英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

将棋雑記 2023年7月19日

2023-07-19 11:32:26 | 将棋
棋聖戦、藤井防衛 4連覇
 藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将)が佐々木大地七段に勝利。3勝1敗で棋聖位を防衛した。4連覇を達成。これで、タイトル戦の番勝負は、16期全勝(獲得または防衛)。
 強い!
 第1局からの手数は、113手○、111手●、107手○、84手○…藤井から見た勝敗。ちなみに王位戦は、97手○、98手○。
 1局110手だとすると、互いの指す手は55手。藤井七冠はこの55手で1.5回ぐらいしか間違えない。渡辺九段、豊島九段、羽生九段、そしては3回ぐらい間違える。もちろん、大体の平均的印象で、藤井七冠とて3回間違えて敗北することはある。
 でも、大概は1回か2回しか間違えない。なので、対戦相手が有利に進めていたり、互角の戦いをしていても、結局、藤井七冠が勝ってしまう……そんなパターンだ。後者(互角→勝利)は、いわゆる“藤井曲線”の勝利パターンだ。
 佐々木七段なら、“もしかすると”という観測もあったが……。
 王位戦は0勝2敗と苦しい星勘定だが、まだ、わからない。次局を勝って、藤井将棋に対して、小さな穴を開けることができれば、勝機も見えてくるかもしれない。

竜王戦決勝トーナメント、ベスト4決まる
 準決勝の組み合わせは、稲葉陽八段(1組優勝)vs伊藤匠六段(5組優勝)、羽生善治九段(1組2位)vs永瀬拓矢王座(1組3位)。
 稲葉八段は、1組優勝による大シードで、ベスト4からの参戦。
 伊藤六段は、出口六段(6組優勝)、大石七段(4組優勝)、広瀬八段(1組5位)を連破しての準決勝進出。
 羽生九段は、三浦九段(3組優勝)を破っての進出。
 永瀬王座は、豊島九段(2組優勝)を破っての進出。
 伊藤六段はこのまま決勝三番勝負に駆けあがりそう。もう一方の準決勝は、14勝6敗と永瀬王座が圧倒しているが、直近は2勝2敗。羽生九段が調子が良ければ、五分以上の勝機があると見る。

 この決勝トーナメントだが、低い山で4~6組の優勝者がつぶし合うので、4~6組参加者で一人しか3回戦(ベスト9)に進出できないシステム。4~6組まとめての予選となっている。
 以前も疑問を唱えたが、後日、改良案を提示する予定。

無敗対決!西山女流三冠ー今井女流1級
 この対局を前にして、西山女流三冠は14連勝(対男性棋士を含めると16連勝)、今井女流1級は女流棋士へ転向後7連勝。まさに、無敗対決。
 西山女流三冠の連勝中には、里見女流五冠との対局はない。如何にこの二者が抜きんでているか分かる。二人を追う加藤女流四段、伊藤女流四段も相当強いが…
 今井女流1級は元奨励会1級で、2023年2月1日に女流1級で女流プロ入りしている。7連勝には、香川女流四段、岩根女流三段、渡部女流三段、千葉女流四段に対する勝ち星も含まれている。
 この将棋、大激戦となり、西山危うしの局面もあった。

 西山女流三冠は、この後、清麗戦第一局で里見清麗に敗れ連勝はストップしている。


“余計なお世話的” 羽生九段へのアドバイス
 やはり、夕食休憩付近で将棋が変調になり、形勢を損なうことが多い。
 1時間を超える長考で、形勢を損ね、残り時間も脳エネルギーも少なくなる……という悪循環。
 どうせ1時間消費するなら、20~30分は”ぼ~”として頭を休め、その後、リフレッシュした脳と新たな視点で局面に臨んではどうだろうか?
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NHK 『日曜討論』 【新型コロナ感染拡大は 「5類」移行でどう向き合う】(新型コロナウイルス「その156」)

2023-07-17 17:11:33 | 時事
『日曜討論』
【新型コロナ感染拡大は 「5類」移行でどう向き合う】
 放送日: 2023年7月16日
「5類」移行後の感染拡大への対応は?知事と専門家が徹底討論▼動き出した経済・観光・・・対策はどこまで?医療現場の現状は?▼コロナ禍3年半の教訓と課題は?

【出演者】
尾身 茂……新型コロナウイルス感染症対策分科会会長
坂本 史衣……聖路加国際病院 感染管理室マネージャー
髙口 光子……元気が出る介護研究所代表
中空 麻奈……BNPパリバ証券GM統括本部副会長/経済財政諮問会議議員
村井 嘉浩……宮城県知事



