タイトルは「白虎隊出陣」であったが、内容は「八重の決起 &会津の魂」であった。(タイトルを白虎隊出陣にしたのは、視聴率のための大人の事情?)
(竹子が戦に備え、女性たちによる薙刀隊を編成する様子を見て)
「薙刀では、薩長は倒せねえ」
(権八、尚之助の登城の際)
「会津を守るためです。お城を、お殿様を守るためです」
「わたすは三郎の仇を討ちてえ!わたすは鉄砲で戦いやす!」
(母・佐久にビンタされ、諌められ、父・権八に「三郎の仇は儂が討つ」という言葉に、引き下がる)
(半鐘が鳴り、城へ集合する際)
「わたすは三郎と一緒にお城に上がりやす。今から私が三郎だ。
逆賊呼ばわりして会津を滅ぼしに来るものたちを、わたすは許さねえ。
わたすは、戦う!」
(軍服に身をまとった八重の覚悟に、さすがの佐久も言葉を失う)
会津のため、殿様のため、正義のため、仇を討つため……いろいろな思いから、八重は決起する。
でも、八重の根底にあるのは、怒り、そして闘心のような気がする。
★会津の魂「徳川家、義のため、会津藩のために殉ずる」……「手柄は上げずとも良い。だけんじょ、命を惜しんで後れを取ってはいけません」(山川健次郎の母の言葉)
家老や家臣、女子衆、斎藤一、白虎隊、会津藩の一人一人(使用人も)のそれぞれの決意、覚悟に感じることができたが、最も感じられたのは、
出陣の儀であった。
……今回までに会津は出陣の儀を粛々と行ってきた。今回は大殿出陣(白虎隊随行)の際、そして藩士それぞれの家で古式に則った儀を行っていた。
これには、会津の魂を感じる。おおむね泰平の世であった江戸時代ながら、そういった儀式を泰然と行うというのは、会津の魂が脈々と受け継がれてきた証しであろう。
★またしても容保は……
「此度こそ、儂は皆と共に戦わねばならぬ。城をを頼む。土佐、儂に続け!」
と、自分の気持ちを優先させ、その結果、容保護衛の白虎隊が出陣することになった。
そして、本陣(容保陣)に援軍要請が来て、白虎隊が戦場へ……
秋田藩が降伏したことにより背後も守らねばならなくなったうえ、新政府軍を食い止めるため、峠すべてに兵を配備し、峠を破られた後も、城下への侵攻を防ぐため、なけなしの兵(白虎隊)を投入。
いや、もう、兵力が乏しいのに、兵力分散させて勝てるわけがない。日光口の山川大蔵軍や、活躍が映されなかった官兵衛たちなど、全ての兵を会津に集約して、徹底抗戦して少しでも終戦の条件をよくするしかないのではないだろうか?
★鬼の官兵衛
家老に昇進、活躍を期待されたが、見せ場は「はあぁっ!」という気合のこもった返事だけであった。
【ストーリー】番組サイトより
1868(慶応4)年8月、二本松を陥落させた新政府軍はついに会津領内へと陣を進めてきた。竹子(黒木メイサ)は戦に備え、女性たちによる薙刀隊を編成する。城下には触れが回り、権八(松重豊)と尚之助(長谷川博己)も登城することに。八重(綾瀬はるか)は、自分も一緒に出陣したいと懇願するが、権八に一蹴される。
戦況はますます悪化し、会津藩士らは続々と出陣していく。ついに予備の部隊である白虎隊にも出陣命令が下り、八重は砲術を指南した隊士たちに最後の助言をして送り出す。そして、登城の触れはとうとう八重たちにも回ってくる。佐久(風吹ジュン)やうら(長谷川京子)も城に入る支度をするなか、弟・三郎(工藤阿須加)の形見の衣服をまとい、男装をする八重。その手には、覚馬(西島秀俊)から送られたスペンサー銃が握りしめられていた。
(竹子が戦に備え、女性たちによる薙刀隊を編成する様子を見て)
「薙刀では、薩長は倒せねえ」
(権八、尚之助の登城の際)
「会津を守るためです。お城を、お殿様を守るためです」
「わたすは三郎の仇を討ちてえ!わたすは鉄砲で戦いやす!」
(母・佐久にビンタされ、諌められ、父・権八に「三郎の仇は儂が討つ」という言葉に、引き下がる)
(半鐘が鳴り、城へ集合する際)
「わたすは三郎と一緒にお城に上がりやす。今から私が三郎だ。
逆賊呼ばわりして会津を滅ぼしに来るものたちを、わたすは許さねえ。
わたすは、戦う!」
(軍服に身をまとった八重の覚悟に、さすがの佐久も言葉を失う)
会津のため、殿様のため、正義のため、仇を討つため……いろいろな思いから、八重は決起する。
