Tommy's Express ブログ

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サウジ攻撃の武器はイラン製 連合軍発表

2019年09月17日 | 戦争・軍事・紛争

先週末に無人機の攻撃を受けた、サウジアラビアの
首都リヤド郊外にある石油施設の衛星画像







サウジアラビア主導の連合軍は16日、サウジの石油施設への攻撃に使われた武器はイラン製だったと発表した。これに先立ち米国は攻撃への報復を示唆しており、域内での衝突の懸念が高まっている。

 先週末に行われたこの攻撃については、イエメンの親イラン派反政府武装組織フーシ派が犯行声明を出したが、米国はイランを非難。ドナルド・トランプ大統領は米国が「臨戦態勢」にあると述べ、マーク・エスパー国防長官も米国が対抗措置を準備していると表明した。

 一方、ロシアは「すべての国に対し、状況を悪化させ得る早まった手段や結論を避けるよう」要請。欧州連合(EU)も当事者すべてが「最大の自制」を示すべきだと強調した。

 サウジのエネルギー施設はこれまでにも攻撃を受けたことがあるが、今回の攻撃は異例の規模で行われ、同国の原油生産の約50%が停止。これは世界の石油供給の約6%に相当する。

 連合軍のトゥルキ・マリキ報道官はサウジアラビアの首都リヤドで記者団に対し、攻撃に使われた武器は「イランからのもの」だったと明言。現在「どこから発射されたか」を調べていると述べた。さらにマリキ氏は「この攻撃は、フーシ派が装っているようにイエメン領土からなされたものではない」と述べ、調査が始まったとも明らかにした。

 フーシ派は、サウジ施設を無人機10機で攻撃したと主張。イランのハッサン・ロウハニ大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン両大統領と開いた記者会見で、攻撃はフーシ派が「自衛」のために行ったと説明した。

 だが、米紙ニューヨーク・タイムズの報道によると、米当局が入手した衛星画像では攻撃が北あるいは北西の方向から実施されたことが示されている。これは、攻撃がペルシャ湾北側のイラン、または同国がさまざまな武装集団を支援しているイラクから行われたことを示唆している。(c)AFP/Anuj Chopra

ロシアの空爆で子ども含む19人死亡か シリア北西部

2019年07月23日 | 戦争・軍事・紛争
 
22日、シリア北西部イドリブ県マーレトヌーマンの空爆現場




内戦が続くシリアの北西部イドリブ県南部で22日、アサド政権軍を支援するロシアの空爆により子ども2人を含む市民19人が死亡した。反体制派の在英NGO「シリア人権監視団」が発表した。多数のけが人も出ており、犠牲者が増える可能性もある。

 監視団によると、22日朝、イドリブ県南部マーレトヌーマンの市場が爆撃を受けた。ロイター通信などによると、ロシア国防省はこの地域で空爆は実施していないと否定している。

 イドリブ県は反体制派の最後の大規模拠点で、アサド政権軍側に包囲されている。昨年9月にロシアと反体制派を支援するトルコが非武装地帯を設置することで合意したが、今年4月末から政権軍側による空爆や爆撃が激しさを増している

(朝日新聞)


スリランカ同時爆破テロ ISが犯行主張する声明

2019年04月24日 | 戦争・軍事・紛争

自爆犯









スリランカの最大都市コロンボを中心に起きた同時爆破テロ事件について、過激派組織IS=イスラミックステートは、23日、インターネット上に声明を出し、「同胞がキリスト教徒や有志連合の国民を狙った」として、一連の爆発はISの戦士による犯行だと主張しました。

声明では、事件の実行犯として7人の名前や役割分担にも言及し「ホテルやキリスト教の教会に向かった」としたうえで、教会では、「同胞が、イースターのお祭りを祝っていた人たちを狙った」などとして、ISの戦士による犯行だと主張しました。また、教会では1人ずつが体に巻き付けた爆発物を爆発させたほか、ホテルでは爆弾と体に巻き付けた爆発物を両方爆発させ犯行に及んだとしています。

インターネット上には、実行犯らを写したとする動画や集合写真もあり、このうち動画ではリーダー格とみられる男がISの指導者、バグダディ容疑者の名前を呼び、他の7人が「神は、我々の宣誓を見ている。神は偉大なり」などと復唱する様子が写っています。また写真では、黒い衣服を身にまとった8人が銃やナイフを手に並んでいます。


