも、消石灰や苦土石灰は使っていいことになっていますが、筆者と妻の場合は、消石灰は、堆肥をつくるときに使用するぐらいで、普段は、苦土石灰(即効性)と有機石灰(遅効性)を50%ずつ混ぜて使用しています。

20kg入り×2袋・・・。湖南から東西南北の郡山・会津若松・須賀川・猪苗代にそれぞれコメリがありますが、妻は、猪苗代のコメリかダイユウエイトで購入する場合がほとんど・・・。妻のふるさと・湖南は、もともと田舎・・・。コメリは町の中にありますので、ドライブするのは、田舎から町へ・・・。妻は、それは仕事であって、気分転換にはならないといいます。山口にいたときは、町に住んでいて田舎へドライブしていたので気分転換になりましたが、福島の湖南に戻ってからは、その逆・・・。田舎に住んで町へドライブ・・・。その点、猪苗代へドライブするときは、猪苗代湖畔を走り、磐梯山や飯豊山の美しい姿や四季折々の猪苗代湖の自然を見ながらドライブすることができますので、少しく気分転換になるようです。

今日は、台風18号の影響とあって、猪苗代湖は、日本海の白兎海岸に押し寄せる白波のような大きな波が押し寄せていました。

猪苗代町に向かって走っているとき、妻が、<あなた、くるまをとめて!ひとが湖に浮かんでる!>といいます。くるまをとめると、妻はくるまから出て、白波の押し寄せる湖を見ていました。<こんなときに、泳いでいるみたい・・・>といいますので、筆者も、くるまの窓から確認・・・。どうやら、押し寄せる白波でサーフィンを楽しんでいるようでした。台風18号の強風で押し寄せる波でサーフィンをするひともいる・・・! 近くにとめてあったくるまの番号は、会津ナンバーでした。まあ、溺死体でなくて、よかった・・・。

コメント

台風18号による稲の倒伏・・・

2017年09月18日 |  2.猪苗代湖南









そのあと、いつものルートで、湖南の赤津村と福良村の田の様子を見てまわりました。台風18号の爪痕は、いたるところにありました。

農道で写真を撮っていたとき、台風のあとの田で畔の草刈りをされている方が目にとまりました。筆者、軽トラで近くまで行って、軽トラから下り、その方に話しかけました。

筆者:他の田はいっぱい稲が倒れているのに、おじさんの田だけなぜ倒れていないのですか?
農家:倒れているのはあきたこまちだ!この田は、ひとめぼれだ!ここらでは、ひとめぼれは晩稲になるから、まだ実が十分入ってねえんだ、だから、倒れねえんだ!
筆者:・・・?
農家:肥料に、〇〇やってるから、そのせいかも知んねえなあ。ところで、あんた、どこから来たんだ?
筆者:小枝町です。
農家:小枝町?ああ、あんたのことならよく知ってる。遠くから湖南にやってきたひとだべえ?Watanabeさんから、ここらのもんが質問しねえような質問をしてくるひとは、小枝町のあんただって、聞かされてんだ!ここらの田は、10軒の農家でやってんだあ!みんな歳をとって、つくれなくなって、できるひとに頼んでんだ!一番少ないひとで10町、多いひとで20町つくってる!

そのあと、その専業農家のAbeさん、筆者にいろいろ教えてくださいました。とても痛快な話し!<楽しみながら米作ってる!>とうれしそうに話しをされていました。どうやら、WatanabeさんとAbeさんは、同学年らしい・・・。Watanabeさんも楽しそうに米をつくっておられるから、これからの湖南のコメつくりを担って行かれる専業農家の方なのでしょう。

台風で傷ついた稲の姿を見ることも大切・・・!どうしたら、稲を倒さないで、稲を傷つけないで、米を収穫することができるか、考える手立てになります。



稲が台風の強風で倒れる原因のひとつが、上の写真・・・。稲つくりの教科書に出てくる典型的な倒伏の仕方をしています。出穂40~15日前の窒素の肥効が強すぎたときにこんな倒れ方をするそうですが、化学肥料はいつ肥効があらわれるかほぼ決まっていますが、有機肥料の場合は、散布後いつ肥効が現れるかは定かではありません。有機肥料の種類、散布量、散布時期が不適合を起こす場合、プロの農家の田でもこのような倒伏が発生します。

しかし、筆者が着目するのは、真ん中の雨水が溜まってい部分・・・。田の中干しをするまえの溝切作業で作られた排水用の溝・・・。溝を切るときに、両脇のあきたこまち(?)の稲の根を切ってしまったのでしょう。あきたこまちの栽培は、コンバインで刈り取るので、コンバインが田の土の中に沈まないように、かなり早い時期から中干しをするのが常・・・。その場合、あきたこまちの根が垂直方向に延びる時期にその根を痛めてしまいますので、あきたこまちの根は、ただ横に広がるだけ・・・。ちょうど、河原の竹林の根のように・・・。上の写真の田の倒伏は、台風18号による被害というよりは、人為的な要因の積み重ねによる倒伏であるようです。

筆者、妻の実家の棚田の田に、ヒエとりにはいるときは、稲の根を切らないように配慮しながら足をすすめます。稲の根が切れるときは、稲の悲鳴が聞こえてきます。エンジン付きの溝堀機では、そんな稲の悲鳴も聞こえなくなるのかもしれません。

素人百姓の筆者の戯言に過ぎませんが・・・。

コメント

見せていただきました、湖南の赤津村のプロの農家の方の腕の見せどころ・・・!

2017年09月18日 |  2.赤津村の風景



妻の実家の棚田の田の、台風18号による、コシヒカリ、はえぬき、ひめのもちの倒伏状態を確認したあと、<ここらでは、反あたり10~12俵採れねえと採れたうちには入んねえ!倒れるか倒れないか、ぎりぎりのところまで窒素をやって多収するのが、ここらの農家の腕の見せどころだ!>と、素人百姓の筆者と妻をバカにする農家の田を見てまわりました。

筆者、<これが、反あたり10~12俵採れる、プロの農家の腕の見せどころか!>といたく感動させられました。やはり、プロはプロ! 素人百姓は、絶対に真似をしてはいけません。

台風18号・・・、今まで見えなかった、湖南の赤津村のプロの農家の方の見せどころを、はっきりと見せていただきました。さすが、自慢されるだけあって、見事なものです。今年は、反あたり12俵確実でしょう。

コメント

台風18号による、妻の実家の棚田の田の稲の被害・・・

2017年09月18日 |  2.微気象




今朝明け方まで、激しい風が吹き、雨が降っていました。

午前9:00頃、筆者のコンパクトデジカメをもって、妻の実家の田畑に向かいました。棚田の田は、ほとんど異常はありませんでした。一番上の写真は、一定以上雨量があった場合自動的に排水するための水位計とUV管です。コシヒカリの田には3箇所設置しています。水位計とUV管は、最初に水を張ったときに設置しています。今回の台風18号で倒れた稲は、しるしで囲んでいます。

2段目の左・中・右はコシヒカリ、3段目の左・中ははえぬき、右はひめのもちです。

今日、夕方まで、突風が吹いて、稲が倒れる可能性があるそうなので、妻の実家の棚田の田のコシヒカリ、はえぬき、ひめのもち、これから倒れる可能性なにきしもあらず・・・。


コメント