平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

キャリングケースのスケッチセット制作~その1 鉛筆ケース

2016-01-28 19:31:13 | Weblog
 アンプのケースでお馴染みのタカチからカタログが届きました。すっかり顧客リストに載っています (;^ω^)

 今回届いたのはキャリングケースのカタログです→タカチ。タカチがキャリングケースを作っていたとは知りませんでした。しかも、さすがに工具を収納できるように頑丈に作られています。そこで閃いたのがスケッチの道具が入れられないかということ。

 スケッチセットは、イーゼル、椅子、スケッチブック、鉛筆と消しゴム類、水彩絵の具と筆、筆洗いと雑巾、という構成になっているので結構荷物になります。なかなか整理して収納も難しい。重くなるのでカバンタイプは嫌と条件がつきます。キャリングケースなら引っ張って歩けるので少し楽になります。

 このようなツールは、一石多鳥で設計しないと効率が悪い。例えば、キャリングケースのプルハンドルは、ハンドルとしてだけ使うのはもったいない。ここに小さいツールボックスを括り付ければ良い。しかも、小さいテーブルとしても使えるから、鉛筆立てや水彩の用具も置けるはず。

 ということで、本体(予定のNK935Y)は高価で手がでないので、先にプルハンドルに括り付ける鉛筆立てを設計することにしました。家が買えないのに駐車場を作るような感じです (-_-;)


幅319mm 高さ225mm 右に消しゴム、練りゴム、鉛筆削り
カッターは凶器扱いされるので飛行機などで運べない


 鉛筆立てに使うツールケースは、同じタカチの低価格MINIシリーズの幅327mmタイプ。水彩の筆(日本画用)が縦に入るギリギリの大きさです。この内寸幅で収納できる鉛筆は16本。消しゴムと練りゴムと鉛筆削りが収納できます。問題は鉛筆の固定方法。これが既存の鉛筆ケースの最大の泣き所。バンド固定とか差し込みタイプは効率が悪い。

 僕はグズが嫌いなので、鉛筆はさっと取り出してさっとしまえるのが最低条件。これにはホルダー式しか考えられません。ホルダーもいろいろあるのですが、やはり軽くカチャッと嵌め込むタイプが理想。ところが、このようなホルダーは市販されていません。そこで考えているのが、配線ケーブルを固定するカー用品。ただし、これは横幅があるのが難点。鉛筆が13本までしか入らない。

 六角形のパイプを切断して、一部をカットすればホルダーになりそうです→ハギテック 配線フレキシブルチューブ 六角形タイプ。これは動かないように接着するのと適当な長さにカットするのが意外に大変かも。材質も重要で、耐久性があって、鉛筆が入りやすい適度な柔らかさと、鉛筆を傷つけないソフトさも必要。家庭用品では、空気入れのゴムホースを固定するホルダーがイメージに近いです。

 鉛筆の太さは決まっていて、六角の短い径で7.2mm、長い径で7.6mmとかです。これに合えば何でも良いのですが、やはりデザインでマイナスになるのはどうも。昔のレコードプレーヤーは、アームを固定するホルダーが回転式で、手錠のようにアームを掴まえるのでカッコ良かった (;・∀・)

 有名どころではヤマハがホルダーを作っています。大きくて使えませんがバイク用でしょうか。アームに使うホルダーは無理としても、使えそうなものがあったらお知らせください。試してみます。

 使用するツールケースは鉛筆だけでは埋まらないので、反対側の面は水彩絵の具のケースとして考えています。筆とパレットと収納できて、開けると即使えるように考えています。

    エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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