越前陶芸村からの帰り道、峠を越えると深い谷に沿って林道があります。里に出る寸前のところで、道の脇の方に白い花が、チラチラ見えました。
広いところに車を停めて、その地点に向かいます。
【5月18日 撮影】
天気が良く空気が澄み、深い木々の新緑から漏れる光が神々しく感じました。
アヤメの仲間でシャガと言うそうです。
かなり暗い場所でも生育できるので、谷沿いの陰地や竹林や杉林の下にも生育するそうです。3倍体なので種子は作らず、根茎で増えます。原産は中国で、かなり古い時代に持ち込まれたとされています(種子を作らないので、鉢植えされた状態で持ち込まれたと考えられる)。
漢字では「射干」あるいは「著莪」と書きますが、本来は「射干」はヒオウギアヤメ(檜扇)のことを漢名で「射干」と書いて「ヤカン」と読むそうです。
車を停めた付近にも咲いていました。
上の写真の中央から奥にかけて、黄色い小さい花が見えます。ちょっと視野をずらします。
で、辺りを見回すと、おお、たくさん咲いています。
アップにすると、
こんな感じです。
小さい黄色い花びらが5枚。光沢があるのが特徴です。
「ウマノアシガタ」あるいは「キンポウゲ」(キンポウゲ科)と言うそうです。本来、キンポウゲはウマノアシガタの八重咲きのもの指していたそうですが、八重咲き限定の呼び名ではなくなっています。現在は同格で、どちらが本名でどちらが別名かもハッキリしないほどです(本によって採用名が違う)。まあ、響き的には「キンポウゲ」の方がいいですよね。
有毒植物です。
さて、よく登場する日野川堤防付近(桜や菜の花)にもこの日行くことができ、目的はハルジオンだったのですが、山ベタにシャガが咲いていました。
種子や球根を作らず、根茎でしか繁殖せず、あとは人為的に株分けで増やすのですが、そんなにあちこちに自生しているのでしょうか。
それはともかく、可憐な花ですね。
広いところに車を停めて、その地点に向かいます。
【5月18日 撮影】
天気が良く空気が澄み、深い木々の新緑から漏れる光が神々しく感じました。
アヤメの仲間でシャガと言うそうです。
かなり暗い場所でも生育できるので、谷沿いの陰地や竹林や杉林の下にも生育するそうです。3倍体なので種子は作らず、根茎で増えます。原産は中国で、かなり古い時代に持ち込まれたとされています(種子を作らないので、鉢植えされた状態で持ち込まれたと考えられる)。
漢字では「射干」あるいは「著莪」と書きますが、本来は「射干」はヒオウギアヤメ(檜扇)のことを漢名で「射干」と書いて「ヤカン」と読むそうです。
車を停めた付近にも咲いていました。
上の写真の中央から奥にかけて、黄色い小さい花が見えます。ちょっと視野をずらします。
で、辺りを見回すと、おお、たくさん咲いています。
アップにすると、
こんな感じです。
小さい黄色い花びらが5枚。光沢があるのが特徴です。
「ウマノアシガタ」あるいは「キンポウゲ」(キンポウゲ科)と言うそうです。本来、キンポウゲはウマノアシガタの八重咲きのもの指していたそうですが、八重咲き限定の呼び名ではなくなっています。現在は同格で、どちらが本名でどちらが別名かもハッキリしないほどです(本によって採用名が違う)。まあ、響き的には「キンポウゲ」の方がいいですよね。
有毒植物です。
さて、よく登場する日野川堤防付近(桜や菜の花)にもこの日行くことができ、目的はハルジオンだったのですが、山ベタにシャガが咲いていました。
種子や球根を作らず、根茎でしか繁殖せず、あとは人為的に株分けで増やすのですが、そんなにあちこちに自生しているのでしょうか。
それはともかく、可憐な花ですね。