「真打ち ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2014年4月号」の解答です。
出題記事にぴょん太さんからコメントをいただきましたが、私の思考過程とほぼ同じだったので、借用させていただきます。
「桂馬がたくさん効いている詰将棋は頭の中で考えると勘違いしそうで大変ですが…
初手は、王手の種類が飛車を動かすか桂馬を跳ねるか打つかの3通りしかありません。
打つ位なら跳ねるよな、どちらでもその後の展開にはあまり変わりはなさそうだし…と考えて桂跳ねから考え始め、ざっと考えてダメそうなので初めに戻ってまた考えて…と、そこからは一気に解けました」
ぴょん太さんのおっしゃる通り、桂馬の利きが交錯し読みがまとまらないうえ、初手に3手段があり、どれも有力そうで少し考え詰まずに、初図に戻る……というパターンに陥りました。
詰将棋の筋としては、初手▲3三桂打で、以下△3一玉▲4三桂△同角(第1図)と角を呼び込んで
▲4一桂成と捨てて、初形から守備角の位置を変えておく筋、第1図で▲2一桂成とこちらに捨てて玉を移動させる筋、あるいは▲1二飛の開き王手浮かぶのですが、詰みが見えません。
で、初形に戻って、飛車を移動させる開き王手を考える。
そして、また初手桂打ちに戻り、第1図に到達する……というサイクルを数回繰り返し、ここで、いきなり閃く!
▲4二飛成!……この手が見えませんでした。
△4二同玉と取られると詰みそうもないというイメージがあるというのが主因なのですが、「飛車を動かすのは玉が4一にいて開き王手になる時」という先入観があったということも大きな原因のように思います。
第2図の▲4二飛成に△同玉に、▲4一角成でぴったり詰みです。
飛車で隠れていた角が最後にビシッと決める。(打たずに成りましたが)真打ちの角でした。
詰手順……▲3三桂打△3一玉▲4三桂△同角▲4二飛成△同玉▲4一角成まで7手詰
出題記事にぴょん太さんからコメントをいただきましたが、私の思考過程とほぼ同じだったので、借用させていただきます。
「桂馬がたくさん効いている詰将棋は頭の中で考えると勘違いしそうで大変ですが…
初手は、王手の種類が飛車を動かすか桂馬を跳ねるか打つかの3通りしかありません。
打つ位なら跳ねるよな、どちらでもその後の展開にはあまり変わりはなさそうだし…と考えて桂跳ねから考え始め、ざっと考えてダメそうなので初めに戻ってまた考えて…と、そこからは一気に解けました」
ぴょん太さんのおっしゃる通り、桂馬の利きが交錯し読みがまとまらないうえ、初手に3手段があり、どれも有力そうで少し考え詰まずに、初図に戻る……というパターンに陥りました。
詰将棋の筋としては、初手▲3三桂打で、以下△3一玉▲4三桂△同角(第1図)と角を呼び込んで
▲4一桂成と捨てて、初形から守備角の位置を変えておく筋、第1図で▲2一桂成とこちらに捨てて玉を移動させる筋、あるいは▲1二飛の開き王手浮かぶのですが、詰みが見えません。
で、初形に戻って、飛車を移動させる開き王手を考える。
そして、また初手桂打ちに戻り、第1図に到達する……というサイクルを数回繰り返し、ここで、いきなり閃く!
▲4二飛成!……この手が見えませんでした。
△4二同玉と取られると詰みそうもないというイメージがあるというのが主因なのですが、「飛車を動かすのは玉が4一にいて開き王手になる時」という先入観があったということも大きな原因のように思います。
第2図の▲4二飛成に△同玉に、▲4一角成でぴったり詰みです。
飛車で隠れていた角が最後にビシッと決める。(打たずに成りましたが)真打ちの角でした。
詰手順……▲3三桂打△3一玉▲4三桂△同角▲4二飛成△同玉▲4一角成まで7手詰
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