IS掃討作戦で民間人630人超死亡 監視団発表

2019年03月25日 | 戦争・軍事・紛争

シリア東部バグズで行われた、民兵組織「シリア民主軍(SDF)」による
過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦で、立ち上る黒煙



イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に対するシリアでの半年間の掃討作戦で、民間人の死者が630人を上回ったことが、在英NGO「シリア人権監視団が23日に公表した調査結果で明らかになった。

 それによるとうち209人が子ども、157人が女性で、IS戦闘員の親族も含まれていたとされる。

米軍の支援を受けてIS掃討作戦を行ったクルド人主体の民兵組織「シリア民主軍(SDF)」は昨年9月10日、ユーフラテス渓谷でIS最後の拠点への攻撃を開始し、町を次々に奪還。今月23日に東部バグズ制圧とIS壊滅を宣言した。

 同人権監視団によると、掃討作戦でSDFの民兵750人超、IS戦闘員約1600人が死亡した。SDFはSDF側の死者数を数か月公表しないのが慣例だが、人権監視団は死者数についてシリア国内の情報網を活用して集計したと説明した。
 
 シリア内戦は2011年、反政府抗議活動に対するバッシャール・アサド政権の容赦ない弾圧を機に始まった。それ以来37万人超が死亡、数百万人が避難している。(c)AFP


同盟国の米軍駐留経費、増額を検討 トランプ政権

2019年03月11日 | 戦争・軍事・紛争



(CNN) 米国の同盟国などが駐留米軍の経費を負担している問題で、トランプ政権がこの費用を上乗せさせる方途を内部で検討していることが10日までにわかった。この問題に通じる複数の米政府当局者などが明らかにした。

当局者によると、「コストプラス50」と呼ばれる案も浮上。駐留経費の全額の支払いの他、5割分を積み上げる内容となっている。この5割分は米軍事力を抱えることで当該国が得られる恩恵の対価と位置付けられている。

ただ、駐留兵士の給料や装備品まで全ての費用支払いを外国政府に求める適法性などを疑問視。実際の政策に盛り込まれたとしても細目の整理などに長時間要するのは明白ともした。

ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)は米国防総省に対し外国諸国での米軍駐留や配備の装備品に関するコスト見積もりを一部求めたという。

米軍が駐留する外国は現在、形態に違いはあるが100カ国以上。最大級の米軍兵力が展開しているのは日本、韓国、ドイツ、カタールやアラブ首長国連邦(UAE)などを含む。

米政府当局者はトランプ政権の外交方針の基幹は負担の共有と主張。集団防衛戦略において同盟国が支払うべき経費増大を意味し、米政府が過重な負担を引き受ける場合と比べ、より公平な方法と説明した。

NSCの報道担当者は、トランプ大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防費増大を要求し、成果を挙げたことにも言及した。最近では在韓米軍駐留経費の負担金の増加問題で韓国と協議を続け、2019年は前年比8%増となる合意を勝ち取った。ただ、この協議は難航していた。


パキスタンのF16使用疑惑、米に調査を要請 インド

2019年03月10日 | 戦争・軍事・紛争



ニューデリー(CNN) インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で先月起きた両軍の空中戦で、パキスタンが米国製のF16戦闘機を使ったとされる疑惑をめぐり、インド側が米国に調査を依頼していることが分かった。

インド外務省の報道官が9日の記者会見で語った。使用が事実なら、米国がパキスタンにF16を売却した際の条件に反する可能性があるという。

カシミール地方では先月から印パの衝突が激化している。インド空軍は、パキスタンが先月27日の攻撃にF16を使い、インド側の戦闘機を撃墜したと主張。F16しか発射できない空対空ミサイルの一部が回収されたほか、目撃証言や電子的な証拠もあるとしている。

これに対し、パキスタン側はF16の使用を否定した。ただし作戦に参加した具体的な機種は示していない。

米国がパキスタンのF16使用について、売却時にどのような条件を課していたのかもはっきりしない。米国務省当局者はCNNの取材に対し、条件違反をめぐる指摘があるのは承知していると認め、同省が現在調査中だと述べた。


ミャンマー・ラカイン州で武装勢力の襲撃、警察官9人死亡

2019年03月10日 | 戦争・軍事・紛争

武装勢力の襲撃で死亡し、毛布など掛けられた警察官の遺体



ミャンマー西部ラカイン州で9日夜、武装勢力による襲撃があり、警察官9人が死亡、1人が負傷した。この他に1人が行方不明になっている。匿名の警察幹部が10日、AFPに語った。

