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薬害エイズー被害は重たくなっています

2011-03-28 21:14:44 | 日記
薬害エイズ訴訟の和解から15年、その後被害者は国と定期協議を重ね、エイズ拠点病院や治療費の開発などによりエイズは死ぬ病気ではなく治療を続ければ生き続けられるようになりました。しかし、感染原因の血液製剤はHIVだけでなくHCVにも汚染され、今、薬害エイズの被害者はHCVによる肝炎が発症して亡くなる被害者が出ています。HIVとHCVの重複感染しているため、その治療も難しさが増しています。薬害エイズは15年前に和解して世間では解決したと思われていますが、薬害エイズは様々な未解決の問題を抱えています。エイズや肝炎はウイルスに感染してから発症するまで自覚症状が無く時間がかかりますが、発症すると治療は難しくなります。またエイズや肝炎に対する差別・偏見もあり、検査や治療の受信を難しくしています。差別・偏見はエイズや肝炎に対する社会の無理解が起こしており、就職や結婚といった一般の社会生活まで及んでいます。薬害エイズ、薬害肝炎の問題は、裁判の和解で解決したわけではなく、真の解決はエイズや肝炎の社会の理解からはじまるのです。
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