英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

刑事7人 第4シリーズ  第5話「再捜査の女 白いスーツの男の謎」

2018-08-12 17:17:41 | ドラマ・映画
昭和30年代のナイトクラブの女性ダンサーのダンスシーンを流したかっただけの作品
 その為、60年前という苦しい設定。当時の関係者が若くても二十歳代前半で、それでも80歳過ぎ……
 再捜査は非常に困難。遺品代わりとは言え、写真や郵便局の受領書やトランプに短冊……よく残っていたものである。咲子の孫・加納優美(瑛蓮)が依頼した調査会社も大変だっただろう。

 それにしても、田畑亮介(勧修寺保都)が自首したのは不可解。いくら恩人とは言え、愛していた女性を殺した“先生”(白いスーツの男)に対して怒りをぶつけるものなのでは?殺害行為までは至らなくても、掴みかかるところだろう。 代わりに殺人罪をかぶるなんて、理解不能。愛する咲子を失った絶望感、咲子に失恋した悲しみ(亮介の勘違い)が大きかったことを考えても……

優美殺害も理解困難
 「60年前の強請りの発覚」(時効成立、立証も困難)と「殺人」……どちらがリスクが大きいかは明白。
 
今話も田辺誠一の出番なし……


第1話第2話第3話第4話

【ストーリー】番組サイトより
 昭和33年の夏。ナイトクラブの女性ダンサー・亀井咲子(松本妃代)が絞殺され、同じ店でボーイとして働いていた田畑亮介(勧修寺保都)が自首。咲子に思いを寄せていたが自分に振り向いてくれなかったために殺したと供述する。

 それから60年後。天樹悠(東山紀之)と野々村拓海(白洲迅)がいる刑事資料係に、咲子の孫・加納優美(瑛蓮)が相談にやって来た。
 咲子は実はシングルマザーで、当時5歳だった優美の母親を豊橋の親戚の家に預けていたという。十日前に亡くなった母親の遺品からは豊橋行きの切符2枚と、咲子の文字で『RYOが許してくれますように』『ようやく会えますね』と書かれた2枚の短冊、そして51枚のトランプが見つかっている。咲子は、まもなく娘を迎えに行くつもりでいた矢先に殺害されたのだ。短冊にある『RYO』は自首した田畑亮介を指すようにも思えるが、それだと殺害動機に矛盾が出てくる――。優美は「どうして祖母が殺されたのか真相が知りたい」と天樹らに強く訴える。
 とは言え、事件が起こったのは60年も前。犯人の田畑もすでに刑期を終えて出所している。片桐正敏(吉田鋼太郎)からも「ほじくり返しても法じゃ裁けない」と一蹴される中、天樹は優美が置いていった60年前のナイトクラブでの1枚の写真をジッと見つめる。
 その翌朝、事態が一変した。優美が自宅で何者かに刺殺された状態で発見されたのだ。水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)によると、優美は60年前の事件の関係者を調査会社に調べさせていたことが判明。だが、その調査会社が優美に渡した報告書が彼女の家から消えてしまっているという。

 60年前のことを今さら調べられたくない誰かが優美を殺したのか? 過去の事件の関係者らをあたる専従捜査班の面々。天樹は出所後に居所が分からなくなっていた田畑(小松政夫)の元を訪れ…。やがて見えてきた“真相”とは――!?
  
脚本:吉本昌弘
監督:安養寺工
コメント
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