元自民党衆院議員の金子恵美氏は1日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜午前8時)出演し、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(56)への注文を口にした。
金子氏は5月27日に蓮舫氏が出馬会見した際、「小池都政をリセットする先頭に立つことが私の使命」と述べたことを疑問視。同30日に更新したブログには「蓮舫氏の会見について、小池都政の実績として継続すべき事と変えるべき事の整理ができていての『リセット』発言とは到底思えませんでした」と記すなど、「リセット」の定義があいまいだとの認識を示し、第三者との論争にまで発展している。
蓮舫氏はこうした指摘を受けてX(旧ツイッター)に「『リセット』良いものは当然残します。当たり前です」「費用対効果、需要、都民の理解等を勘案して見直すものはリセットしてから再構築、あるいは新発案。現都政の子育て政策はもちろん評価しますが、見直すべき施策はたくさんあります」と投稿し、真意を説明している。 金子氏はこの日の番組で蓮舫氏の「リセット」発言にあらためて言及。「『リセット』は基本的にゼロベース、白紙に戻すということ」とした上で「(蓮舫氏は)その後、いいものは残すとおっしゃっている。じゃあ、良いものは一体何か、というところのすみ分けがどうなっているのか、今後出てくるものを待ちたい」と述べた。
一方、蓮舫氏は都知事選のテーマに「反自民党政治、非小池都政」を掲げた。こうした立ち位置について、解説で出演した政治学者の白鳥浩・法大教授が「都政の話ではなく国政の話になっている。自民党政権まで含めてリセットしたい、政権交代に向かっていくんだというような話をしている。政権交代を明確にした都知事選、代理戦争ということの意味もあるのではないか」と分析した。金子氏はこの指摘を受け「代理戦争ということなんですけど、都民としての本音とすれば、都政を(政権交代に)利用するのはいい迷惑という声だって当然ある。国政と都政といっしょにするのは迷惑だという声にも、耳を傾けないといけないと思う」と、訴えた。
感想;
こうなると金子恵実氏の問題ではなく、偏った出演者だけを出している日本テレビの問題もあります。
日本テレビさん、反省されたのですが、その反省が生かされていないように感じています。
地方自治と国政は密接に関係しています。
リセットはゼロベースで是々非々で見直しをして良いものは継続、良くないものは見直しをすることです。
どうして金子恵実氏は言葉尻を取り上げるのでしょう。
金子恵実氏が小池都知事の問題の施策も言及されているなら客観性が高いのですが。
悲しいかな、自民党政権、小池都知事側の発言です。
でも、それでしか、金子恵実氏の活躍される場所がないのかもしれません。
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