ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

GONZO~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて~

2011-02-19 16:50:42 | か行
ジョニー・デップが心酔している
人物だそうで

彼がナレーションをやってます。


「GONZO~ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて~」63点★★★


1960年代に
かの「ヘルス・エンジェルス」
同行取材で名をあげ

70年代には
大統領選取材などで活躍した
ジャーナリスト“GONZO(ゴンゾー)”こと
ハンター・S・トンプソン。

彼のインタビューや
彼を知る人の証言で構成された
ドキュメンタリーです。


GONZO=ゴンゾーとは
“ならず者”という意味。


私は知りませんでしたが
トム・ウルフなんかと近いらしい。
(映画にトム・ウルフも出てる!)


ジョニー・デップ主演
「ラスベガスをやっつけろ」(98年)
(これは見てる。確か)
の原作者でもあります。


自ら対象に飛び込みレポートする
当時新しいタイプの
ジャーナリズムを確立した人物だそうですが


まあ見てると
ねつ造記事で対立候補を蹴落としたり
取材と称して
ラスベガスで遊びまくったり


けっこう、やり方、唖然(笑)

でもこれも
60年代~70年代という
あの時代が欲した
パワーだったのかもしれないですねえ。


『Time』誌のバイトから
スタートした彼が

好きだったフィッツジェラルドの
『華麗なるギャツビー』を何回も書き写し
独学でライターなった、というくだりなんて

ちょっと、グッときた。

しかし死んでから
そういうのバラされちゃうのも
恥ずかしいもんだなあ(笑)


そんな彼が
有名になるに従って
自分の作ったイメージに囚われ

さらに
興味を持てる対象を失い
書けなくなってしまう――という顛末には
感じ入るものがありました。


ジャーナリストの立ち位置や
匿名性ということについて

けっこう考えさせられた。


当時のアメリカの政治やカルチャーの
背景をよく知ると
もっと深く入れるかもしれませんね。


しかし
“ならず者ジャーナリスト”って
よく考えるとすごいネーミング(笑)

わしも
“辻斬りライター”とかにしようかな。


★2/19からシアターN渋谷、シネマート新宿ほかで公開中。

「GONZO」公式サイト

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2 コメント

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番長は (三本毛)
2011-02-23 03:45:04

辻斬りってより
ジャイアンだよね、やっぱり。

お前のものはオレのもの
オレのものはオレのもの
あ~ (ぽつお番長)
2011-02-27 23:59:32

いま花粉症でくしゃみ連発。
腰にきてるんで

この
バランスチェア、いただいてくわ。

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