英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『平清盛』 第9話「ふたりのはみだし者」

2012-03-05 17:11:43 | ドラマ・映画
 テーマは血の因縁
 ふたりのはみ出し者、清盛(松山ケンイチ)と雅仁親王(松田翔太)、このふたりもライバルとなるらしいが、義朝(玉木宏)や頼長(山本耕史)とは違い、白河法皇がらみの血の因縁が絡んでいる。
 鳥羽上皇(三上博史)、崇徳天皇(井浦新)との複雑な親子・兄弟関係に抗しようともがく雅仁親王は、無頼者を気取った清盛と重なる。
 また、得子(松雪泰子)が産んだ鳥羽上皇の皇子と清盛の子・清太のその祝いの宴は、対照的なものだった。皇子の誕生を祝う宴は、血の因縁や権力争いのドロドロとした怨念が渦巻く場で、清太の宴は、心からその誕生を祝うモノであった。(弟・家盛(大東駿介)と清盛は和やかに酒をくみかわしていて、素直な弟君のままでホッとした)

 それにしても、雅仁親王の不埒な言動に触発され、得子(松雪泰子)や璋子(檀れい)が、心の膿を吐き出し、それがカマイタチのような真空波動となり、それぞれが傷つくが、その中でも鳥羽上皇はそのすべての真空派を浴びてしまう。グハッ……
 その中で、佐藤義清(藤木直人)は、近ごろの崇徳帝の苦悩ぶりを気に病み、帝を救うためにも、帝の母である待賢門院璋子の目をさまさせようと苦心する。決死の歌詠みだったが、秋山、いえ、雅仁親王の乱入でかき消されてしまった…
 それでも、その想いが璋子の心に響いた模様。
でも、次回のタイトル「義清散る」って、何……

 清盛も雅仁親王と双六で相見えるが、子どもを賭けて勝負するなんて、その場できっぱり断れよ!そろそろ、かっこいいところを見せないと。これまでは、明子へのプロポーズぐらいか。
 負けそうになって、盤をひっくり返す雅仁親王もかっこ悪いぞ。


 雅仁親王の登場は面白かったが、しばらく沈静化していた、清盛の白川法皇の血縁のドロドロ話が再燃。
 個人的には、もういいよという感じ。それより、貴族から武士の世に代わる激動の時代。その時代の背景(武士の起こり、貴族の没落、庶民の暮らしぶりなど)や世相などが少しも語られなく、登場人物は多いが、その中で回っているだけなので、舞台が狭く感じられる。
 今回の『平清盛』は面白いが、少し辟易してきた。



 そのころ、ひとり(あ、ふたりか)、義朝は東国で木登りの稽古。まあ、筋力の鍛錬や、先読みの訓練には役立ちそうだが、傍目には哀愁を感じてしまう。せめて、剣術の鍛錬にして欲しい。
 とはいえ、相模国の三浦一族が助力を求められ、復興の気配が。

 番組のサイトのあらすじが便利なので、何気なく引用させていただいていますが、よく読むと、少し変。
「そのころ東国の山中で暮らしている源義朝(玉木宏)のもとに相模国の三浦一族が助けを求め、義朝は助ける代わりに自分に従うことを誓わせた。義朝も来るべき世に備え、着々と力を蓄えていた」

・「山中で暮らす」って、かなり悲しい状況。「ぱっと観」は山賊みたいだった。
・「着々と力を蓄えていた」って、そうなの?


☆今週のその他
 久々の登場の祇園女御(松田聖子)が、「亡き白河法皇のまき散らした災いの種が芽吹いていることを告げ、清盛が昔よく遊んだ双六(すごろく)を例にだし、サイコロの目次第では出遅れた者が勝ち上がることもある」と予見や脅威君めいたことを告げるが、「あんた今までどこにいたの?」と問いたい。
 それに、災いが芽吹くと予言して、自分は都を去るのか……。


