いよいよ消費増税第一段階が目前に迫ってきた。
先日も近くのスーパーを訪れたが(増税前の)駆け込みセールが常態化しており店側も買い物客側も相当ヒートアップしている雰囲気だ。
マスメディアも「増税前に買って置くものは?買わなくていいものは?」などと煽り立てるものだから消費者もついつい踊らされてしまう。
さて春闘(懐かしい響きだ)のヤマ場を越え民間調査機関が増税後の家計負担増インパクトを公表しているが本調査によれば平均的な所得層では年1.6万円増で済むのだが低所得者層と高所得者層は年2万円以上になりそうだ。
心配なのは未だ年収増が計算できない非正規就業者層と全く収入増が見込めない年金生活者だろう。
これで2%経済成長が実現できるのか、デフレ脱却が可能なのか、…ふと気になってしまう。
やはり成長戦略がある程度見えてこないと・・・・。
アベノミクスでいえば「第三の矢」だ。
首相もテレビのバラエティ番組に出ている場合ではないのでは。