物欲大王

忘れないために。

東野圭吾著「流星の絆」

2012年03月23日 10時45分30秒 | 読書、書評
好きな作家の分厚い本。これだけでテンションがあがる。
ドラマ化もされ、読んでみたかった作品。
電車の中で貪る様にして読んだ。面白い。

小さい頃、両親を殺された三兄妹の話。
ハヤシライスが物語の鍵を握るのが印象的で、俺も食いたくなってきた。

とにかく読んでほしい。すばらしい本に出会った喜びを共有したい。
評価6★★★★★★(5段階)

東野圭吾著「夜明けの街で」

2012年03月23日 10時33分39秒 | 読書、書評
「東野圭吾が恋愛モノを描いた」と騒然となった作品。
ひょんなことから、主人公は派遣社員の秋葉と不倫関係になってしまう。

前半で心ときめき、中盤で浮気に憧れを抱いた俺。
「ドキドキするような両思いの恋がしたい!」と思うようになる。
しかし、後半で「うわぁ。めんどくせぇ事になってきたぞ」と今まで(?)を後悔するようになった。
その辺りで、お約束の「事件の解明」があるのだが、そんなことはどうでも良い。

「一体、二人はどうなってしまうのだろう?」
気がかりはそれだけだ。

最後に、「ですよね~」と思った。名作。
評価6★★★★★★(5段階)

東野圭吾著「ガリレオの苦悩」

2012年03月23日 10時22分18秒 | 読書、書評
天才物理学者が難関な事件を解決する、ガリレオシリーズの第4弾。
5編収録されて、どれも面白い。
ただ、科学で事件を解決するので、じっくり読み込まないとキツイ。


映画やドラマ版で主役を演じるのは福山雅治なのだが、
俺の頭の中は何故か阿部寛。
トリックの物理学者の印象が強く、どうしても彼の姿が思い浮かぶ。
本書を読んで決意した。
「俺の中の湯川教授は阿部寛」で行こうと。
なんかしっくりくる。
評価5★★★★★(5段階)

又吉直樹著「第2図書係補佐」

2012年03月23日 10時10分39秒 | 読書、書評
日々面白い事を考えている人の文章は面白い。
お笑い芸人ならなおさらだ。
著者は「ピース」の又吉さん。
「アメトーーク」の「本好き芸人」がきっかけでファンになった。
いやぁ、これほどの本好きとは。
彼がきっかけで本を読む人が増えれば良いね。

本書は本にまつわるエッセー集。
紹介する本の記述は少ないが、そこにいたるまでが面白い。
着眼点が人とは違うよね。芸人さんって。
評価6★★★★★★(5段階)