《感想》
・もう少し、現状のデータ…《感染状況》《重症化率》《沖縄など感染拡大している地域の感染状況や病床使用率》など提示してくれるのかと思ったが、期待外れだった(全数把握をやめたので、仕方がないとは思う)
 それにしても、5類移行後は、《知事(県の厚生機関)が、コロナによる死亡者数が把握できない》という状況には不安を感じた。
・番組の出だし、出演者のムードが現状をかなり肯定的に考えていた(経済を考えると、肯定的になるのは当然であろう)。介護の立場からも、肯定的だったのは意外だったが、過去の《施設入所者と家族の面会ができない状況》《感染防止のためによる現場のピリピリした雰囲気》によって、かなりの困難さがあったと思われる。
・出演者は、それぞれの立場で現状や考え方をきっちり述べ、他のメンバーはそれに理解を深めていた。なかなか、実りのある討論だった。


 で、《今後の観戦見通しや、それを踏まえての対策・施策がどうなのか?》が知りたかったし、番組キャスターも、その答えなどをいろいろ尾身氏に求めていたが………

 尾身氏は、その質問に対する状況や基本的な考え方などを、いろいろ提示して、概論的な考えを述べていたが………

 ………質問に対して一歩下がって、状況や考えを述べて、質問の主旨をぼやけさせて、当たり障りのないことを述べていただけだった。少しも回答になっていなかった


 尾身氏が拡散させた回答を、濃縮させてまとめると……
・第8波(2022年末~2023年初頭)は第7波(2022年夏)と比べて、感染者数はそれほどではなかったが、死亡数は多かった(しかし、厚労省のデータでは、第8波の感染者総数は、90,638 人で、第 7 波の約 1.4 倍の規模であり、過去最大規模)
・死亡数が多かったのは、高齢者の重症化率が高かったことによる(若い世代での重症化率は低い)
・しかも、重症化率が高くなったのではなく、データに現れない隠れ感染者が多く、それを含めて考えると、重症化率も低くなってきていた
・ただし、伝播力(感染力)は非常に強くなっている
・今後重要なのは、高齢者の感染者に対するケアをしっかりすることである

 しかし、実際には、その施策自体は全く進められていないようだ(尾身氏は何だかんだ言って、その状況をボヤカシていたが)
 現場の難点としては、感染力が強いので、他の患者と同室にはできないし、1室の病床数を少なくしなければならず、なかなか困難である



 私は、新型コロナに対しては、かなり慎重な意見を述べてきた。
 しかし、《感染法上5類に移行》したことに、反対ではない。5類、つまり、インフルエンザ並みの対処で良いのなら、それでよい。
 ただし、インフルエンザ並みにして大丈夫なのかの検証はしてほしい。移行前は、《移行して見ないと分からない》というのが本当のところだったのだろう。
 それは、ある程度仕方がない。しかし、移行後の経過をしっかり検証する必要がある。
 《感染状況は?》《重症化は?》《病床のひっ迫度は?》《救急搬送状況は?》……それらをしっかり検証して、「インフルエンザ並みの対処でよい」と言って欲しい。


 現に、少し前は、「前週比20%増」の感染データだったが、「先週は先々週と比べて、25%増」となってきている。
 1週間で20%増だと一か月で2倍、25%増だと一か月で2.5倍のペースである。

 1医療機関当たりの新規感染者数を全数把握の時のデータに換算したグラフがチラリと示されていたが、感染者の山の高さは、先週時点では。第7波や第8波の1/3ぐらいだった。それが、一か月後には2~2.5倍になるのだとしたら、第7波、第8波の7割~8割になる。
 そのことだけで、大騒ぎするのは早計だ(重症化率なども考慮すべき)。しかし、現状のままの対応で大丈夫なのだろうか?しっかり検証することを希望する。
 
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何か書かねば……

2023-07-16 21:27:09 | 日記
 群馬県桐生市(桐生観測点)で39.7 ℃など、猛暑、酷暑を通り過ぎて、“高熱”の一日だった。
 最高気温の9位タイ(3地点)でも、38.9℃。関東と比べると、福井などはぬるま湯かもしれないが、36.3℃で、冷房を切ってある部屋に入ると、息もできない暑さだった。
 甲子園の県予選は大丈夫だったのだろうか?

 ここ10日間はとても忙しかった。雨もかなり降ったり、雑用もいろいろあり、仕事も忙しかった。
 明日は海の日。飲食業関連の商売でありながら、昨日まで3連休だったことに気づかず、《なぜか忙しいなあ》と。
 ブログ記事もかけずにいたが、今日は書けるかなと思っていたが、暑さに加えて、ウインブルドンテニスのテレビ観戦で、寝不足気味(まあ、フェデラーがいないので、以前ほどは疲れない)もあり、録画しておいたドラマやスポーツを観ていた(とは言え、日中は有り難いことに、お客さんが来てくれるので、分断されて、感覚的にはボリュームアップ。

 明日も暑そう。更に暑くなるとの話も……
 そんな訳で、少し、文章を書いて、助走をつけておくことにした。
 一応、予定としては、旅行記の続きと、今朝のNHK『日曜討論』の感想を書くつもり。『アストリッドとラファエル 2』の感想も書きたいのだが、無理かも。

 この後9時から、TBSで出演者がやたら豪華なドラマが始まるらしい。
 これだけ揃えると、視聴率とれなかったら……プロデューサーや企画者のプレッシャーも大変なものだろう。

