湖南村尻百姓記

65歳で、妻の実家のある湖南町に帰郷・帰農して山里暮らし・百姓暮らしをはじめた隠退牧師の日記

吾妻スカイラインのリンドウの花・・・

2017年09月14日 |  2.野の花と雑草







今日、気分転換に、吾妻スカイラインをドライブしたとき、妻が見つけたリンドウの花・・・。リンドウは、どちらかといいますと、とても質素な花・・・。

リンドウは、妻の実家の棚田の田の東側にある雑木林のなぞえにも咲いていますが、なにとなく、いじけて咲いている感じがします。しかし、吾妻スカイラインのリンドウは、のびのびと咲いているような気がしますが、筆者の錯覚でしょうか・・・?

出所不明の歌詞を、<月よりの使者>の調べで口ずさみながら、筆者のコンパクトデジカメのシャッターを押し続けました。

<白樺ゆれる高原に
リンドウ咲いて散るという 
君ゆえ歩む他国の空の
雲の流れに明日を知る・・・>

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棚田の田の畔に2種類のタンポポ・・・

2017年05月14日 |  2.野の花と雑草

標高550mの湖南高原の、妻の実家の棚田の田で、有機栽培・無農薬栽培で、コシヒカリとはえぬきを栽培するようになって、今年で4年目・・・。

その間、<農薬>は、一切使用しませんでした。そのためか、妻の実家の棚田の田・・・、いろいろ変化が目立つようになりました。

1.カエル・トンボ・クモの種類と数が増える
2.トウホクサンショウウオやアカハライモリ、ドジョウなどが棲息
3.ゲンゴロウ・タガメ・ミズスマシが棲息
4.畔や土手の雑草が背丈の低いものに移行
5.西洋タンポポに占領されていた場所に日本タンポポが目立つようになったこと
6.紫色の花の咲くツユクサが増えていること
7.病害虫が発生しにくくなったこと

湖南の赤津村の田の畔に咲くタンポポは、八重咲きの大きな花の西洋タンポポですが、この西洋タンポポ、農薬に強い品種です。西洋タンポポは、地下100~150cmまで根をはりますので、除草剤に耐えて生き残ることができるそうですが、そういう意味ではな、西洋タンポポは、農薬・除草剤に強い野の花になります。逆から見ますと、西洋タンポポが咲いている田の畔は、除草剤が振られている場所・・・。

日本タンポポは、農薬・除草剤に弱いので、農薬・除草剤を振りますと、すみやかにその姿を消してしまいます。しかし、妻の実家の棚田の田の畔や土手、西洋タンポポとはまったく異なるタンポポが咲き始めました。妻は、<こどものころよく見たタンポポ!>であるといいますので、農薬・除草剤を使用しない田の畔や土手に、日本タンポポが復活したのかもしれません。

有機栽培・無農薬栽培の米つくり4年目・・・。棚田の田の様相が、それまでの3年間とは、異なってきたのが実感させられます。

昨年、ハス田からビオトープへ移植した備中レンコン、今年は、24本、もう芽が出ています。今年は、ビオトープで、2種類のスイレンの花だけでなく、備中レンコンの花も見ることができるかもしれません。自家消費用の備中レンコンも収穫できるかも・・・。温水田は、トラクターで耕しましたので、芽が出るのが少し遅れていますが、そのうち出てくるでしょう。

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清楚なミズバショウの花のつぼみ・・・

2017年03月31日 |  2.野の花と雑草

郡山からの帰り、逢瀬公園の側を通りますが、今日、妻が、逢瀬公園によって行きたいといいます。

新聞・テレビで、逢瀬公園のミズバショウの花がさきはじめたと報道されていたとかで・・・。逢瀬公園は、かなり広い公園なので、まず、駐車場の案内板を見て、池・湿地帯を探しました。すると、駐車場の奥の下に池が描かれていましたので、そこの直行・・・。

