北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

先進地視察

2008年07月16日 | まちづくり
 町内会連合会が主催する先進地視察研修に参加しました。



 研修先は、「富良野市連合会町内会協議会」で、今回のテーマは「住民参加による協働のまちづくり」となっております。
北海道の中心に位置する「へその町」富良野市までは、約5時間半の距離です。背戸連合会会長を先頭に、各町内会の会長さんや副会長さんなど26名の旅であります。
 富良野市は、ゴミの分別収集の先進地で、わが町も結構進んでいると思いましたが、その上を行っている町で、14種類の分別を行ってるそうです。焼却処分も平成14年に中止して、殆どリサイクルしているそうです。焼却しなければならない動物死体やペット糞は、広域対応の近隣の町村での焼却だそうです。
ゴミステーションの管理は、わが町と同じで町内会で行っているそうです。正しくない分別のゴミには、警告シールが貼られます、ここまでは、わが町と同じですが、毎月広報紙に警告シールが貼られた町内会の数が発表され、町内会毎の管理状況が市民に知らされます。成績の悪い町内会は、必然的に力が入るようです。
わが町内会の場合、町内会員以外の人がルールを守らずにステーションに置いていくので、その辺の対応をどうしているのか?疑問ではあります。マナーの悪い人は、町内会に入っていない人なのです!

 ゴミやリサイクルの先進地に行く途中、高速道路のパーキングエリヤに「廃食油回収ボックス」が設置されておりました。どんな人が、高速道路を走りながら、廃食用油を持ってくるんでしょうか?不思議な気がします。



 研修地で配布された資料の中に「富良野市地域活動事例集」がありました。今年の7月に発行されたばかりのものです。町内会の活動が、広報誌に毎月紹介されており、その事例を集めたものです。
 これは、参考になります。



町内会で活動している一斉清掃や花壇の花植えなどいろんな活動を広報誌で紹介することで、町内会の励みにもなるし活動の参考にもなります。
早速、わが町の担当者に話してみましょう。良いアイディアは、どんどん頂いてしまいましょう。


洞爺湖サミット

2008年07月07日 | 景色
7月7日、七夕。
いよいよ洞爺湖サミットが始まりました。



生憎の天気で、今日到着した首脳さんたちは陸路での移動だったとか。
自然いっぱいの景色を眺めてもらえなくて残念ですね。
明日は、天気になるでしょうか。
わが町は、サミットという雰囲気があまり感じないのですが、今晩の「ガイヤナイト」に参加です。



夜20時から2時間、電気を消してのひと時です。
一人、1個ずつもらったのですが、自前でも用意しないと暗すぎる感じです。



各国のトップ会談もいいのですが、人間一人ひとりが気を使うと環境も良くなるのでしょうけど、地球にはいろんな欲望が渦巻いているので、簡単に行かないのでしょうね。
地球も自分の家のように考えれば良くなると思うのですが・・・。

洞爺湖サミット 後3日

2008年07月04日 | 景色
洞爺湖サミット開催まで後3日。
準備も大詰めにきているようです。
今日、仕事で真狩まで行った帰り、交通止めに遇い、警察官に車を止められました。メイン道路の枝線毎にびっしり警察官が立っていました。サミットの訓練だそうで、通行止めの時間や回り道など詳細は教えてくれませんでした。回り道は「福井から来ているから判りません。」とのこと。別の警察官に時間を聞くと15分程度ということなので、じっと待っていましたが、もう少し親切に情報開示してくれないと訳が判りません。
折角のサミットなので、道民はそれなりに協力するはずなので、お願いの気持ちがあってもいいと思うのですが、どうでしょうか。

洞爺湖サミットが無事終わることは、道民みんなの願いだと思います。

警備や警護の皆さん、関係者の皆さんの奮闘をお祈りいたします!

笑福亭松喬

2008年07月03日 | 楽しみ
東林寺で「六代目笑福亭松喬」の落語会がありました。



 NHKの朝ドラ「ちりとてちん」以来落語のブームだそうで、私もその一人で、何とか「生落語」を聞きたいと思っていました。
今回、浄土真宗西本願寺派の東林寺で3年目となる六代目笑福亭松喬師匠の落語会があるというので、門徒ではないのですが、聞きに行ってきました。
 演目は、聞きそびれたのですが、お互いの口癖を言わせたらお金を払うという話と水カメを安く買う話の2話をたっぷり聞かせてもらいました。
19時から21時の予定が30分以上も延長になるほど、本堂中が笑いの渦でいっぱいになり、笑い疲れてしまいました。
TVでやっているお笑いに比べると落語の方が断然いいですね。落語の発祥は、お寺の住職さんの説教が始まりだそうです。
笑う所には、諍いはありません。
日本の文化を大切にしたいものですね。

町村議会議員研修会

2008年07月01日 | まちづくり
全道の町村議会の議員を対象とした研修会が、札幌のコンベンションセンターで行われました。



 北海道の147町村(市は除く)には、1798名の議員がいるそうなので、会場には1200人以上は参加していると思われます。
今回の講師は、朝日新聞社編集委員の坪井ゆずる氏とたけしのTVタックルに出演している政治評論家の三宅久之氏のお二方でした。
 三宅さんは、TVと同じように今の政治の状況を面白おかしく解説してくれました。
 坪井さんは、「分権改革と地方議会のこれから」と題した講演で、参加している町村会議員には、結構厳しい提言などがあり、今後の活動に心しなければならないことがたくさんあったように思えます。特に、今後の議会のあり方、役割については、分権社会の担い手として大いに働かなくてはならない。そのためにも、女性議員や若手の議員を増やし「老若男女」の一般社会と同じ構成で議会運営を行っていくべきである、との指摘に感じいりました。
また、地方議会は国(政府)にとって重要視されていないのではないか。
町長や行政の監視や予算執行のチェックばかりではなく、これからは、政策立案能力が問われてくる。
議会と住民の関係は、正常なのか。後援者や支持者ばかりが、町民ではない。議案の採決で誰が賛成し、誰が反対したか、情報公開するのも議会の役目ではないか。
 などなど、分権改革が少しずつでも進んでいくなら、議会自体がしっかりしていかなければ、町の自立は進まない。感じることが多く、取り組むべきことが多く、宿題をたくさんもらった研修会でありました。