 ウインブルドン男子決勝は、楽しみなカード。(アルカラスの勝ちと見ている)
 
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伸びたまわし 照ノ富士-翔猿 2023大相撲名古屋場所3日目

2023-07-12 12:23:04 | スポーツ
 照ノ富士-翔猿は、照ノ富士に何度も勝機があった。しかし、何をしてくるか分からない翔猿を警戒して決めきれない。
 その内、徐々に体勢も体力も厳しくなり、敗れてしまった。

 この相撲で気になったのは、翔猿の伸びたまわし。
 照ノ富士の掴んだまわしは1枚のみ。所謂、”1枚まわし”。この1枚まわしは伸びやすい。この相撲も例に漏れず、胸のあたりまで伸びてしまっていた。ほとんど機能しない状態だった。
 この状態だけでは、“まわし待った”を掛けるかは微妙だが、この相撲の場合は、結び目がほどけてしまっていて、更に状態が悪かった。
 当然、“まわし待った”を掛けるべきなのだが、行司・伊之助は放置。結局、かなりの時間最悪のまわし状態で最後まで取り続けた。



 “まわし待った”を掛けなかったのは、なぜか?
①相撲を取るのに差し支えないと判断した
②結び目が解けていたことに、気づかなかった
③動きが止まらず、待ったを掛けるタイミングがなかった
④わざと掛けなかった
(これは有り得ないと思うが、可能性として)

 ①……胸のあたりまで伸びていて、"まわし”として機能していなかった。
 ②……胸のあたりまで伸びていたので、行司としては結び目の状態を注視すべきで、気づかないというのは、行司の技能不足である。
 ③……完全に動きが止まらなかったが、止めるタイミングは2,3度あった。

 この行司・式守伊之助は“軍配差し違え”が多い(他に、”疑惑の二”も有名)が、私が問題に感じているのは、《立ち合い不十分》と判断し、やり直しを命じることが頻繁にあったこと。素人の私の見解が間違っているのかもしれないが、やり直しすべきほど、呼吸が合っていなかったり、立ち合いの手のつき方が不十分だったとは思えないことが多かった。

 今回のまわしの対処は、問題にすべきであろう。


疑惑の二番【Wikipediaより】
2022年5月場所8日目 小結豊昇龍-大関正代戦
正代が豊昇龍を寄り倒さんとしたが、土俵際で豊昇龍が突き落とし、正代の足の甲が返るのがやや早かった。しかし伊之助の軍配は正代に上がり、物言いがつかなかったためそのまま正代の勝ちとなった。
同年同場所9日目 関脇若隆景-大関貴景勝戦
取組中に若隆景が右手を土俵についたように見えたが、行司も審判も止めなかったため、勝負は続行。その後若隆景が貴景勝を叩き込み、伊之助は軍配を若隆景に上げた。この一番でも取り組み後に物言いをつける者はいなかったため、そのまま若隆景の勝ちとなった。

上記の二番はその後すぐさま誤審騒動となり、問題となった。
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小田原・箱根・東京紀行 その8「都内乗り換え事情」

2023-07-11 22:02:54 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」の続きです。

 旅行を終えて既に3週間が経とうとしているのに、未だ、旅行記を書いている……おかげで、旅行気分が抜けない……


 箱根登山電車で小田原に着いたのが、2時20分頃。
 小田原から新幹線ひかりに乗車し、東京駅に着いたのが3時ごろだったと思う。
 時間に余裕があったので、一旦、丸の内中央口に出る。『鉄道捜査官』(主演:沢口靖子、原作:西村京太郎)気分を味わいつつ、ひと休み。

 2日目は、箱根登山バス(箱根駅伝)、海賊船(芦ノ湖)、ロープウェイ(大涌谷)、ケーブルカー、箱根登山電車、新幹線とバラエティーに富んだ交通手段に、ハイキング(箱根の森美術館)と盛りだくさんであったが、《スカイツリー登頂?》という大きな目的が残っている。
 そして、その目的を果たすのに、大きな難題が待ち構えていた。

・ICOCAを支障なく使いこなせるか?
・乗り換えをスムーズにこなして、押上(スカイツリー付近)まで午後6時までに到達できるか?

 「その4」で、「難題があったのだが、それは後ほど(「その5」か「その6」辺りで)」と書いたのが、これ。(「その8」になってしまったが)

 何しろ、「自動改札」でさえ、緊張する田舎者。何しろ、地元は最近まで、自動改札がなかった。それより、一段階進化した「ICカード切符」である。
 《青白く光る部位に、カードをかざす(置く? タッチする?)》という光景は、映像で観たことはあるので、その真似をすればよいのだろう。
 しかし、《どっちの面を向ければよいか?》《触れなければならないのか?かざすだけでよいのか?》など不安要素が心を覆う。
《バツ印が出て、ゲートが閉ざされる》のは嫌だ。

 【ICOCA:JRおでかけネット】によると、
01
自動改札機・簡易型自動改札機のカード読み取り部にICOCAを水平にして確実にタッチしてください
タッチ部が青く光っているときにタッチしてください。
自動改札機の乗車券投入口に入れないでください。カードが破損する恐れがあります。
02
「ピッ」または「ピピッ」などの音がします
自動改札機がカードの情報を読み取れない場合は、「ピピピピピ」と音が鳴り、ゲートが閉まります。
ディスプレイに「もう一度ふれてください」と表示されますので、再度、カード読み取り部にタッチしてください。


 《きちんと水平にしないとダメなの?》 《確実にタッチ》って??