池には、清楚な、白いつぼみをつけたミズバショウの花の姿がありました。筆者と妻、<山口の羅漢高原のミズバショウのイメージがある池・・・>と同じだと思いました。ミズバショウの若々しい緑色の葉と、白色のつぼみ・・・。それを見て元の場所に戻るとき、目にとまったのが、クリスマスローズの群生・・・。逢瀬公園のクリスマスローズ、もう咲いて終わったのか、これから咲くのかわかりませんが、筆者、妻に、<クリスマスローズ、群生するの?>と尋ねますと、妻は、<西欧では、クリスマスローズは群生しているのが普通みたい・・・>と話していました。

筆者と妻と同じ年代のご夫婦が、上の道を歩いていましたので、筆者、ミズバショウの咲いている方を指さしながら、<ミズバショウ、きれいですよ!>と話しかけますと、そのおくさん、<ミズバショウがどこに咲いているのかわかりませんでしたので、山の上まで、ぐるっとあるいて降りてきたところです・・・>と話しておられました。逢瀬公園、春夏秋冬、いろいろな花が咲きますが、駐車場の案内板には、詳しい地図と鑑賞できる花の絵が描かれていますので、まずは、案内板を見てから・・・。

妻が、<馬入新田のミズバショウも見て行きましょう>といいますので、湖南の馬入新田にくるまをはしらせました。しかし、馬入新田の駐車場の入口は、除雪した雪が積み上げられていて中に入ることはできませんでした。ミズバショウが咲く湿原も数10cmの雪に埋もれていて、湖南のミズバショウは、3週間ほど遅れそうです。

筆者の妻のイメージは、ミズバショウの白い花かな・・・。ミズバショウの花、妻と結婚して39回目の結婚記念日、天地を創造し、生きとし生けるものをつくってくださった、主なる神さまの、筆者と妻に対する結婚祝いの花なのかもしれません。

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2月下旬には、土筆の姿を見ることができました・・・

2017年02月21日 |  2.野の花と雑草



山口に棲息していたときには、2月下旬になりますと、日当たりのいい庭の一角につくしが顔をのぞかせていました。

日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の庭に咲いていたタンポポは、昔ながらの日本のタンポポでした。しかし、妻のふるさと・湖南では、昔ながらの日本のタンポポは絶滅したようで、農薬・除草剤に強い、西洋タンポポがいたるところにはびこっています。

湖南のたんぼの土手や農道際に咲くタンポポは、環境破壊のひとつのしるし・・・。そこに生える、タンポポ・・・。食べることにためらいがあります。農薬漬けですから・・・。妻の実家の棚田の田、畔、土手、農薬・除草剤は散布しませんので、そろそろ食べることができるかもしれません。

福島の米や野菜・・・、放射能汚染だけでなく、残留農薬も心配・・・。湖南の米や野菜は、他の地域と比べて、放射能汚染は、関東諸県なみ・・・。しかし、使用されている農薬の種類・散布量をみていますと、残留農薬が心配になってきます。

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農業用水路でみつけた野生のリンドウ・・・?

2016年10月01日 |  2.野の花と雑草

昨日、妻が、農業用水路で見つけた野生のリンドウの花です。

花弁の色から判断しますと、花の盛りを過ぎて散り急ぐリンドウ・・・?

筆者と妻が30年間棲息していた山口の自然と、福島の自然を比べますと、山口の自然の方がきれいだったような気がします。

農道や林道、山間の道をくるまで走っていても、きれいな野生の花を見ることができました。山口でも福島でも同じように農薬や除草剤が散布されているのでしょうが、その散布量・・・、山口より福島の方がはるかに多いのではないでしょうか・・・?

野生の草花もなにとなくいじけて咲いているような気がしないでもありません。

妻のふるさと・湖南の赤津村で、いつみてもきれいだなと思う野生の花は、トリカブト・・・。毒気をもった花だけが、美しく輝く世界・・・?

