ぐるめりあ in 愛媛

愛媛、瀬戸内のグルメを紹介。
最近ラーメン率多し

第3回 耽味会  雨かほる夜 @栴檀

2015年06月24日 | 和食

3回目の耽味会に小生行って参りましたン。

舞台は松山の老舗の料理旅館。。。 といえば。。 もちろんこちら 栴檀さんです。

 

 

女将さんと番頭さんがお出迎え さあ今日も食べますよんw

 

今回は梅雨の季節ということもあって、「雨」をモチーフに料理を創作されたとのことでした。

小生いつものことながら料理の素晴らしさに感動した夜となりました。  (いや、いつものように酔って駄話をしただけかも) 

 

 手前は先付

キューイ盛り 鱚(キス)小川 

辛子マヨネーズで和えてましたが、あんまり辛くは感じませんでした。

 

それよりも前菜の美しさに惹かれてしまいました

 

ほたる籠盛り  蛍がちゃんといるでしょー

鱧寿司 穴子八幡巻き 山桃 チーズ桜桃

傘コーン 丸十 下駄長芋 蛍(金箔豆)  と書いてありましたが、どれも繊細でお美しい

傘に下駄。  蛍にさくらんぼに見立てたチーズ。

まっことおいしー。  繊細な和食の食材の中にちょっぴり場違いなチーズ。 とっても濃厚で美味しいんです。

小生うれしくて、冷酒をがぶ飲みしながら頂きましたw

 

吸い物 羽二重豆腐薄葛仕立て

冬瓜 エビ なめこ茸 絞りショウガ

 

羽二重=料理では繊細なきめ細かな料理に付ける名称なんだそうですが、確かに

滑らかなお豆腐。   

 

なめこ、葛湯のふんわりした食感が合わさって一瞬朧気な印象を受けるのですが、味はショウガで

ちょっぴりピリッとしめられておりました。

 

 

茂魚(あこう)焼霜   虎魚湯引

梅醤油と土佐醤油でどうぞとのこと。

どちらも食感がしっかりしてて、醤油を変えると

これまた不思議w クセがほとんどなくなります。

梅醤油が小生好みかも

 

 

煮物 翡翠あん雫寄せ

Why? ザパニーズ ピーポー な一品来ましたよん。

ほんと美しくて上品な食材を閉じ込めたしずくよせ。

中は南瓜、蛸、石川芋、ミニオクラ、近江蒟蒻が入っておりました。

 

小生ここらへんから酔ってきましたン

 

焼物 賀茂茄子フィレ肉重ね焼

これまたおいしー一品が

焼き茄子の上にフィレ肉。その上にトマト味噌と細く揚げた青唐と茄子皮

このcompisition  日本人じゃないとできんよねw

茄子はそれほど水気がなくて、肉ももちろん文句なし。

シャキシャキした添え物も頑張って主張されてました。

 

盃洗(はいせん)

小生はじめての体験。


目下の者が上位の者に献杯し、上位の者は飲み干した盃を杯洗の水にくぐらし下位の者に盃を与え酒を注ぎます。

通常献杯を受け続ければ酔いすぎるので、飲んだ振りをして杯洗に酒を捨て盃を与えたりもします。

一つの盃で酒を酌み交わすことにより心を通わすと考えた日本では、昔から献盃(けんぱい)や、お流れ頂戴(ちょうだい)と称し、

盃がやりとりされました。盃洗はその際に用いられるもので、料亭などで使われるものには高尚な絵付けをされたものが多くみられます。

「盃あらひとして丼に水を入れ」(『寛至天見聞随筆』)とあるように、もともとは大きな鉢や丼を盃洗代わりに使っていたようですが、

次第に酒席で映えるように磁器製や漆器製の器に変わっていきました。 

 

だそうな。  小生横に、前にお偉いシャッチョさんがたくさんおられたのですることに。。

あらまー。 フィンガーボールかと思いましたー。 と女将さんにしゃべる小生w

 

 

あー ピンぼけ

油物 鮎潤香揚げ 囲い蓮根

川エビ 万願寺唐辛子

鮎の旬ですな。 エビをガシュガシュ。 アユをもぐもぐ。

蓮根がぱりぱりに揚がってて小生全部食べてしまいました。

 

 

 

「雨粒ごはん」と書いてありましたが、ほんと粋ですよねー。

 

が。。。  小生豆嫌い(枝豆はオケー)なので  

某シャッチョさんと一緒に豆きらーーーいと除けながら食べておりました  オイ

 

加えて小生だいぶ酔ってたので、味噌汁をこぼしてしまい 女将さんに片付けて頂くという

失態までさらすことにw

 

 

相変わらずおこちゃまでごめんなさい

 

 

 

〆は無花果の田楽

田楽にしてはふわっとろっとした食感でこれまた美味

 

 

本当ならば。。

風流に雨の香りを感じ、雨の音を聞きながら食事を楽しむべき会であるはずですが。。

結局ワイワイ楽しく飲んで、記念写真撮ってw、最後に粗相をして終わるといった会になってしまいました。。

 

 

次回こそ。。。   上品に食べまっしょい!!