SHINGOROKU

日常のさまざまな風景…その中に…色々なモノを背負いながら…色々な自分がいて…我が心の風景、今ここに記す。新たな出逢い!?

フト思ったこと

2006-03-30 18:40:59 | Weblog
以前こんなことがありました。住所録を整理している時のことです。当然、何年も会っていない人は沢山いる訳ですが、無意識の内に住所録から何人か消している自分がいたのです。何年も会っていなくても住所録に残している人、消してしまった人、また中には久し振りに再会して、再び住所録に復帰した人…なんでもないようなことですが、人間の行為って面白いなぁってフト思ったのです。まぁ、僕の名前だって相手の住所録に残っているか、消されているかわかりませんが…年賀状をいつの間にか出さなくなってしまった人っていますよね。別に理由がない限り、「なんとなくの思い」なのかな?もしかしてこの「なんとなく」って怖いことかも…。

地球人に与えられた三大平等条件

2006-03-09 17:38:05 | Weblog
① 先のことはわからない

専門学校の授業で生徒たちにこんな質問をぶつけてみました。「もし生まれてきた時にどちらかを選択できたとしたら、皆はどちらを選ぶ?先がわかっている人生と分からない人生。」全員が「先が分からない人生」を選択。理由は「先が分からないからこそ興味がある。分かっていたらつまらない。」予想通りの答え。まぁ当然でしょう。そんな彼らも卒業間近になると、多くの者が目指していた俳優の道をあきらめてしまう。「この先どうなるかわからないので不安です。」そんな理由がほとんど。要は先のことは分からないからこそ面白いと思うのか、不安に思うのか…どんな人が何をやっても、先のことは分からない。(予知能力者は除きます。)

② 時間の長さは同じ

誰でも一生付き合っていかなければならないのが「時間」というもの。皆、平等に流れ、過ぎていく…年齢にしても所詮「時間」でしかありません。飲み屋での会話――「まだ結婚しないの?」「僕の時間の中ではまだ適齢期じゃないんだよ。」日本人の離婚率が高いのは「敵齢期」と勘違いした人が多いのかも。まぁ、そんなことはいいとして…。この「時間」と普通に付き合うんじゃなく、エネルギーを持って付き合っていかないとね。どんな人が何をやっても、1日24時間は同じ。(宇宙人は除きます。)

③ 永遠ではない

これも同じような質問をしたらどちらを選択するのでしょうか?「生まれてきた時に選択が可能なら、限りある人生と限りない人生のどちらを選びますか?」一度きりの期間限定という人生。この世に生を受けた時の最初の台詞はどんな偉人でも「オギャー!」という泣き声。ここからプロローグが始まり、「人生いろいろ」と歌いながら喜怒哀楽を味わい、やがては誰しも「老い」というエピローグと「死」というラストシーンが演出されている。この不確かな世の中で死だけが確かなもの。どんな人が何をやっても、人は永遠ではない。(妖怪は除きます。)

さてさて、どう利用しましょうか?先のことは分からない中、同じ時間を与えられ、いつかは終わりがあるという人間の三大平等条件!人生単なる消化試合の日々にならないように…。