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あなたからはじめて木の名前を教えてもらった・・・

2016年05月27日 |  2.野の花と雑草

この前、郡山に買い物に出かけた帰り、農道を走っているとき、妻が、<あなた、アカシアの木、知ってる?どんな花が咲くのか知ってる?>と問いかけてきます。

筆者、<知ってる!琴浦西中学校の校舎と校舎の間の中庭、何本か大きな木が植えてあって、渡り廊下をはさんで、合歓の木とアカシアの木があった。2階の教室から、アカシアの花を見ていたから、間違いないと思う。木には、アカシアという名札がぶら下がっていたから・・・>と答えますと、妻は、<それなら、記憶にまちがいないわ・・・>と話していました。

木・草・花・虫・蝶・小鳥・・・、筆者の妻、博学・・・。山口にいるとき、羅漢高原や恐羅漢にドライブしたときは、いつも、その季節季節の木・草・花・虫・蝶・小鳥の名前を教えてもらっていました。筆者が妻に教えることはほとんどなにもなし・・・。そんな妻が、アカシアの木とアカシアの花を知らなかったとは・・・。

<アカシアなら、さっきも花が咲いてたよ。>とはなしているときに、目の前に大きなアカシアの木が・・・。白い花をつけていました。筆者が、<あれが、アカシアの花・・・!>と指差しますと、妻は、<あなたとであってから、はじめて、あなたに木の種類を教えてもらったわ・・・。アカシアの花って、とても地味な花なのね・・・。もっとあでやかな花なのかと思ってたわ・・・>と話していました。

筆者、ドライブするとき、よく、<赤いハンカチ>という石原裕次郎の歌を歌います。

1.アカシアの 花の下で
  あの娘がそっと 瞼を拭いた
  赤いハンカチよ
  怨みに濡れた 目がしらに
  それでも涙は こぼれて落ちた

2.北国の 春も逝く日
  俺たちだけが しょんぼり見てた
  遠い浮雲よ
  死ぬ気になれば ふたりとも
  霞の彼方に 行かれたものを

3.アカシアの 花も散って
  あの娘はどこか おもかげ匂う
  赤いハンカチよ
  背広の胸に この俺の
  こころに遺るよ 切ない影が

妻に、<アカシアの花>と<赤い>色を連想させたのかもしれませんね・・・。

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ひずるという草・・・

2016年04月23日 |  2.野の花と雑草

妻の実家の段々畑の堆肥置き場に、ある雑草がはびこっていました。

筆者が、<ひずるが増えたね・・・>と妻に語りかけますと、妻は、不思議そうな顔をして、<これ、ひずるっていうの・・・? ひよこのエサにする草でしょう?>といいます。

筆者も、こどものろこ、このひずるをとって、ひよこに食べさせていたことがあります。ひよこが食べる草をひよこ草とも呼んでいましたが、よく使うのはこの<ひずる>・・・。

そいれで、今日、<阿波の方言集>・<信州の方言集>・<児島の方言集>で検索してみますと、ひずるが見出しに出てきたのは、<児島の方言集>だけ・・・。どうやら、筆者の生まれ故郷、倉敷市児島にいるときに、身につけた方言であるようです。

せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろはるのななくさ・・・。せりなずなごきょうひずるにほとけのざすずなすずしろはるのななくさ・・・、とは聞いたことがないので、筆者の頭の中では、<はこべら>と<ひずる>は、別の草になっていました。

インターネットで<はこべ>の方言を検索してみますと、

ツルハコベ:伊豆八丈、木曾、愛知、岐阜
ツレヅレグサ:岡山・都窪
ハコベズル:愛知・東春日井
ヒジリ:島根、山口、広島
ヒズー:鳥取・西伯
ヒズル:雲州、新潟、兵庫、島根
ヒズリ:岡山、石州、芸州、勢州、兵庫、島根、広島、山口、香川、大分
ヒョズル:岡山
ヒンズリ:丹波・京都
ヒンツル:越後
ヘズル:岡山、島根、愛媛
ヘンズル:若州
マイズル:岡山・備前
ユズル:岡山・久米

