パリに滞在中、バラ園にばかり通っていた訳ではありません
娘の希望もあって
買い物、美味しい店にも同行しているので
１日はあっという間です
日が長く夜１０時位までは明るいので
どうしても時間の感覚がマヒしてしまいます
娘のお気に入りのレストランが
よる７時からディナータイムなので
結局時間つぶしになります
そのバラ園は
ヴァル・ドゥ・マルク県にありました
メトロとバスを乗り継いでパリ市内から出なければならないので
娘には言いづらい
ましてやバガテル公園に連れて行ってもらったので
私の希望ばかり無理かな…と思っていました
今回は遠出しないでパリ市内で過ごすと決めていたので
初めての場所で時間もかかりそうでした
ところが前日、娘が満足する買い物をしたせいで
これ以上買い物はしなくてもいいかな…となったので
「ここに行ってみたい」と言えました
日本から持ち込んだメモ帳の最後に
ライレローズバラ園と書き込んでいましたが
まさかほんとうに行けるなんて
バスを降りたところに写真の教会がありました
その場所からバラ園への道筋が見えたのでホッとしました
ここを入って左側の方へ進みます
進んで左側の門が閉じられていて
バラの景色が広がりました
情報で病気の手入れなどで急に閉園になるとあったので焦りました
ここまで来てもしかしてそれ？と
入り口はまだ先でした
チケット売り場の前の小屋
バラで飾られています
一歩中に入ると
興奮するぐらいのバラの数
娘が「好きに見ておいで」と解放してくれました
このバラ園は
ビジネスマンだったジュール・グラブロー氏によって
造られたそうです
現在は１万株のバラがあるとのこと
どこから見たらいいの～
写真の奥にはテラス席があって
食事をとっている人で賑わっています
ここから動けなくなりました
一番奥のこの場所が素敵で
ランチの場所はここにしました
ちょうど近くにイタリアからの女性４人がいて
賑やかにランチをとっていました
カメラで撮りっこをして仲良くなりました
ドームがバラで満開になる日も近いようです
バラ園から見える森も
気持ちの良い緑で
奥へ行ってみたくなります
こんな静かで素敵な場所
近くなら毎日通いたいほど
広い園内を好きなように散策して
時々娘と出会います
「このバラが素敵なの」と報告し合うと
同じバラだったりしました
やはり私たち団体行動は向いていません
集合時間が決められていないって
なんて自由で素敵な時間なんでしょう
たっぷり見た後にパリ市内に戻らなければならないので
いよいよ切りあげて園外に出たのですが
ベンチで休んでいると先程の森が気持ち良く広がり
娘の「行ってみる？」に
迷わず頷いていました
先に何があるか進んだのですが
奥にこんな風景が待っていました
あのまま帰らないで良かった！
公園内の植栽ですが
見事なバラがいっぱいでした
私の希望でしぶしぶ付き合ってくれた娘でしたが
帰る頃にはすっかりこのバラ園に魅せられ
ここまで来て良かったと言ってくれました
昨夜は「一人で行ってきて」と乗り気ではなかったので
私はここまでのメトロやバスの乗り継ぎを調べてメモし
シュミレーションしているうちに心配で眠れなくなったのでした
いざ本番のきょう
やはり一人では迷う場所もあり
二人で来て良かったと思いました
バスの中で次のバス停を示す文字が違っていたり
順序良く数えていたバス停がいくつか飛んだりと
一人では対処しきれなかったでしょう
フランス語のバス停の文字を瞬時に読むのは
なかなか難しい
この見知らぬ街にやってきてほんとうに良かった
道沿いのこんなお家も可愛らしい
しばらくこの光景が離れません
見て頂いてありがとうございます