 襲撃があったのは州都シットウェのすぐ北にある村。漏えいした警察の報告書によると、警察署から武器も持ち出されたという。これまでのところ犯行声明は出ていない。

 同州では、流血の事態となった2017年の軍による厳しい取り締まりで、イスラム系少数民族ロヒンギャ約74万人がバングラデシュ領内に逃げ込んだ。同州の仏教徒住民であるラカイン人も軍に協力したと批判されている。

 だが軍は今、ラカイン人の自治権と権利拡大を掲げる武装組織アラカン軍に対する戦闘を繰り広げている。

ミャンマーでも最も貧しい州の一つで、多くの住民が長年にわたって中央政府から差別されてきたと感じているラカイン州の住民の間では、アラカン軍への支持が広がっている。2009年に創設されたアラカン軍はその勢力を拡大し、現在は数千人を擁するとみられている。

 アラカン軍は昨年末から活動を活発化させていたが、今年1月の独立記念日に警察の拠点4か所を襲撃したことで注目を集めた一方、国軍はすぐに報復に乗り出した。(c)AFP


シンガポール、F35機調達の計画発表 中国を刺激か

2019年03月07日 | 戦争・軍事・紛争



香港(CNN) シンガポールのウン・エンヘン国防相は7日までに、米国製の次世代戦闘機「F35」を最多で12機調達する計画を明らかにした。同国国会での演説で表明した。

同機の輸出には米連邦議会の承認が必要。エンヘン国防相はトランプ米政権や米国防総省はシンガポールへの同機売却に前向きな姿勢を示していると述べた。

同国がF35導入を果たした場合、領有権論争がくすぶる南シナ海周辺の米国の同盟国では日本、オーストラリアや韓国に次いで4カ国目となる。ただ、南シナ海の軍事拠点化を進める中国を刺激する可能性が強い。

エンヘン国防相はF35購入に触れた際、中国の国名には触れなかった。国防相はまた、国防力強化を図るため2030年までに配備する数十点に及ぶ軍事装備品に言及。敵レーダー網を回避するステルス性能を持つF35はこのリストの中でも最重要と位置付けられている。

米インド太平軍司令部の元作戦担当幹部はシンガポールによる同機購入は中国の地域的な支配確立への懸念の高まりを示唆していると説明。シンガポールは南シナ海での権利主張に軍事的な意図はないなどとする中国の主張を信用してはいないと指摘した。シンガポールは南シナ海の西方に位置する。

米国は中国が南シナ海で環礁を人工島化し、滑走路建設やレーダー配置、航空機派遣などを積み重ねる動きに反発。これら拠点周辺に艦船や航空機を随時派遣し、中国が唱える主権確立を否定している。

米軍は日本の基地にもF35を配備。同機は南シナ海などに出動する海軍艦船にも搭載可能となっている。英国もF35を積んだ空母を南シナ海周辺に来年派遣する考えを示している。


インドで子どもと母親3人死亡 パキスタンとの軍事衝突

2019年03月03日 | 戦争・軍事・紛争



インド、パキスタン両国が係争地カシミール地方の停戦ライン(実効支配線)周辺で軍事衝突を続けている問題で、両国は2日も砲撃の応酬を続けた。

 パキスタン側は1日、撃墜したインド軍機のパイロットをインド側に引き渡したが、緊張の緩和にはつながっていない。

 インドメディアによると、インド側のジャム・カシミール州で2日、パキスタン軍が発射した迫撃砲弾が複数の集落に着弾。9カ月と5歳の子どもと母親の3人が死亡した。同州では1日も別の集落で銃撃戦に巻き込まれた住民や警官ら8人が死亡した。

 一方、パキスタン軍などによると、カシミール地方のパキスタン側では停戦ライン周辺で1日から2日にかけて、インド側から砲撃が断続的に続き、兵士や住民ら4人が死亡、住民2人が負傷した。

朝日新聞デジタル


米の中東和平計画、ヨルダン川西岸の大半をパレスチナ国家に

2019年01月18日 | 戦争・軍事・紛争



[エルサレム 16日 ロイター] - イスラエルのテレビ局によると、トランプ米大統領の中東和平計画には、ヨルダン川西岸の最大90%をパレスチナ国家とする案が盛り込まれている。

首都は東エルサレムとするが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地がある旧市街はイスラエルの主権下に置き、パレスチナとヨルダンの共同管理とする計画。

