物欲大王

忘れないために。

親父。エピソード1(配線編)

2007年07月08日 00時23分25秒 | 日記
 親父シリーズとして書きます。
是非エピソード1から順番にお読み下さい。

親父の入院ネタを書いてから数ヶ月。
その親父が家に帰れなくなってしまいました。
先月頃、新しいガンが腎臓に発症。
そのガンがやたらと元気が良い。
今は痛みを和らげる方向で行っています。
ここ数週間は食事も出来ず、意識もままならない状態。
我々家族が呼びかけると目を開けて軽く頷く程度。
ただ、それが微妙~~~な反応なので、常に緊張しながら親父と対峙(笑)。
親父の手を握って「来たよ!」なんて呼びかけてね。まぁ、恥ずかしいんだけどね。
残された親父とのふれあいを大切にしようとおもっています。

悲しいけど親父の命は長くはない。
死んでからバタバタするのは大変なので、生きているうちに色々やっておこう。
葬式はどうするか?墓は?とか色々家族で話し合わなくてはならない。
ということで、先日夫婦で実家に帰って来た。
色々な話をした後、親父が書斎として使っている居間の一角の整理をしよう!という事になった。
仕事を引退してからパソコンにハマっていた元電気屋の親父。
裏のコードの配線を見て驚いた。


タコ足上等。ホコリまみれ。
もっと意識がしっかりしていれば、「トラッキング火災」について小一時間講義してあげたい。
で、しかもその配線もジャングルの様で、コードの山。山。山。

……そのままにしていると危険だし、電気代がもったいないので夫婦で
頑張った。
とりあえず全部引っこ抜く。
「そんなの簡単じゃん!俺がやってやるよ!」と考えているそこの君!
あれみたら泣くよ。写真撮っておけば良かった。なんせ親父、昭和の電気屋だから。
配線の仕方が正直
基盤レベル。

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