ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

さよなら、僕のマンハッタン

2018-04-13 23:52:27 | さ行

 

「ギフテッド」マーク・ウェブ監督が

「(500)日のサマー」以前に惚れ込んだ脚本だそうです。

 

「さよなら、僕のマンハッタン」68点★★★☆

 

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NYに生まれ育ったトーマス(カラム・ターナー)は

親元を離れ、自分探しの真っ最中だ。

 

出版社を営む父(ピアース・ブロスナン)は

「うちの会社で働け」と言うけれど、素直に受け入れることはできない。

 

そんなある日、トーマスは

アパートに越してきた中年男性(ジェフ・ブリッジス)に話しかけられる。

 

一見、妖しげだが、話を聞いてくれる彼に

トーマスは親にも言えない悩み――好きな女の子のこと、しかし彼女には彼氏がいること

ゆえに自分は人生が八方ふさがりなのだー―と、打ち明け始める。

 

そんなトーマスは、さらに驚くべきことを知ってしまい――?!

 

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ウディ・アレンを思わせる

ニューヨーク舞台の青春ドラマ。

 

かつてアート&カルチャーの発信地として盛り上がり、

しかしいまは、ちょっと“旬をはずした”感じのニューヨークの

もやっとした感がおもしろかった。

 

主演は「ファンタスティック・ビースト」続編出演のカラム・ターナーで

やわ~な感じのメガネ男子っぷりはなかなかいいし、

オチに向かって明らかになる、彼の秘密など

主軸の話は悪くない。

 

でも、なんというか

素材はよくある感じなんですよね。

不倫とか、父子の不仲とか。

 

だからもひとつ、響いてこなかったのかな……。

 

それに

いまどき、こんなに出版業界って羽振りがいい?とか

作家のステイタスって、こんなに高い?とか

そういう部分に、ちょっと懐古主義的な感じがしてしまった。

 

でも

NYが好きで、「いま」の現地の感覚を共有できる方、そして

音楽好きの方には、別に響くツボがあるんだと思います。

 

★4/14(土)から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開。

「さよなら、僕のマンハッタン」公式サイト

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