グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

民主党代表選に思う(その5)

2010年09月04日 | 日記
今頃になって世の中に「代表選延期(または中止)すべし」論が高まりつつあるが当事者はそれどころではない。
先日の討論会も(口調はソフトだが)相手候補の弱点攻撃だけが目立ち他方政策の具体的な説明は乏しいものであった。
これでは(どちらの陣営にも属さない)浮動有権者たちはどちらにも点数をつけられなかったのではないか。
スネに傷を持つ小沢候補は「政治とカネ」を攻められた場合今以上に攻勢に出る手立てはない。
得点を稼ぐとしたら財源論や景気対策、普天間問題などについて手の内を開陳し国民や有権者がそれを「行ける!」と評価した時ではないだろうか。
菅候補についていえば現首相として今やるべきことを遅滞なく遂行することに尽きる。
そもそも円高・景気対策を機敏に手を打っておれば今ほど「剛腕待望論」が膨らむことはなかったはずである。
政治空白が長引けば長引くほど民主党全体の支持は下がっていくことを十分認識したい。

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