往路感想で疲れたので、復路は簡単感想です。
やっぱり青山学院は強かった………これだけでいいような気がするが…
復路は6区3位、7区4位、8区2位、9区1位、10区5位とすべての区間で好走し(往路も1区より7位、5位、4位、1位、2位)、東海大に追撃を許さなかった。
東海も不出来と言える区間はなかった。1区より4位、7位、6位、2位、7位、1位、3位、1位、8位、3位で、青学と各区間で単純に勝ち負けを付けると、5勝5敗と互角。ただ、30秒以上差がついた区間は青学4勝、東海2勝。また、単純に各区間の順位の総計は、青学34、東海42となり、やや青学が上回っていた。
しかし、レース全体から受けた印象は、上記のような「青学やや優位」ではなく、「青学の完勝」である。
やはり、「往路でついた3分22秒の差が大きく、復路でも青学が付け入る隙を与えなかった」という先述した感想に行き着いてしまう。
その3分22秒の差は、3区(49秒)4区(1分7秒)、5区(1分24秒)によるモノ。3区鈴木の果敢さと終盤の根性、4区吉田祐の4年間の思いの爆発、5区飯田の冷静な走りが光った。
さらに言うと、4区の吉田の激走が一番の勝因であろう。しかし、忘れてはいけないのが、2区の1年生岸本の快走。エース区間で各校のエースと渡り合い、最後にスパートして差し勝ってしまった。これには、残りの区間の先輩たちも燃えない訳にはいかない。
東海大は、6区の館澤の激走がこれ(青学の岸本や吉田)に当たるが、精神的には3分24秒差のプレッシャーが大きかった(館澤が2分21秒差にしたが)。
今大会、区間新や好タイムが続出した。
気象条件(気温や風)が良く、学生長距離界全体の実力アップがその要因かと思ったが、どうやらそれだけではないらしい。今大会、8割の選手が“厚底シューズ”を使用したとのこと。
この厚底シューズは反発力があり、スピードに繋がるらしい。疲れにくく、理想のフォームを実現しやすくなるらしい(参考記事『箱根駅伝を席巻「進化した厚底シューズ」の衝撃』…東洋経済オンライン)
過去の大記録が、厚底シューズを履くことによって塗り替えられる……ちょっと複雑な気持ちになった。
もちろん、履いただけで速く走れるわけでなく、使いこなすには熟練する必要があるかもしれない。(東経オンラインの記事によると、早くからこのシューズを採りいれていた東洋大学を推していたが……)
往路の感想はこちら
復路成績
1東海大学 05:23:47大会新 11中央学院大学 05:31:53
2青山学院大学 05:24:07 12中央大学 05:31:59
3帝京大学 05:27:08 13神奈川大学 05:33:15
4明治大学 05:27:35 14法政大学 05:34:23
5早稲田大学 05:28:55 15順天堂大学 05:34:53
6東京国際大学 05:29:54 16国士舘大学 05:34:56
7東洋大学 05:29:56 17拓殖大学 05:35:20
8駒沢大学 05:30:03 18日本体育大学 05:35:57
9創価大学 05:30:43 19日本大学 05:37:44
10國學院大學 05:31:31 20筑波大学 05:38:20
※関東学生連合 05:37:40
総合成績
1青山学院大学 10:45:23大会新 11中央学院大学 11:01:10
2東海大学 10:48:25大会新 12中央大学 11:03:39
3國學院大學 10:54:20 13拓殖大学 11:04:28
4帝京大学 10:54:23 14順天堂大学 11:06:45
5東京国際大学 10:54:27 15法政大学 11:07:23
6明治大学 10:54:46 16神奈川大学 11:07:26
7早稲田大学 10:57:43 17日本体育大学 11:10:32
8駒沢大学 10:57:44 18日本大学 11:10:37
9創価大学 10:58:17 19国士舘大学 11:13:33
10東洋大学 10:59:11 20筑波大学 11:16:13
※関東学生連合 11:12:34
第6区区間記録
1館沢亨次 東海大 00:57:17 区間新
2今西駿介 東洋大 00:57:34 区間新
3谷野航平 青山学院 00:58:18
4宮崎佑喜 日本大 00:58:21
5武川流以名 中央学院00:58:25
第7区区間記録
1阿部弘輝 明治大 01:01:40 区間新
2鈴木創士 早稲田 01:02:56
3松崎咲人 東海大 01:03:03
4中村友哉 青山学院 01:03:23
5小林歩 駒沢大 01:03:27
第8区区間記録
1小松陽平 東海大 01:04:24
2岩見秀哉 青山学院 01:04:25
3鳥飼悠生 帝京大 01:04:50
4太田直希 早稲田 01:05:30
5芳賀宏太郎 東京国際01:05:51
第9区区間記録
1神林勇太 青山学院 01:08:13
2有馬圭哉 中央学院 01:08:56
3相沢悠斗 東京国際 01:09:04
4新迫志希 早稲田 01:09:17
5小森稜太 帝京大 01:09:26
第10区区間記録
1嶋津雄大 創価大 01:08:40 区間新
2吉野貴大 帝京大 01:08:43 区間新
3郡司陽大 東海大 01:09:08
4殿地琢朗 國學院 01:09:19