東エルサレムの「最もアラブ色の濃い地域」が将来の首都としてパレスチナの主権下に置かれるという。

イスラエルとパレスチナの領土交換も計画されている。

ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の集合体はイスラエルが併合することになるが、孤立した入植地は住民に立ち退きを促すか、建設の停止を求めるという。

イスラエルのテレビ局Reshet 13が、米国側から説明を受けた関係筋の話として報じた。

トランプ氏の中東和平計画は詳細が明らかにされておらず、公表は数カ月先になる可能性がある。

ホワイトハウスは今回の報道について、不正確な憶測だとして否定している。

イスラエルは東西エルサレムが「不可分の永遠の首都」だと主張。パレスチナ自治政府は、東エルサレムを首都とする国家樹立を目指している。

イスラエル、パレスチナ当局者のコメントは取れていない。


イスラエル軍がガザ空爆、3人死亡 攻撃の応酬続く

2018年11月13日 | 戦争・軍事・紛争





イスラエルは12日、パレスチナ自治区ガザ地区を空爆し、パレスチナ人3人が死亡した。同日先にガザ側からイスラエル側に向けて多数のロケット弾が発射されたことを受けての措置だといい、当局によるとこの攻撃でイスラエル南部で男性1人が死亡、女性1人が重傷を負った。暴力の再燃で、同域の安定に向けた取り組みが阻害される恐れが出ている。

 イスラエル軍は、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するガザ地区からロケット弾300発以上が発射されたことへの報復として、武装地区70か所以上を攻撃したことを明らかにした。ハマスが運営するテレビ局が入った建物も破壊されたという。

 ガザからの攻撃の一部は、ミサイル防衛システムで迎撃したとしている。イスラエルの医療関係者らの話によると、ガザからの攻撃でイスラエル人およそ20人が負傷したという。

 ガザ保健当局は、イスラエルの空爆でパレスチナ人3人が死亡、9人が負傷したと発表。武装勢力「パレスチナ解放人民戦線(PFLP)」は、死者のうち2人が同組織の所属だったとしている。

 前日11日には、イスラエル軍の特殊部隊がガザ地区で軍事作戦を行った際に衝突が発生し、ハマス軍事部門の現地司令官1人を含むパレスチナ人7人と、イスラエル軍将校1人が死亡。

 ハマスは、イスラエルによるこの軍事行動に対する報復だとして、ガザ地区の全てのパレスチナ武装集団を代表しロケット弾攻撃を行ったと認めている。(c)AFP/Sakher Abou El Oun


米F35戦闘機が初の実戦、タリバーンを空爆 アフガン 

2018年09月28日 | 戦争・軍事・紛争



(CNN) 米海兵隊に所属する最新鋭のステルス戦闘機「F35B」が27日、初の実戦となる空爆作戦を実施した。海兵隊と国防当局者3人が明らかにした。

F35Bは米海軍の強襲揚陸艦エセックスから発艦し、アフガニスタンで反政府武装勢力タリバーンを攻撃した。

海兵隊は声明で、同機が空爆によって地上軍の掃討作戦を支援したと発表。地上軍の司令官は空爆が成功したとの見方を示したという。

F35の製造を手掛けた米ロッキード・マーチンによれば、同機はレーダーに探知されにくいステルス性能を有しているほか、音速を超えるスピードでの飛行が可能。極めて高い敏捷(びんしょう)性と最新鋭のセンサー技術を誇る。

海兵隊に所属するF35Bは、3種類あるF35シリーズの中で実戦に即応した設計が施された最初の機体だった。


イエメンで空爆、子ども22人含む30人死亡 反体制派が発表

2018年08月25日 | 戦争・軍事・紛争

空爆を受けた建物から外を見つめる子ども



(CNN) イエメン北西部ホディダ近郊で23日、サウジアラビア主導の連合軍による空爆があり、反体制派「フーシ」が掌握する保健省によると、子ども22人を含む30人が死亡した。

フーシが運営するメディアによれば、空爆は4家族が自宅から車両で避難しようとしていたところを直撃した。この地域では22日にも空爆があり、生き延びた家族2人によると、4人が死亡、2人が負傷したという。

生き延びた1人は今回の空爆の犠牲者について、「前の空爆で4人が死亡していたことから、子どもの命を救いたいと思って避難していた」と明かし、「我々には安全な場所はないのか」と問いかけた。