 それに、「ゲートは通れたけれど、“ピッ”という音がしなかった。次は使えるの?」という質問に、「使えないことがある」という情報も。
 単に、次の人のICカードを使用するタイミングが早くて、音が鳴らなかっただけということもあるらしいし、きちんと読み取っていなくて「入場(出場)」したと認識されずに、次に使用する際に使えないという可能性もあるらしい。

 それから…
・入場(乗車)して、割と遠距離を乗った場合、残金が足りなくなって“×印”という可能性もあるのでは?……
・(多分大丈夫だと思うが、)ICOCA(JR西日本)が都内で使えるか?←2013年に交通系ICカード全国相互利用サービスが開始交通系ICカード全国相互利用サービスが開始
・私鉄は大丈夫なの?
 ……など、心配し始めると、キリがない。
 (実は、3日目も少し悩んだ事項がある・後述)

 実は、自動改札で“×印”の洗礼を受けたことは、これまでの東京旅行で、数回あったので、《そんなことで、都民は嘲笑をしない》ということも承知している。
 なので、大した問題ではない(でも、改札の流れが停止してしまうのは迷惑なんだろうなあ)。
 《嫁さんに恥をかかせたくない》……、いや、《嫁さんの前で失敗したくない》というのが本音

 
 ピッと音が鳴って、無事通過できた時は……嬉しかった。


 
 で、もう一つの難題は押上駅までの乗り継ぎ
 「東京駅からスカイツリーまでの経路」とかで検索したところ、一番上に表示されたのが
《東京駅~[総武本線]~錦糸町駅~[東京メトロ半蔵門線]~押上駅》。他のルートもあると思うが、よく分からないので、一番上のこのルートを信じて採用。

 実は、前夜(ホテルおかだ泊)にガイドブックでこのルートを確認したら、「総武本線」ではなく「総武線」となっていた。
 ……「総武本線」と「総武線」は違うの?もし違う路線で、全く違うところに行ってしまったら……
 でも多分、同じだろう……実際に東京駅に行けばわかるだろう。(今ネットで調べたら、『「総武線」と「総武本線」の違いとは?正式には「総武本線」だけしかない!』に詳しく書かれていた……詳しすぎて、分からなかった(笑))

 取りあえず入場して、「総武本線(総武線)」への”矢印”を探す…………
 ……………………(はっきり覚えていないが)、総武線への矢印が途絶えるのだ
 どういう事かと言うと……”路線記号”の「JO」横須賀・総武快速線、「JB」中央線・総武線各駅停車が使われていて、案内表示も「JO(横須賀・総武快速線)」という風になっていたところがあり、最初の“JO”しか目に入らなかったと思われる。何しろ《“JO、あるいはJB”=総武線》という思考回路がない。
 なぜ、”路線記号”を使用するのかと言うと……思うに、案内に日本語、英語、中国語、韓国語と4か国語で表記するので、略号を使用して字数を減らす為なのかもしれない。
 田舎者の私にとっては、《「総武本線」と「総武線」》、《路線記号》は障壁となってしまった。
 この難局を打開したのが、妻。
 「“JO”っていうのが、“総武線”なのよ!」(実際は、こんな標準語ぽくはない)
 「お手柄だよ。ワトスン君」(なんてしゃれたことを言う余裕はなかった・笑)

 ともかく、総武本線(総武線)に辿り着くことができたのだが、これが、超満員
 「キャリーバック」「錦糸町経由の列車」ということで、行き先がスカイツリーと言うのが見え見えだったが、この時は、窮屈さの中で立っているのがやっとという状態。周囲の目を気にする余裕はなかった。
 ようやく、錦糸町に到着(10分弱だったと思う)。
 今度は、東京メトロに乗り換えて、押上駅に行く……予定だったが……
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白玲戦 D級順位戦 ~最終局を前にしての状況~

2023-07-10 17:34:58 | 将棋
今回の記事は、矢内女流五段ファンである筆者のボヤキですので、スルーしてください。
しかも、長々と昇級の可能性について言及したのですが、当事者の川又咲紀女流初段の休場(2023年2月26日~2024年4月9日)によって、昇級者がほぼ確定していました。
未確定の一人は、中村女流二段ー堀女流1級戦の勝者。
記事のほとんどを書いた後、川又女流の休場に気づきました(“2024年4月9日”を2023年と思っていました)
でも、せっかくなので、記事をアップします。


