物欲大王

忘れないために。

伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」

2007年03月04日 23時17分33秒 | 読書、書評
アヒルと鴨のコインロッカー

東京創元社

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 久々の書評。
書評を書くのをサボっていた理由は、ファミスタオンラインとこの本なのである。
「アヒルと鴨のコインロッカー」。
ぶっ飛んだタイトルは勿論の事、本の内容が形容し難いのである。
なんだろう。この不思議な感覚は?
帯には「ミステリー」と書いてあったのだが、どちらかというと純文学に近い印象。
ぶっちゃけ、あまり面白くない内容だったが、著者の筆力の巧さと独特の世界観に惹かれ、最後まで読んでしまった不思議な小説だった。
偉大な作家になるであろう著者に期待しよう。
評価★★★★☆(5段階)