英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season18 第12話「青木年男の受難」

2020-01-16 18:05:05 | ドラマ・映画
1.もう少し、青木が「ひいひい」言うシーンが欲しかったなあ
 サブタイトルが「青木年男の受難」なので、もう少し青木がひどい目にあって「ひいひい」いうシーンが観たかった。
 でも、出勤途中に襲われ拉致され、命を脅かされてハッキングを強いらる。もっと早く救出されるべきところを、《真相を知りたい》という欲求を右京が優先させたため、救出を後回しされたのだから、十分ひどい目にあったと言えるかも。
 面白かったのは、サイバーセキュリティ対策本部の土師太(松嶋亮太)を介して右京たちに緊急事態を伝える青木の苦心ぶりを、右京が推測して刑事部長や参事官に語ったシーン……青木の身を案じたり、青木の苦心を感心したりはせず、青木の捻くれた屁理屈の展開ぶりを、皆が納得してしまう(笑)

2.若手刑事・木村(中村優一)の過ち
 志はよかったが、手段を間違えてしまった。右京が糾弾したように、石井琢也(広田亮平)を犯罪者にしてしまったことは許されない過ち
 琢也を巻き込まなくとも、青木を拉致してハッキングさせようという発想がアウト!もっといい手段があったはず……係長・後藤(津村知与支)を説得するとか、特命係に相談するとか。
 志が良かっただけに、残念。
 
3.無難に事を収めすぎた係長・後藤(津村知与支)
 この人が部下(木村刑事)の気持ちを汲んで真実(琢也の父は冤罪ではなかった)を教えてやれば、今回のような残念な事態にはならなかった(一番罪が重いのは“成果主義”の署長)。
 起訴が済んだ後も、独自で捜査し、あのタクシーのドライブレコーダーの画像まで辿り着いたのだから、なかなかの手腕。(金狼会と銀龍会の刺傷事件はきちんと捜査しないと駄目だけど)

4.ドライブレコーダーの映像の出どころが分かりにくかった
 「(琢也の父の事件現場を通りかかった)タクシーのドライブレコーダーの映像があればいいのだが」という言葉を受けて、「何とかなるかも」と飛び出していった木村刑事のこの後の行動が不明(説明不足)。
 おそらく、《係長の後藤がこの映像を入手し、隠ぺいした》と推測し、琢也に「この映像を探せ」と指示を出したと考えられる。
 ドラマでは説明なしでこの映像を見ている右京たちのシーンになったので、青木がハッキングしているデータを土師が転送した映像ということが分かりにくかった。(私だけ?)

………もう少し面白く出来た気がする
 
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【ストーリー】番組サイトより
青木が何者かに拉致された!?
警察情報をめぐり特命係と犯人の頭脳戦が始まる!


 サイバーセキュリティ対策本部の土師太(松嶋亮太)が、青木(浅利陽介)に頼まれたと言って、右京(水谷豊)に本を返しに来た。貸した覚えのない右京は事情を探ると、青木が無断欠勤している上、外部から警視庁のデータベースにアクセスしていることが判明。昨年、神田北署の管轄で起きた事件を調べていることが分かる。
 不穏な空気を感じ取った右京と亘(反町隆史)は、刑事部長の内村(片桐竜次)に青木が拉致された可能性を報告。捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)も加わり、内密な青木の捜索が開始される。捜していることが犯人に漏れないようにしつつ、まずは犯人の目的を知るべく神田北署を訪れる右京と亘。目的を告げずに昨年の「なにか」の資料を探す特命係を不審に思った刑事課の係長・後藤(津村知与支)は、赴任したばかりの若手刑事・木村(中村優一)に、右京たちを見張るよう指示を出す。
 そんな中、青木がアクセスを試みているのが、暴力団幹部が刺傷を負った事件だと判明し…。

警察情報を引き出そうとする犯人の目的は?
凶悪な相手に捕らわれた青木に命の危機が迫る!
右京と亘は正体不明の犯人を突き止められるのか!?


ゲスト:中村優一 津村知与支

脚本:児玉頼子
監督:杉山泰一

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2 コメント

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物足りなさが残りました (marumori)
2020-01-19 10:32:00
 英さん、こんにちは。

 今回の脚本は児玉頼子氏でしたね。これまでの児玉氏の作品を振り返ると、『容疑者・内村莞爾』(Season17第16話)では内村刑事部長、『声なき声』(今Season第4話)では風間楓子、『さらば愛しき人よ』(今Season第5話)では冠城、今作では青木と、特定のキャラクターにフィーチャーしたストーリーが目立っていますね。

 ただ肝心のストーリー展開に物足りなさを感じることが多いです。今回のストーリーは、今までではよかった方だと思いましたが、やはり物足りなさは残りました。

 拉致ものというと、『監禁』(Season4第8話)が思い浮かびますが、『監禁』では亀山が拉致される必然性がきちんと描かれてしました。今作ではその部分が弱かったと思います。

 今回は、土師太がなかなかいい味を出していたと思いました。序盤で特命係の挑発にあっさりと乗ってしまうところや、ラストで青木に恩着せがましくしているところが面白かったです。
児玉頼子氏について ()
2020-01-19 11:37:06
marumoriさんこんにちは。

 児玉頼子氏の相棒脚本歴について、ご記載ありがとうございました。
 おっしゃる通り、登場人物の心情を掘り下げることに重点を置く方(かた)のようです。ただ、ストーリー(事件の展開)に独善の傾向があるように思いました。
 しかし、これもmarumoriさんと同じ感触ですが、今回は、そこまで抵抗を感じる展開ではなかったです。

>土師太がなかなかいい味を出していたと思いました

 ええ、確かに面白いキャラです。
 少し話がずれますが、サイバーセキュリティ課でしたっけ、青木や土師のような捻くれた自信家が多いのでしょうか?それに、二人とも特命係の要請にほいほい応じてくれますが、本業の業務は大丈夫なのでしょうか?
 それと、土師が「サイバーセキュリティ課のはじです」と自己紹介したとき、”恥”だと思ってしまいました。
 

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