【最終局を前にした状況】
10位 内山あや女流初段 6勝1敗  長沢女流四段(1勝6敗)
12位 大島綾華女流初段 6勝1敗  水町女流初段(4勝3敗)
5位 中村桃子女流二段 5勝2敗  堀 女流1級(5勝2敗)
7位 渡辺弥生女流二段 5勝2敗  川又女流初段(3勝4敗)
17位 堀 彩乃女流1級 5勝2敗  中村女流二段(5勝2敗)
26位 佐々木海法女流1級5勝2敗  岩佐女流2級(4勝3敗)
29位 鎌田美礼女流2級 5勝2敗  和田は女流1級(3勝4敗)
30位 木村朱里女流1級 5勝2敗  榊 女流2級(4勝3敗)
31位 梅津美琴女流2級 5勝2敗  斎田女流五段(2勝5敗)
32位 松下舞琳女流1級 5勝2敗  飯野女流初段(3勝4敗)
1位 矢内理絵子女流五段4勝3敗  中倉女流二段(3勝4敗)
4位 村田智穂女流二段 4勝3敗  相川女流初段(1勝6敗)
6位 高浜愛子女流1級 4勝3敗  山口仁女流2級(2勝5敗)
9位 水町みゆ女流初段 4勝3敗  大島女流初段(6勝1敗)
11位 山口稀良莉女流1級4勝3敗  上川女流二段(2勝5敗)

(順位は今期D級のランキング、成績の右の棋士名は最終局の相手、今季の成績)

 6勝1敗の内山女流初段と大島女流初段は昇級が確定している。
 5勝2敗で現在3番手の中村桃女流二段(ランク5位)と堀女流初段(ランク17位)戦が最終局に組まれており、この勝者が昇級。
 残り1枠は、5勝2敗の渡辺女流二段(ランク7位)が勝てば決定。
渡辺女流二段が敗れた場合は、残りの5勝2敗の女流棋士にも昇級の可能性が生じる(もちろん、勝つのが必須条件)。言わばキャンセル待ち状態となるが、その優先順位は、佐々木女流1級(26位)、鎌田女流2級(29位)、木村女流1級(30位)、梅津女流2級(31位)、松下女流1級(32位)の順。
 例えば、松下女流1級の場合、彼女が勝ったうえで、渡辺女流二段、佐々木女流1級、鎌田女流2級、木村女流1級、梅津女流2級がすべて敗れれば昇級となる。

 現在4勝3敗の女流棋士も昇級の可能性がないわけではない。ランキング1位の矢内女流五段は最終局に勝ったうえで、渡辺女流二段、佐々木女流1級、鎌田女流2級、木村女流1級、梅津女流2級、松下女流1級がすべて敗れるのが条件。さらに、村田女流二段、高浜女流1級、水町女流初段、山口女流1級までが昇級の可能性がある。名前の順に昇級条件が厳しくなる(高浜女流、水町女流、山口女流は、中村女流二段ー堀女流1級戦で中村女流が敗れるのが必須となる)。
 中村女流二段、渡辺女流二段、堀女流1級も敗れても、昇級の可能性がなくなるわけではない。
 キャンセル待ちの順番は、佐々木女流1級、鎌田女流2級、木村女流1級、梅津女流2級、松下女流1級、矢内女流五段、村田女流二段、中村女流二段(最終局に敗れた場合)、高浜女流1級、渡辺女流二段(最終局に敗れた場合)、水町女流初段、山口女流1級、堀女流1級となる。

 ……なぜ、こんな説明を長々と書いているのかというと、私の応援している矢内女流五段が前局で敗れたからだ。(勝っていれば、簡単な説明で済んだはず)
 今期、出だし2連敗。そこから、4連勝して自力昇級の状況にこぎつけた。残る2局は、石高澄恵女流二段と中倉宏美女流二段。勝利する可能性が高く、C級復帰(本当はB級くらいには在籍してほしい)は濃厚と思っていた。
 ところが、なぜ?
 石高女流二段は今年度(矢内戦前)1勝2敗、2022年度…6勝15敗(.286)、2021年度…7勝15敗(.318)、2020年度…3勝12敗(.200)という低空飛行。対戦成績も矢内女流の4戦全勝。
 負ける要素が見当たらないというのに……

 おかげで、上記のような絶望的状況。コインを投げるような確率5割と計算すれば、矢内昇級の確率は、矢内女流五段が最終局に勝利したとしても、渡辺女流二段、佐々木女流1級、鎌田女流2級、木村女流1級、梅津女流2級、松下女流1級がすべて敗れる確率……1/2の6乗……約1.6%
 しかも、渡辺女流二段、佐々木女流1級、鎌田女流2級、木村女流1級、梅津女流2級、松下女流1級の対戦相手が川又女流初段、岩佐女流2級、和田は女流1級、榊女流2級、斎田女流五段、飯野女流初段なので、可能性はもっと低い。可能性は限りなくゼロだ。

