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薬害エイズ被害者の声は、今も生きている

2017-03-15 22:25:17 | 日記
「私は、エイズ患者として死んで行く無念さと、国と血液製剤企業各社の非道さとを、ここに書き残しておきたいと思う」(草伏村生著「冬の銀河~エイズと闘うある血友病患者の訴え~」より)

これは薬害エイズ被害者の著書の言葉です。被害者はもうこの世にはいません。血友病の治療薬として使った血液製剤がHIVに汚染され、多くの血友病患者がHIV感染して、その多くはエイズを発症して亡くなりました。今はもう薬害エイズを知る人も少なくなってきましたが、20数年前当時、薬害エイズに出会った人々は、薬害エイズ被害者の生の声を胸に今も活動を続けています。亡くなられた薬害エイズ被害者の声は、今も生き続けているのです。残念ながら薬害エイズの後も薬害は繰り返し起きています。薬害問題を他人事ではなく、薬害被害者と共に私たちの生きる社会に起きている問題として当事者意識を持って、一人ひとりが行動していくことが大切です。
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