<はこべ>の方言の多様さは、岡山が抜群・・・。同じ岡山県でも、市町村によって方言が異なるようです。筆者が使っている<ひずる>は、岡山・児島の方言・・・。

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千手院のカタクリの花を見に・・・

2016年04月14日 |  2.野の花と雑草

今日、郡山からの帰り道、小枝坂の登り坂に入る手前で左折、千手院の方にくるまを走らせました。

妻は、一瞬、思い出したように、<あ!カタクリの花を見に行くの? うれしい! わたしすっかり忘れてたわ!>と大きな声で話していました。千手院の<種蒔き桜>はまだつぼみのままですが、黄水仙・レンギョウ・コブシなどの花がきれいに咲き誇っています。

千手院は、真言宗の寺・・・。湖南で、自然に囲まれた、最も風情のある寺のひとつです。駐車場にくるまをとめて、カタクリの花の咲いている、山のなぞえの方をみますと、うすむらさきのカタクリの花が咲いているのが見えました。近づいてみますと、カタクリの花は今が満開・・・。つぼみは数えるほどしかありませんでした。

千手院のカタクリの花を見に行くのは、今年で4回目・・・。この3年間、妻が見たカタクリの花は、咲き終えたころ・・・。満開のカタクリの花を見ることができたのは、今年がはじめて・・・。妻は、携帯で写真におさめていましたが、山口にいるときは、カタクリの花を見るために、羅漢高原までドライブしました。高佐郷へ行く途中にも、カタクリの花を見ることができる公園がありました。カタクリの花が咲き終わると、今度はミズバショウの季節・・・。筆者と妻、ミズバショウをみるために、羅漢高原を尋ねました。

しかし、妻の実家のある湖南に戻ってきますと、小枝坂のふもとにある妻の実家からこの小枝坂を越えるとすぐ右手に千手院、その季節にはカタクリの花の群生を見ることができますし、隣村の福良村の馬入新田までくるまを走らせますと、ミズバショウの群生地があります。今年は、はやめに行って、ミズバショウのつぼみと、木にのぼるモリアオガエルの写真をとってみたいと思っていますが、いままでは、農作業に追われて、その時間的ゆとり、精神的ゆとりを持つことができませんでした。

しかし、帰農後4年目に入った今年は、満開のカタクリの花を見ることができたし、ミズバショウやモリアオガエルの初期の状態を見ることができるかもしれません。

筆者と妻が、人生の晩年に棲息することになった湖南高原は、山口の羅漢高原と同じ・・・。湖南高原は、標高550m・・・。羅漢高原は、標高900m・・・。しかし、湖南高原は緯度が高いので、福島の湖南高原と山口の羅漢高原は同じ自然環境・・・。妻のふるさと・湖南に身を置いて生きるということは、山口の羅漢高原の山郷で暮らしていくのとほとんど同じ・・・。

筆者と妻、カッコウやほととぎすの鳴き声を聞くために羅漢高原にドライブしていましたが、湖南高原の妻の実家の棚田で農作業していると、カッコウやホトトギスの鳴き声が聞こえてきます。クマもいるし・・・。

福島の湖南高原=山口の羅漢高原・・・?

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トリカブトが化粧品の材料・・・?

2016年02月18日 |  2.野の花と雑草

今日の夕方、BSで<刑事コロンボ>を見ていましたら、トリカブトが出てきました。

コロンボの話しでは、トリカブトも化粧品の材料になるのだとか・・・。夕食をとりながら、妻にその話をしますと、<なにかの聞き間違いではないの?トリカブトが化粧品の材料になるなんて、信じられない・・・>といいます。