 《なぜ、可能性が低くなるのか》というと……2022年度までの直近の成績が
岩佐女流2級  直近2年間  9勝10敗 .474 
川又女流初段 直近5年間 45勝55敗 .450 
飯野女流初段 直近5年間 29勝58敗 .333 
和田女流1級  直近3年間 18勝37敗 .327 
斎田女流五段  直近5年間 22勝56敗 .282 
(相川女流初段 直近5年間 25勝67敗 .272 ※)
(久保女流2級  直近1年間  1勝 3敗  .250 ※)
榊 女流2級 直近1年間  2勝10敗  .167 
 (相川女流初段と久保女流2級は矢内昇級に関しては関わっていないが、参考記録として)
 詳しくは、女流棋士考「その12」「その13」をご参照ください。

 計算してみると、0.1%であった……

 長々と書いてしまったが、中村女流二段ー堀女流1級戦は堀女流の勝利、渡辺女流二段-川又女流初段戦は渡辺女流と見て、C級への昇級者は内山あや女流初段、大島綾華女流初段、渡辺弥生女流二段、堀彩乃女流1級と見る
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小田原・箱根・東京紀行 その7「箱根フリーパス」【画像追加】

2023-07-08 18:45:22 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」の続きです。

 「彫刻の森美術館」でハイキング?を満喫した。
 かなり奇妙で個性的な彫刻や施設が多かったし、会場も起伏に富んでいたので、『名探偵コナン』の舞台になりそうだなぁ…

 今、気づいたけれど、“幸せをよぶシンフォニー彫刻”って彫刻だったんだ……

 彫刻の森駅から箱根登山電車に乗車
 箱根駅伝(山登り・山下り)コース付近を走り、コースを横切る箇所もある(中継で登場する踏切)。
 “あじさい電車”としても有名。たくさんの紫陽花が綺麗に咲いていた。


 画像は『エーデルワイスブログ』様「箱根登山鉄道 あじさい電車」の画像を使わせていただいています。(画像の使用を。快くご了解くださいました)
 リンク記事の他の画像、さらに、ブログの他の記事の画像がどれも素晴らしく、魅了されました。

 勾配が急なので、スイッチバック走行も3箇所(大平台駅付近)。
 
 電車は小田原まで行くので、このまま箱根湯本を通過すればよい。しかし、駅のコインロッカーに荷物を預けてあるので、それだと、「しまったぁ!」と言う羽目になる。


今回の箱根の旅では、「箱根フリーパス」を利用した。
 箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バス(指定区間)、小田急ハイウェイバス(指定区間)、東海バス(指定区間)、観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
で乗り降り自由。小田原から利用の場合、2日間パスで5000円(3日間パスは5400円)。

 さらに、温泉施設や美術館で割引もあるらしい。………しまったぁ! 「彫刻の森美術館」でも使えた美術館でも使えたのに

 スタンプを押す路線もあったが、ほぼ、チケットを見せるだけで済むので、便利で非常に重宝した。
 何度もその恩恵を受けたので、非常に得した気分。
 
どのくらい得なのか?……
 
箱根登山電車(小田原→箱根湯本) 360円
箱根登山バス(箱根湯本→元箱根港) 1080円
箱根海賊船(元箱根港→桃源台港) 600円
箱根ロープウェイ(桃源台→早雲山) 950円
箱根ケーブルカー(早雲山→強羅) 430円
箱根登山電車(強羅→箱根湯本) 410円
箱根登山電車(箱根湯本→小田原) 360円
  計 4190円


 ……得してないじゃん。
 まあ、初日に箱根神社往復でも使用しているので、

箱根登山バス(箱根湯本→元箱根港) 1080円
箱根登山バス(元箱根港→箱根湯本) 1080円
  総合計 6350円


となり、得したことにはなる。(財布は消費しなかったが、時間と体力は消費した気がする)
 利用しなかった路線もあるので、3日間フリーパスで、利用路線や施設が増えれば、かなり得だろう。(宿泊費は掛かるが)
 それはともかく、非常に便利だった

 その“箱根フリーパス”を使用するのも、箱根湯本→小田原が最後。ありがとう。
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小田原・箱根・東京紀行 その6「彫刻の森美術館」

2023-07-07 20:20:55 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」の続きです。

 大涌谷の噴煙を後にして、ロープウェイで早雲山駅へ。
 タイトな行程なので、すぐ、箱根登山ケーブルカーに乗り換えた。

★“ロープウェイ”と“ケーブルカー”の違い
 ぶら下がるゴンドラと電車のような車両と見た目は大きく異なるが、《ワイヤーロープなどでけん引して動かす》という原理は同じ
 イギリス英語では、日本で言う“ロープウェイ”を“ケーブルカー”と言うらしい。では、日本で言う“ケーブルカー”は何と言うかというと、“フニクラー”と言うそうだ(『キニナルネット』:「ケーブルカーとロープウェイの違いって何?」より)
 ああ、そう言えば『フニクリ・フニクラ』という歌があったなあ。……「とざ~ん電車(登山電車)が降りてくる……行こう、行こう、火の山へ~……フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラぁ~
 男性から女性へ熱い愛の気持ちを歌ったイタリア・ナポリの楽曲『フニコラーレ』の愛称が「フニクリ・フニクラ」だそうだ。

