幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「他人を攻撃せずにはいられない人」 片田珠美著 ”攻撃欲の強い人だって恐怖を抱いている”

2015-05-01 00:54:12 | 本の紹介
暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、私たちの周りにはとんでもない人が隠れているケースがある。

攻撃欲の強い人は暴力を振ったり、面と向かって暴言を吐いたりと、怒りや敵意をむき出しにする人がかりでない。陰湿に相手を痛みつけることで、自らの攻撃欲満たそうとする人たちもいる。その方が精神的に与えるダメージが大きいからだ。そのやり方は実に巧妙に計算されている。ゆえに、周りからはその攻撃性が見えにくい。攻撃されている当事者ですら、自分がターゲットに気付いていない場合もある。
攻撃欲の強い人から身を守るには、まず彼らを知ることから始まる。
・攻撃欲の強い人が欲しているのは、破壊である。他人の幸福や成功に耐えられず、強い怒りや敵意に突き動かされている。
・他人の不幸は蜜の味
 彼女は同期の女性社員の中で、最初に主任に抜擢された。年上のパートのおばちゃんなどもいてやり難さに悩んでいた。同じ大学の後輩にランチ時に愚痴をこぼしていた。そうしていると上司からの自分に対する態度が厳しくなって来た。ついに社員に降格された。心療内科を受診して暫く休んだ。復帰してきたら、後輩の彼女が主任になっていた。実は後輩は自分の後輩に言っていた上司の愚痴を上司に話していた。こういう後輩のことをフレネミー(Friend & Enemyより)と言うそうです。友だち面した敵。
・自分が痛い目に遭うまで見抜けない
 攻撃欲のある人は攻撃していることを周囲に気付かれないように隠蔽する達人である場合が多い。
・相手をけなして無価値化する
 何であれ、とにかくけちをつける。自分が誰よりもよく知っていて、誰よりもうまくやれるということを誇示したいかのようである。
・混乱や不和の種をまく
・全てを支配しようとする
・白いものを黒と言わせる

抵抗できない側の問題
・強い相手を前に縮こまってしまう
・自信のない人ほど自分のせいだと思い込む
・愛情欲求と拒否される恐怖
 愛情欲求は、拒否されることへの恐怖と対になっていることが多い。いつも自分自身に次のように問いかけているとすれば、愛情欲求と拒否への恐怖によってがんじがらめになっている可能性が高い。
「私の仕事はうまくいっていると認めてもらっているだろうか?」
「あの人は、私が言ったことをどんなふうに評価しただろうか?」
「あの人は、私のことをどう思っているだろうか?」

他人からどう見られているかを気にするあまり、他人の意見が唯一の判断基準になっているような人さえいる。
他人の評価に耳を傾けすぎると、それに合わせようとするため、振り回されやすくなり、次のような悪循環に陥ることになる。
1)他の人が私についてどう言っているかを気にすればするほど、自分自身の判断に自信を持てなくなる。
2)自分自身の判断に自信がなくなればなくなるほど、自分自身の価値について不安になるので、他人から愛されたいとか、認められたいという要求が強くなる。
3)他の人に愛されたい、認められたいという要求が強くなればなるほど、気に入られるようにしようとするので、他人の評価をますます気にするようになる。その結果、他人の評価に依存してしまう事態になることさえある。

攻撃欲の強い人に対して直接出すことができなければ、残された方法は2つしかない。
1)自分より弱い人に、自分が感じた不安や恐怖を加える。
2)周囲に自分より弱い対象者がいないと、自分自身に向けるしかない。心身に様々な弊害をもたらすか、深刻な場合、罪悪感にさいなまれてうつになる。

他者の欲望を満たそうとする傾向の強い人の特徴
1)愛情欲求が強く、相手を喜ばせたい、気に入られたいという願望が強い
2)承認欲求が強く、常に周囲から認められたいと望んでいる
3)依存欲求が強く、自立への不安を抱いている
4)不和や葛藤への恐怖が強く、対決や直面をできるだけ避けようとする
5)自分に自信がなく、なかなか断れない
6)いつも他人に合わせてしまうので、自分の意見を言うのは苦手である
7)自分決めて責任を負うようなことになるよりも、他の誰かに決めてほしい
4つ以上当てはまる点があれば「他者の欲望」を満たそうとする傾向がかなり強いと認識すべきである。3つ以上当てはまれば要注意、2つあれば、もっと自分をしっかり持つよう自分に言い聞かせたほうがいいだろう。
もっとも、「人間の欲望は他者の欲望である」とフランスの精神分析家 ラカンが言っているように、誰でも多かれ少なかれ「他者の欲望」を取り入れて満たすことによって、愛されたり、認められたりすることを「存在価値」にしているのである。そういうことが全くなければ、他者との関わりを一切拒否して自分だけの世界に閉じこもるようなことにもなりかねない。

攻撃欲の強い人だって恐怖を抱いている
攻撃欲強い人を次の3点からとらえ直してみるとよい。
1)なぜ、こんなふうにふるまうのか?
2)一体何を恐れているのか?
3)何に対して劣等感を抱いているのか?
攻撃欲の強い人が、実は臆病であり他人への恐怖を抱いているのに、ひた隠しするのは、自分自身の弱さを周囲に知られていないことが、その力の源泉になっているからである。逆に、しょせん張り子の虎にすぎないことにあなたが気づけば、恐怖は向こう側に移るはずである。

感想;
攻撃する人は問題を抱えている。自分を守るために周りを攻撃しているようです。
攻撃を受けて、大きく影響を受ける場合は、自分の対処方法に問題があるのかもしれません。
この本は、そのような人から自分を守る参考になるように思いました。
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