【ストーリー】(番組サイトより)
 1138年、平清盛(松山ケンイチ)と妻・明子(加藤あい)の間に長男・清太(のちの重盛)が生まれた。祝宴でにぎわう清盛邸にかけつけた弟・家盛(大東駿介)と清盛は和やかに酒をくみかわし、改めて兄弟愛を確かめる。
 一方朝廷内では、待賢門院璋子(檀れい)の産んだ皇子たちの間に深い溝ができていた。父・鳥羽上皇(三上博史)に疎まれ続け、子もいない崇徳天皇(井浦新)は孤独感にさいなまれていた。それを横目に、弟・雅仁親王(松田翔太)は、賭場をうろついたり今様に熱中したりと、気ままな毎日を過ごしていた。いずれ雅仁が帝になるとみて乳父になった高階通憲(阿部サダヲ)とその妻・朝子(浅香唯)は、そんな雅仁の奔放さに振り回されるばかり。
 ある日、亡き白河法皇に愛された祇園女御(松田聖子)は清盛邸を訪ねた。清盛を幼い時からかわいがっていた祇園女御は感慨深く清盛の赤子を抱いた後、亡き白河法皇のまき散らしたわざわいの種が芽吹いていることを告げ、清盛が昔よく遊んだ双六(すごろく)を例にだし、サイコロの目次第では出遅れた者が勝ち上がることもある、と世の動きを予見した。
 そのころ東国の山中で暮らしている源義朝(玉木宏)のもとに相模国の三浦一族が助けを求め、義朝は助ける代わりに自分に従うことを誓わせた。義朝も来るべき世に備え、着々と力を蓄えていた。一方、佐藤義清(藤木直人)は、近ごろの崇徳帝の苦悩ぶりを気に病み、帝を救うためにも、帝の母である待賢門院璋子の目をさまさせなければと、静かに決意を固めていた。
 そして朝廷の均衡を破る出来事が起こる。得子(松雪泰子)が鳥羽上皇の皇子を産んだのだ。皇位継承の順位を揺るがす一大事であった。鳥羽院御所では男児の誕生を祝う宴会が開かれ、そこには鳥羽上皇、得子、待賢門院璋子や藤原摂関家らのほか、清盛や義清も出席していた。得子から祝いの歌を詠むよう求められた義清は、この場にいない崇徳天皇の歌を詠んだ。弟の誕生も祝うことができない崇徳帝の気持ちを代弁したのだ。
 宴席に緊張が走ったそのとき、雅仁親王が笑い声とともに宴会に乱入、そして赤子の頬をつねって泣かせてしまう。父・鳥羽院がたわむれをしかると、雅仁は鳥羽院や母・待賢門院、得子との愛憎にまみれ、権力欲に駆られた王家の乱れた様をあげつらう。
 怒った得子は自分が皇子を産んだのは権力欲ではなく、上皇を傷つけた待賢門院に思い知らせたいのだと反論。待賢門院は自分には人を愛する気持ちがわからず、白河法皇の言うままにしただけと涙をながす。この一部始終を見ていた清盛は、朝廷内の乱れた政に改めて失望する。
 宴席の後、傷心の待賢門院をたずねた義清は、愛する気持ちがあなたにもあるはずといい、抱きしめる。待賢門院はとまどいながらも身をゆだねる。
 飛び出していった雅仁親王を探していた清盛はばくち場で身ぐるみはがされた親王を発見、清盛邸に連れて行く。雅仁親王はそこで双六遊びせよと誘う。清盛は乗り気がしないままサイコロを振ると、雅仁は自分が勝てば清盛の子・清太をもらうという。清盛は勝負を拒否できないまま勝負を続けるが、不利な状況に追い込まれる。
 すると、清太が双六の邪魔に入り、そのお陰で清盛の勝利で終わると、腹を立てた雅仁は双六盤を清太に振り上げた。雅仁は必死に止める清盛に、親子の絆などもろいものだと言い捨て盤を捨てる。清盛は、平家は王家とは違うと反論するが、雅仁は清盛にも入っている白河法皇の血がいずれ騒ぎだすはずと言い放つ。長きにわたるふたりの双六遊びは、まだ始まったばかりだった。

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