 ケーブルカーで終着・強羅駅まで行く
 強羅付近で一か所観光ポイントに行く予定だったが、候補地は「箱根美術館」(“公園上駅”下車)、「箱根強羅公園」(“公園下駅”下車)、「彫刻の森美術館」(箱根登山鉄道・“彫刻の森駅”下車)の3つ。
 《少しでも先に行きたい》という理由で「彫刻の森美術館」に決定!(ガイドブックの“美術館・博物館”のコーナーでは、トップに紹介されていた)
 実は、この「彫刻の森美術館」は……インパクト十分。今回の旅行で、最も印象に残った観光ポイントだった。

 箱根登山鉄道に乗り換えて、“彫刻の森駅”で下車。
 徒歩2分(by サイトやガイドブック、体感だともう少し…気のせい?)
 入館料は1600円。……初っ端から、インパクト!
 入り口を過ぎると、いきなり、下りのエスカレーター。しかも、かなり長い。
 エスカレーターを降りたところは、地下駐車場のような趣き。《通路を間違えたのか?》と思わせる風情。
 とは言え、分岐点はなかったと思うので、地下駐車場…野外展示場へ。緑と芸術空間が広がっていた。
 インフォメーションで受け取ったパンフレットのガイドマップに従って、会場を散策し始めたのだが……

←↑パンフレットのガイドマップ

 ………実は、このガイドマップ、非常に雑。イラストは手抜き、縮尺や位置関係もいい加減。
 お陰で、通り過ぎたり、同じ場所に戻ったり……けっこう坂道が多く、急勾配だったのに!
 何しろ、パンフレットの地図の対象物が目の前にあるのに、気がつかない!
 マップの中央やや左寄りに4つの柱のようなイラストがあるが、実はこれ。

「作品の主題を神話に求め、造形的にはアルカイック期のギリシャ彫刻と、ロマネスク彫刻の素朴な剛健さに惹かれて、両者を自分の作品の中に融合しようと試みた」(サイトの解説より)

 美術館サイトの「屋外展示場マップ」の方が遥かに正確で丁寧。

←クリックすると拡大図。こちらの方が鮮明です。
 地図では平面的に見えるが、かなりの高低差があり、坂道が多い。

 すべての作品を撮らなかったのが残念?(笑)だったが、いくつかご紹介。

 先ほどのギリシア彫刻風の像は、美や技巧を感じることができたが、こちらは、下○く○な落▼きの羅列にしか見えず、幼▽園の教室を観ている気がした。(個人的な感想です)


 寝そべっている人がいた……


 パワーは感じる……

 その他、多くの作品が展示されていた。詳しくはこちら
 私が気がつかなかった作品も紹介されている。私が気がついた作品で、紹介されていないものもあるような気がする。
 撮るのを忘れたが、「サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂箱根バージョン」は、どこかの造りかけの遺跡(製作を放棄した作品)かと思った。


 ガイドブックや観光スポット記事で、良く紹介されるのが“幸せをよぶシンフォニー彫刻”であろう。



 よく目にする情景が

 《ステンドグラスではなく、螺旋階段を撮ってどうするんだ!》とセルフ突っ込みを入れておく。

 螺旋階段が結構大変だった。ぐるぐると長く登らねばならないし、けっこう高い。
 外観はパッとしないが、内部にライトが設置されているので、夜は綺麗なのだろう。


 塔の上部で撮ったのがこれ


 この他には、「星の庭」


 上から観ると、星の形になっているらしい。
 展示作品?そのものは迷路になっているが、挑戦するエネルギーはなかった。

 この他、ピカソ館も鑑賞したが、私には理解困難だった。
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小田原・箱根・東京紀行 その5「大涌谷」

2023-07-05 14:37:53 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」の続きです。


 


 海賊船航路の桃源台港から箱根ロープウエイの桃源台駅は隣接している。
 桃源台駅~蛯子駅~大涌谷駅~早雲山駅の4㎞・約30分の空中散歩とガイドブックに記されている。ただ、同じガイドブックには各駅間8分とあり、計算が合わないと思ったが、大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える必要があり、その時間を含めての記載と考えられる。ただし、箱根ロープウエイのサイトの路線図には「各駅間15分(計45分)」とある。意識しなかったので実際の所要時間は分からないが、移動ではなく“空中散歩”なので、ゆっくり味わえるという意味で、時間がかかることは得なのかもしれない。
 駅名も風情がある。“桃源台”、“早雲山”など天女や仙人が住んでいそうなイメージを抱かせる。ちなみに、「姥子駅」は“うばこ駅”と読む。ずっと、“えびす駅”だと思っていた(今、気づいた)。横道に逸れるが、「えびす」にはいろいろな漢字表記がある……恵比寿、恵比須、夷、戎、蛯子、蛭子、胡、胡子………