それで、食後、インターネットにアクセスして、<化粧品・トリカブト>で検索しましたら、化粧品の材料としてトリカブトを使用している関連記事が多数ヒットしました。

< トリカブトから生まれた化粧品。血行促進で肌トラブルを解消! − 加工ブシエキスが血行を促進し、シミ・シワ・くすみ等を改善>。
<厚生労働省にて使用を認められている・・・トリカブトの子根を無毒化した生薬・・・として、更年期障害や鎮痛・強心などの漢方薬に使用されています。・・・末梢血管での血流を促進して、細胞に栄養と酸素などのエネルギーを供給し、老廃物を取り除き細胞の新陳代謝を高めるます。細胞を健康にしてアンチエイジング・美白を目指した美白美容のクリームとローション・・・>。

湖南町赤津村は、トリカブトの自然の群生地・・・。化粧品会社に販売すれば、村起しになるのかもしれません。もちろん、老後の楽しみとして自給自足の田舎暮らし・山郷暮らし・百姓暮らしをしている筆者と妻、そのようなこころみにかかわることはありませんが・・・。

ついでに、トリカブトの無毒化の方法について検索しましたら、<加熱と加水分解>によって簡単に無毒化できるのだとか・・・。問題は、<加熱と加水分解>する作業中に、直接、手に触れたり目に触れたりすると、皮膚や粘膜経由でトリカブトの毒が体内に入り心臓が停止したり失明したりする危険性があととか・・・。トリカブトは、触れないのに限ります。

妻の実家の畑の土手に生育するトリカブトは、花が咲く前に、刈り払い機で刈り取ることにしています。

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妻の実家の棚田は秋の花・・・

2014年08月08日 |  2.野の花と雑草

今朝、妻の実家の棚田へ、妻と一緒に行ったとき、棚田の山側の農業用水路の土手に、秋の花が咲いていました。

妻の話では、薄紫の、小さなツリガネソウのような野の花は、<フクシマシャジン>、淡紫色の<オオバキボウシ>、紫色の<コバキボウシ>、白色の<ヤマユリ>、ピンク色の<カワラナデシコ>、そして、薄紅紫の<ハギ>の花・・・、夏の野の花と秋の野の花が混在して咲いているといいます。

湖南の短い夏を象徴しているとか・・・。

それらの花にとまっているのは、アカトンボ・・・。緑色の葉に、アカトンボの赤は目立ちます。今、真夏の会津布引山(会津布引高原)では、トンボが群れをなして飛んでいます。夏が終わり秋が来ると、そのトンボたち、里(湖南町赤津村)にまで降りてきて、田の稲の上を飛び交います。妻の実家の棚田も、標高540mの高原にありますので、アカトンボ、田に住み着いているようにも見えます。

湖南の短い夏・・・、妻の実家の棚田で、アカトンボや、アキアカネ、ミヤマアカネが群れをなして飛んでいる姿を見ることができるのも、そんなに遠い先のことではないでしょう。夏と秋とが駆け足で過ぎ去る湖南町赤津村・・・、妻の実家の棚田のコシヒカリ、倒伏することなく実を結んでくれるといいのですが・・・。
  

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真夏日に、一日草取り・・・

2014年08月01日 |  2.野の花と雑草

今日は一日、草取り・・・。

妻の実家の棚田の温水田とハス田の水草を除去しました。それから、1畝の苗代田の草取り・・・。こちらは、田畑転換して、キュウリ・インゲン・枝豆・トウモロコシ・小松菜・チンゲン菜・京菜・ほうれん草などを作付しています。

妻の実家のおかあさん、<苗代田は、いつも湿気てるので、野菜は何もできねえ!>といいますが、田畑転換するために、苗代田の取水口を閉鎖、あらたに排水口を設置して、雨水も溜まらないようにしました。今では、湿気るどころか乾燥気味です。

妻の実家のおかあさん、昨日、苗代田を見に行ったのですが、筆者が、<いろいろ野菜を作ってるべえ!>と語りかけますと、<知らねえ!何も植えてなかった!うそつくでねえ!>といいます。しかし、<オラがまいたほうれん草だけは芽を出してた!>とうれしそうでした。おかあさんの目には、筆者と妻がつくっている野菜は目に入ってこないようです。

