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大型ハリケーン襲来も乗り切る、建物の秘密とは 米フロリダ州

2018年10月21日 16時21分56秒 | 世界のニュース



(CNN) 大型ハリケーン「マイケル」が上陸した米フロリダ州で、周囲の家屋が大きな被害を受けるなか、外観はほぼ無傷で乗り切った建物が注目を集めている。「サンド・パレス」として知られるこの建物のオーナーに話を聞いた。

フロリダ州メキシコビーチにあるサンド・パレスは3階建ての建物で、4つの寝室を備える、リゾート地の貸別荘だ。オーナーのレブロン・ラッキー氏とラッセル・キング氏によれば、建物がハリケーンを乗り切ったのは偶然ではない。そのように設計したのだという。

ラッキー氏はCNNの取材に対し、建設の際には住宅関連の条例には注意を払わなかったと指摘。自分自身に問いかけたのは大災害を乗り越えられるかどうかであり、一貫してそこを目指して建築に取り組んだという。

建築は2017年に始まり、今年になって終了した。

フロリダ州の条例では、1992年に襲来したハリケーン「アンドルー」を受け、建物は時速120マイル(風速約53メートル)の強風に耐えるよう求められる。しかし、ラッキー氏によれば、サンド・パレスは時速240マイルから同250マイルの強風に耐えられるように建てられたという。

壁は現場打ちのコンクリートで出来ており、くい打ちの深さは約12メートル。全ての壁に鉄筋が通っている。

キング氏によれば、建物の東側にバルコニーを作りたかったという。しかし、技師からハリケーンにも耐えられる建物がほしいのだと思っていたと言われてバルコニーは取りやめた。また、張り出し部分ももっと大きいものがほしかったが、最終的に、小さいものにしたという。

ハリケーンの襲来を受けても、屋根や大部分の窓、ドアは無事だったが、無傷というわけではなかった。1階部分と上階に通じる階段などはなくなってしまった。電気やガス、水道はすべて修復しなければならない。

それでも、周囲の大部分の惨状よりは、はるかにましだろう。人口約1200の町では依然として行方不明者の捜索が行われている。

ジャンル:
災害
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