大学野球の顔

先週は根性なく回避した“東伏見詣”でしたが、今週は沖縄キャンプ組がしばらく見れなくなるし行って参りました。
ただ、先日の雪でグランドコンディションがどこまで回復しているか心配。

グランド到着したのは10時半過ぎ。グランドの所々がぬかるんでいる状態で屋内での練習でした。


投球練習する越智君（手前）、宮本君


今日は外での練習は見れないのか、とうらめしそうにグランドを眺めていますと、たき火のところに応武監督がいらっしゃり
「（休憩なしの）通しで昼からはシートバッティングをやります」と教えてくださいます。
来たかいがあったなあ。
ここでのたき火談義で明日から始まる沖縄キャンプの話も出まして、飛行機はメンバーを分けず、1便で沖縄入りするとのこと。
「（飛行機が落ちるかも知れないので）今日が最後になるかも知れないのでしっかり見ていってください」というシャレにならない冗談で監督さんはファンの皆さんの笑いを誘ってらっしゃいました。
飛行機は冗談としても沖縄の天気が心配ですね。プロ野球のオープン戦も雨で流れることが多いみたいですし。

細山田君、甘井君は卒業式のため地元に帰っているとのこと。
甘井君ファンという女子高生ふたりは残念だったでしょうねえ。
考えてみれば彼らもまだ高校生なんですよね。すっかり早稲田の学生だと思ってました（笑）。

シートバッティング。
最初に澤本君（3年　早稲田実）が上がり、武内君、山岡君ら4年生メンバーと上本君、松本君ら1年生らで組まれた1組と対戦します。ストレートで2本程度打ち、最後は変化球も交えたミックス。目がなれてないせいでしょうか変化球の対応にバッターは少し苦しんでいたように見えました。
上本君は今日は右で打ってました。シーズン当初は右で行くんでしょうね、やはり。


右打席の上本君
澤本君に続き、藤元君、内山君、芳賀君がマウンドに上がりました。
内山君の球威あるストレートと芳賀君の一瞬止まってみえるようなカーブが印象に残りました。スピードがもう少しあればねえ。
打者では武内君は別格として、山岡君はやはり昨秋のようにクリーンアップを任されるだろうなという雰囲気。
北崎君（3年　福岡工大城東）、田中幸長君（2年　宇和島東）の二人がほれぼれするような体でパンチのある打球を見せてくれてました。二人のうちどちらかでもいいんでクリーンアップを任せられるように育ってくれると武内君のマークも少しは甘くなるのですけど。

明日からの沖縄キャンプのことも考慮してか練習は14時近くで終了。
帰ろうかと思っていると、WASEDAのユニフォームの武内君が部室から現れ、何かが始まりそうなムードに。
『週刊ベースボール増刊　大学野球』の撮影です。


ポーズをとる武内君

春の号は例年、その年の大学野球を代表する選手が一人ないしは二人で表紙を飾るのですが、ベースボールマガジン社の担当の方によれば、今年は武内君が単独で表紙を飾るらしいです。大学野球の顔ですからね。
『週刊ベースボール増刊　大学野球　2004春季リーグ戦展望号』は3月31日の発売。今から楽しみです。