 ロープウェイは1分おきに運行するらしいが、桃源台駅には乗車待ちが50人ぐらいいたので(もう少しいたかも)、10分ぐらいは待ったかもしれない。
 ゴンドラの定員は18人となっていたが、座席には詰めて座っても12人が良いとこだろう。
 自分たちふたりにと、あとは外国人観光客が8人ぐらい乗車。
 ………杞憂だと思うが、もしかしたら危険な状況かもしれない。
 《小遣いをせがまれたら、どうしよう。痛い目に遭うのは嫌なので、一人1000円ぐらいで勘弁してくれないかな》などと、心の片隅で計算していた。
 もちろん、そういう種類の人たちではないだろう。そんな心配を気取られたら、せっかくの観光気分が台無しになってしまう。……けっこう気疲れした(笑)

 それはともかく、空中散歩を堪能。移動を兼ねての”非日常体験”は嬉しい。



 さらば、芦ノ湖。


 大涌谷は標高1044m。通常、100m標高が高くなると0.6℃気温が下がる(天候や季節などで多少異なる)ので、平地とは6℃低いということになる。箱根湯本駅の標高は94m、桃源台の標高は741m(芦ノ湖725m)。桃源台では寒さを感じなかったが、大涌谷では何か羽織らないと寒いかもしれない。
 この日の小田原の午前10時の観測データは22.5℃。アメダスには箱根湯本や芦ノ湖、大涌谷の気温観測はない。なので、単純に計算すると、箱根湯本は22℃、芦ノ湖付近は18℃、大涌谷は16.5℃となる。
 大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える。折角なので、駅外の広場に。


 
 あちらこちらに噴煙が上がっている。
 感動の景色と言う訳ではないが、かなりの“非日常”だ。
 ここは、土産物も充実。ゴンドラ乗り換えは、観光協会の戦略かもしれない(笑)

 土産物も買って、ロープウェイに。

 
 黄色い地面も斬新だった。
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小田原・箱根・東京紀行 余話

2023-07-03 18:17:41 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」の続きというか……閑話というか…

 箱根は初めてではない。と言っても、前に訪れたのは相当、昔……中学校の修学旅行。
 三泊四日で、日光、東京、箱根の行程。


 初日は日光。覚えているのは、いろは坂の急カーブ日光東照宮の三猿
 と言っても、長押(なげし)の三猿を観ながら、「見ざる、言わざる、聞かざる」の説明を聞いたという記憶があるだけ。その説明の《「不見・不聞・不言」……「理由もなく悪く言うな」という教義で、素直な心のままに成長させよという戒め》というのは、今、知った。何となく「軽々しく人の秘密を知りたがったり、知ったことを迂闊に話すな」という“家政婦の心得”(笑)みたいなものだと思っていた。
 宿泊は鬼怒川温泉。旅館名は覚えていない(“鬼怒川温泉旅館”というような名称だと思っていたが、違うようだ)。斜面に沿ったというか、崖にへばりついた建物構造で、木造。大部屋で部屋に備え付けのトイレが臭かったという記憶があるが、朧気で、真偽は怪しい。

 2日目~3日目は東京。例年なら、後楽園遊園地を楽しむ日程が組まれていた(先輩に遊園地のエピソードを聞いて楽しみにしていた)が、この時の学年主任(担任だった)堅物で、代わりに行ったのが“東芝科学館”。まあ、悪くはなかったが……ちなみに、翌年は後楽園遊園地に行ったらしい。
 当時は、東京ドームはなく、後楽園球場。スカイツリーも当然なく、東京タワー。ディズニーランドもなく、後楽園遊園地……時の流れを感じる。
 国会議事堂皇居東京タワーに行った記憶がある。と言っても、議事堂では《あちこち歩いた》というイメージだけ、《皇居を観て、何が面白いんだ?》と思った記憶だけ、東京タワーでは、展望景色は覚えてなくて、帰りの集合場所に最後に到着して、《学年主任の冷たい視線を感じた》記憶だけ。
 宿泊は“本郷館”……だと記憶していたが、これも怪しい。ネットで検索すると、“本郷館”…「明治時代に文京区本郷に建てられた下宿屋」としか出てこない。
 修学旅行の食堂としては、やたら狭かった記憶がある。

 三泊目の宿は“芦ノ湖ホテル”……と記憶していたが、ネット上には痕跡がなかった……私の記憶って(笑)
 
 4日目は箱根大涌谷の噴煙を観たという記憶がある(情景は覚えていない)。
 最後に寄ったのは、十国峠
 十国峠の名前の由来は《昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことから来ている》とのこと。
 それはともかく、その名の由来から、素晴らしい景色が観られると期待したが、白い霧しか観ることができなかった。残念な思いも残っているが、これに関しては、《白いモヤモヤした景色》を覚えている。
 当然、富士山を観た記憶もない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 芦ノ湖の次の目的地の大涌谷の噴煙を観ながら、修学旅行のことを思い出していた。
 ちなみに、隣地区の中学校は“河口湖ホテル”に宿泊したという情報を記憶しているが、当然定かではない。“河口湖ホテル”は実在しているようだが、河口湖ホテルの宿泊したという情報自体が怪しい。
 河口湖ホテルに泊まったとしたら、富士山が良く観えたんだろうなあ……
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