でも、八重の根底にあるのは、怒り、そして闘心のような気がする。
★会津の魂「
家老や家臣、女子衆、斎藤一、白虎隊、会津藩の一人一人(使用人も)のそれぞれの決意、覚悟に感じることができたが、最も感じられたのは、
出陣の儀であった。
……今回までに会津は出陣の儀を粛々と行ってきた。今回は大殿出陣(白虎隊随行)の際、そして藩士それぞれの家で古式に則った儀を行っていた。
これには、会津の魂を感じる。おおむね泰平の世であった江戸時代ながら、そういった儀式を泰然と行うというのは、会津の魂が脈々と受け継がれてきた証しであろう。
★またしても容保は……
「此度こそ、儂は皆と共に戦わねばならぬ。城をを頼む。土佐、儂に続け!」
と、自分の気持ちを優先させ、その結果、容保護衛の白虎隊が出陣することになった。
そして、本陣(容保陣)に援軍要請が来て、白虎隊が戦場へ……
秋田藩が降伏したことにより背後も守らねばならなくなったうえ、新政府軍を食い止めるため、峠すべてに兵を配備し、峠を破られた後も、城下への侵攻を防ぐため、なけなしの兵(白虎隊)を投入。
いや、もう、兵力が乏しいのに、兵力分散させて勝てるわけがない。日光口の山川大蔵軍や、活躍が映されなかった官兵衛たちなど、全ての兵を会津に集約して、徹底抗戦して少しでも終戦の条件をよくするしかないのではないだろうか?
★鬼の官兵衛
家老に昇進、活躍を期待されたが、見せ場は「はあぁっ!」という気合のこもった返事だけであった。
【ストーリー】番組サイトより
1868(慶応4)年8月、二本松を陥落させた新政府軍はついに会津領内へと陣を進めてきた。竹子(黒木メイサ)は戦に備え、女性たちによる薙刀隊を編成する。城下には触れが回り、権八(松重豊)と尚之助(長谷川博己)も登城することに。八重(綾瀬はるか)は、自分も一緒に出陣したいと懇願するが、権八に一蹴される。
戦況はますます悪化し、会津藩士らは続々と出陣していく。ついに予備の部隊である白虎隊にも出陣命令が下り、八重は砲術を指南した隊士たちに最後の助言をして送り出す。そして、登城の触れはとうとう八重たちにも回ってくる。佐久(風吹ジュン)やうら(長谷川京子)も城に入る支度をするなか、弟・三郎(工藤阿須加)の形見の衣服をまとい、男装をする八重。その手には、覚馬(西島秀俊)から送られたスペンサー銃が握りしめられていた。
・・・・えっ、もう『八重の桜』って『25回』
だったんですか・・・・・。
いつの間に・・・・。
来週の八重の覚醒・確変が楽しみです。
それにしても・・・・
以前、「白虎隊は『備えの隊』」な~んて
言ってたので、こりゃ大丈夫だわ・・・・と
思っていたのですが・・・・・。
「殿ぉ~~~~!!」(笑)
まさか容保さん、そういう荒業を使うとは・・・・。
・・・・というか、将来がある若者を戦場に派遣
する時点で負け戦決定じゃん・・・・
とも思うのですが、
実際の所、ちょこっと前に京都に派遣された兵は
すでに厭戦気分だろうし、
若者の純粋さに賭けたのだろうか・・・・
とも思いました。
でも、やっぱり、将来がある者を盾にする時点で
藩主としてどうなんだろう・・・・
とも思いました。
容保さんが切腹覚悟で降伏すれば、
会津の皆さんは、まだ救われたのでしょうか??
いや、でも、そもそも、『京都守護職』が
いつ賊軍になってしまったんでしょ??
・・・・??歴史の残酷さを感じる作品です。
元々、震災復興作品だったと思ったのですが、
これで東北が元気になるのでしょうか??
う~む・・・・。
PS・白虎隊の皆さん、いきなり『おしくらまんじゅう』
をして、体力を消耗しちゃうんだから・・・・。
次回の伏線とは言え、この時点では
お茶目です。(笑)
意外な記事に、コメントをいただき、少し驚きました。
>でも、やっぱり、将来がある者を盾にする時点で
藩主としてどうなんだろう・・・・
とも思いました。
>容保さんが切腹覚悟で降伏すれば、
会津の皆さんは、まだ救われたのでしょうか??
ええ、容保は義に厚く、臣下思いの人物だったかもしれませんが、会津の藩主が容保でなかったら、ここまで悲惨なことにはなっていなかったと思います。
>白虎隊の皆さん、いきなり『おしくらまんじゅう』
をして、体力を消耗しちゃうんだから・・・・。
いろんな意味で、痛いシーンでした。