昭和30年代の日本・家族の幸福(しあわせ)
これは短編3本のオムニバス形式。
①お母さんの幸福(昭和33年)
当時の生ニュースから始まる。
当時の皇太子さまのご婚約のニュース。
私の記憶のない頃を育った時代だけど・・・
私の母はワーキングマザーだったし、あまり炊事は・・・
まだまだ労働基準局もうるさくなかった時代だから
夜の8時ごろまで残業なんてざらだった。
このころから高度成長期に突入して行って
庶民の暮らしがどんどん豊かになっていくんだよね。
ある日、働き手のお母さんが倒れた。
当時には珍しくもなかった肺結核。
今じゃ、結核は死の病じゃないけれど、
当時には結核で命を落とす人も少なくなかった。
入院しないで家で養生することになった。
それで家族が協力し合って家族の絆を深めていく。
病気が治癒した時にお母さんが幸せをしみじみと感じる。
②おじいさんはがんこ者(昭和33年)
当時の生ニュース
トラクターが導入され、やっと機械化されてきたころ。
農家の人は自分が作ったお米をどっさりと食べる生活が普通だった。
おかずは塩の効いた漬物。
家でできた野菜を食べる自給自足の生活。
「白飯を食わんと力が出ん!」
と言い張っておかずを食べようとしなかったおじいちゃんが
お風呂場で倒れた。
栄養バランスが悪くて高血圧になっていた。
一昔前は栄養の取り方を高蛋白が推奨されてたけど
今じゃ・・・腎臓に負担をかけるし肥満につながるから
低蛋白が推奨されてるよね。
③長男(昭和36年)
当時の生ニュース
農業基本法が制定、当時は池田首相
今でも田舎じゃ家長制度は残ってるよね~。
昔ほど深刻じゃないとは思うけどね。
家長である父親がいなくなると長男が必然的に
家長となって家のことを考えなければならない。
妹が嫁ぎ先とおかしくなった時も
家長として面倒を見ることになる。
今の時代…離婚なんて自由気ままのような気がするけど。
中にはいろいろ裁判とか、大変なこともあるけどね(笑)
この短編3本の映画は面白いとかじゃなく・・
日本の過去としてドキュメンタリーのごとく見た方がいいのかも。
こういう時代があったことを後世残しておくべきと思った。
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我が家には縁側が無かったけど、近くに住んでいたおばあちゃんちはこんな風だったわ。
お天気がいいと、そこにみんな集まって、こんな風景がしょっちゅうだったわ^^
懐かしいな~~♪
古きよき時代よね。
みんな働きものだったよね。
今は豊かよね~。
幸せだけど・・・これでいいのかな?って思う時もある。
物があふれてれから、車もあふれて…
あ~あ・・・