5湯原慶吾 青山学院 01:09:48
やっぱり青山学院は強かった………これだけでいいような気がするが…
復路は6区3位、7区4位、8区2位、9区1位、10区5位とすべての区間で好走し(往路も1区より7位、5位、4位、1位、2位)、東海大に追撃を許さなかった。
東海も不出来と言える区間はなかった。1区より4位、7位、6位、2位、7位、1位、3位、1位、8位、3位で、青学と各区間で単純に勝ち負けを付けると、5勝5敗と互角。ただ、30秒以上差がついた区間は青学4勝、東海2勝。また、単純に各区間の順位の総計は、青学34、東海42となり、やや青学が上回っていた。
しかし、レース全体から受けた印象は、上記のような「青学やや優位」ではなく、「青学の完勝」である。
やはり、「往路でついた3分22秒の差が大きく、復路でも青学が付け入る隙を与えなかった」という先述した感想に行き着いてしまう。
その3分22秒の差は、3区(49秒)4区(1分7秒)、5区(1分24秒)によるモノ。3区鈴木の果敢さと終盤の根性、4区吉田祐の4年間の思いの爆発、5区飯田の冷静な走りが光った。
さらに言うと、4区の吉田の激走が一番の勝因であろう。しかし、忘れてはいけないのが、2区の1年生岸本の快走。エース区間で各校のエースと渡り合い、最後にスパートして差し勝ってしまった。これには、残りの区間の先輩たちも燃えない訳にはいかない。
東海大は、6区の館澤の激走がこれ(青学の岸本や吉田)に当たるが、精神的には3分24秒差のプレッシャーが大きかった(館澤が2分21秒差にしたが)。
今大会、区間新や好タイムが続出した。
気象条件(気温や風)が良く、学生長距離界全体の実力アップがその要因かと思ったが、どうやらそれだけではないらしい。今大会、8割の選手が“厚底シューズ”を使用したとのこと。
この厚底シューズは反発力があり、スピードに繋がるらしい。疲れにくく、理想のフォームを実現しやすくなるらしい(参考記事『箱根駅伝を席巻「進化した厚底シューズ」の衝撃』…東洋経済オンライン)
過去の大記録が、厚底シューズを履くことによって塗り替えられる……ちょっと複雑な気持ちになった。
もちろん、履いただけで速く走れるわけでなく、使いこなすには熟練する必要があるかもしれない。(東経オンラインの記事によると、早くからこのシューズを採りいれていた東洋大学を推していたが……)
往路の感想はこちら
復路成績
1東海大学 05:23:47大会新 11中央学院大学 05:31:53
2青山学院大学 05:24:07 12中央大学 05:31:59
3帝京大学 05:27:08 13神奈川大学 05:33:15
4明治大学 05:27:35 14法政大学 05:34:23
5早稲田大学 05:28:55 15順天堂大学 05:34:53
6東京国際大学 05:29:54 16国士舘大学 05:34:56
7東洋大学 05:29:56 17拓殖大学 05:35:20
8駒沢大学 05:30:03 18日本体育大学 05:35:57
9創価大学 05:30:43 19日本大学 05:37:44
10國學院大學 05:31:31 20筑波大学 05:38:20
※関東学生連合 05:37:40
総合成績
1青山学院大学 10:45:23大会新 11中央学院大学 11:01:10
2東海大学 10:48:25大会新 12中央大学 11:03:39
3國學院大學 10:54:20 13拓殖大学 11:04:28
4帝京大学 10:54:23 14順天堂大学 11:06:45
5東京国際大学 10:54:27 15法政大学 11:07:23
6明治大学 10:54:46 16神奈川大学 11:07:26
7早稲田大学 10:57:43 17日本体育大学 11:10:32
8駒沢大学 10:57:44 18日本大学 11:10:37
9創価大学 10:58:17 19国士舘大学 11:13:33
10東洋大学 10:59:11 20筑波大学 11:16:13
※関東学生連合 11:12:34
第6区区間記録
1館沢亨次 東海大 00:57:17 区間新
2今西駿介 東洋大 00:57:34 区間新
3谷野航平 青山学院 00:58:18
4宮崎佑喜 日本大 00:58:21
5武川流以名 中央学院00:58:25
第7区区間記録
1阿部弘輝 明治大 01:01:40 区間新
2鈴木創士 早稲田 01:02:56
3松崎咲人 東海大 01:03:03
4中村友哉 青山学院 01:03:23
5小林歩 駒沢大 01:03:27
第8区区間記録
1小松陽平 東海大 01:04:24
2岩見秀哉 青山学院 01:04:25
3鳥飼悠生 帝京大 01:04:50
4太田直希 早稲田 01:05:30
5芳賀宏太郎 東京国際01:05:51
第9区区間記録
1神林勇太 青山学院 01:08:13
2有馬圭哉 中央学院 01:08:56
3相沢悠斗 東京国際 01:09:04
4新迫志希 早稲田 01:09:17
5小森稜太 帝京大 01:09:26
第10区区間記録
1嶋津雄大 創価大 01:08:40 区間新
2吉野貴大 帝京大 01:08:43 区間新
3郡司陽大 東海大 01:09:08
4殿地琢朗 國學院 01:09:19
5湯原慶吾 青山学院 01:09:48