おかあさんが種をまいたほうれん草、これからどうなることやら・・・。昨年も、芽が出たらそれで満足してあと、水やりをしませんでした。その上、ほうれん草が2~3cmのとき、サクリを切ってどっかどっかと土をかぶせましたので、ほうれん草はそのまま大きくなりませんでした。

今回、ほうれん草の種まきは、一面ばらまき・・・。サクリを切ることはほとんど不可能です。真夏日での田・畑の草取り、山口の暑さとは全然違いますので、1日草取りをしていても、熱中症になる可能性はほとんどありません。

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生きている植物の四季・・・

2014年06月04日 |  2.野の花と雑草

この前、郡山地方史研究会の総会があった日、元湖南史談会会長の秋山雄記先生と一緒に、古書店に立ち寄りました。

そのとき、店頭の100円コーナーで見つけた北川政夫ほか著『生きている植物の四季』、出版されたのは、1958年3月・・・。まだ、農薬や除草剤が出回る前の時期に執筆されたもの・・・。田・畑の雑草の生態について、要領よくまとめられていますので、筆者がこれまで目にしてきた雑草に関する本の中でも珠玉の作品・・・。この本は、<中学校、高等学校の教官、生徒の教材として役立つよう用意したもの>だそうで、<生態学的および分類学的見地から、これを季節の移り変わりとともに具体的に記録説明した>ものです。

ただ、気になる文章が・・・。<昔から百姓の夢は、何とかしてこの苦しい人力による除草をしないで薬剤による除草の方法はないものかということであった・・・。ところが第二次世界大戦後、この夢を実現してくれる除草薬がアメリカで作り出された。24-Dがそれである>。

この<百姓の夢>・・・、各種除草剤が開発されることでほんとうに実現することになったのか? 筆者の妻曰く、<除草剤をまいても、草が刈れるのは一時・・・。またすぐ以前にもまして強い草が生えてくるわ。百姓の夢は、いつまでたっても夢・・・。>

妻の実家のある、湖南町赤津村でも、田畑の草を刈り払い機で除草するのは、少数者・・・。大半は、除草剤を散布しています。枯れて、茶褐色になった土手や畝、農道の雑草・・・、農家の方々の話しでは、<きれいに枯れたね、なんの除草剤使ってんだ。オラもまいてみよう・・・>。<きれい>とはどういう状態のことをいうのか、筆者、なかなか理解することができませんが、要するに、除草剤によって枯れたり枯れなかったりまだら状態にならず、雑草が全滅した・・・ということを意味しているのでしょうか?

<雑草を刈り払い機で刈ったって、油代ばかりかさんで一銭の得にもなんねえんだぞ。補助金でも出してくれれば喜んで刈るけれど、そうでなければ、楽して除草するのは人間の本性だべえ!>

『生きている植物の四季』が出版された時代・・・、全国の小学校でこんなことも教えられていました。<現代の科学技術の進歩ははなはだしい。やがて、人間が食べるコメも石油から合成される日がやってくる。そのとき農業という過酷な仕事から農民は解放される・・・>。これは、<百姓の夢>ではなく、<食糧生産の夢>・<農政の夢>であったようです。夢破れて荒廃した山河あり・・・。今は、農薬・除草剤は静かに深く浸透し、荒廃した山河も目立たなくなりましたが、大量に使い続けられる農薬・除草剤、百姓・食糧生産・農政の現場を根底から切り崩している現実に変わりはない・・・。

中国共産党に指導されて展開されている中国の環境破壊と農業の遅るべき現実・・・、中国は日本よりはるか先に進んでしまったようです。

筆者と妻、生きとし生けるものとの<同棲同類>(高村光太郎の詩の1節)を大切にしたいので、湖南町赤津村での山里暮らし・田舎くらしのなかで農薬・除草剤を散布することはありません。赤津村のプロの農家の方々から、<おめえは馬鹿か!>と罵倒されようとも・・・。
  

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