情報を提供した2人は、身の安全の心配から名前を明かしていていない。

23日の空爆はホディダから約20キロ離れた地区を襲った。国際救済委員会によると、同地区に対する22日の空爆では13人が死亡した。

同地区の住民の1人はCNNの取材に、「動くものは何でも死ぬ」と語った。この地区は戦略的要衝であるホディダに近いことから、主要な戦闘地域となっており、ここ数日は再三にわたる空爆を受けている。

ホディダはフーシが掌握しており、反体制派にとって紅海に抜ける要衝の役割を果たしている。6月以降、連合軍の後押しを受ける部隊が奪還を試みており、内戦が続くイエメンの新たな激戦地となってきた。

23日の空爆について、連合軍からのコメントは得られていない。

アラブ首長国連邦(UAE)の国営メディアによれば、この地域では23日、フーシによる弾道ミサイル攻撃もあり、連合軍の後押しを受ける政権が最近奪還した村に着弾した。子ども1人が死亡、数十人が負傷したとしている。


ガザ衝突の死者55人に 米「ハマスに責任」、安保理が緊急会合へ

2018年05月15日 | 戦争・軍事・紛争

パレスチナ人とイスラエル治安部隊の衝突が発生する中、パレスチナ旗を持つ少年 


パレスチナ自治区ガザ地区とイスラエルとの境界付近で14日、在イスラエル米大使館のエルサレム移転に合わせた抗議デモに参加したパレスチナ人らとイスラエル軍との間で衝突が発生し、イスラエル軍の銃撃などによりパレスチナ人55人が死亡、2400人以上が負傷した。1日の死者は2014年のガザ紛争以降で最悪となった。この事態を受けて、クウェートは国連安全保障理事会の緊急会合を15日に開くよう要請。一方、米ホワイトハウスはイスラエルの対応を擁護し、ガザを実行支配するイスラム原理主義組織ハマスに直接の責任があると非難した。

 米大使館開設式は予定通り開催され、米政府の代表団が出席。トランプ大統領の長女イヴァンカ・トランプ補佐官や夫のジャレッド・クシュナー上級顧問らが参加した。

 こうした中、ガザでは数万人のパレスチナ人が抗議行動に参加。イスラエルとの境界沿いではイスラエル兵らと直接ぶつかる人もいた。死傷者数はガザ保健当局が発表した。パレスチナ国連特使によると、死者には16歳未満の子ども8人も含まれている。抗議行動は日没前に終了したが、翌15日に再開される見通し。

 安保理非常任理事国のクウェートは緊急会合の開催を要請するとともに、死傷者を出したイスラエルの対応を強く非難した。

 パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長はイスラエルの「虐殺」行為を非難。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルはイスラエルの暴力を「忌まわしい」人権侵害だと表現し、またヒューマン・ライツ・ウオッチも「殺りく」を強く批判した。

 欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外交安全保障政策上級代表(EU外相)は「さらなる人命の喪失を避けるため、皆最大限自制して行動するよう望む」と表明。また英国のテリーザ・メイ(Theresa May)首相報道官も、やはり「冷静さと自制」を求めた。

 一方、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「いかなる国にも境界防衛の義務がある」として武力行使を擁護した。

 ホワイトハウスのラジ・シャー報道官は14日の記者会見で、「この悲劇的な死はハマスに直接の責任がある」と主張。「ハマスは意図的に、また身勝手にこの対応を引き起こした」とする一方、「イスラエルには自衛する権利がある」と述べた。(c)AFP


IS最高指導者、数人でシリア東部に潜伏 イラク高官が明かす

2018年05月10日 | 戦争・軍事・紛争

アブバクル・バグダディ容疑者とされる 


イラク情報当局高官は9日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者は、息子1人を含む「4、5人」の支持者と共に少人数で移動を繰り返しながら、シリア東部に身を隠していると明らかにした。

 ISは度重なる軍事攻撃を受け、イラク、シリア両国にまたがる「カリフ制国家」の支配地の大部分を失ったが、砂漠が広がるイラク国境地帯に活動域を維持している。

 匿名のイラク情報当局高官によると、イラク軍は3月24日、シリア国内で前例のない急襲作戦を実施し、IS最高幹部5人を拘束。その後、バグダディ容疑者への包囲網が狭まっている。

 この高官は、イラク軍が過去数週間で実施したシリア空爆によりIS戦闘員39人が死亡し、IS構成員は「急速に減少している」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News