北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

第35回建築士会全道大会

2010年10月02日 | まちづくり
 第35回社)北海道建築士会全道大会(留萌)が開催されました。



 大地に根ざした北の建築士-風の見えるまち 留萌から・・-をテーマに年1回北海道の各地から建築士が集まり、親交を深め、技術を高めます。
昭和63年の第12回の大会がまさかの台風で洪水となり中止となった留萌でリベンジの全道大会と地元の支部長はじめスタッフの気合が入っている大会でした。
また、前須藤会長から新会長の高野会長体制となった初めての全道大会でもあります。



 基調講演はNHKで天気予報などを行なっているフリーキャスターの菅井貴子さんです。
「『8月26日』その日の風」と題した気象キャスターの目を通した様々なお話でした。8月24日に岩内町で菅井貴子さんの講演を偶然にも聴いていたものですから1ヶ月に2度お会いしたことになります。それで、26日にどんなことがあったのかと期待していたところ昭和63年の留萌大会が台風で中止になった日が8月26日であったのでした。なかなか気の利いた演題なのでした。



 分科会は4つの委員会が主管しており、今回も青年委員会に参加してきました。「明日(earth)のために-いま創り、伝えなければいけないこと-」をテーマとして地球環境に対する取組みを講演とワークショップ形式の分科会ですした。
WSでは、リフォーム希望の住宅を各テーブルでエコに配慮した提案を行なう内容でしたが、プラン作りで終わってしまうチームやエコがかすんでしまうチームなど時間が短すぎ、消化不良の感がありました。
テーマが良かっただけに残念に思いました。





 大懇親会は、体育館で行なわれ、手作り感一杯で楽しい時間を過ごせました。アトラクションには、地元で活動しているジャズバンドがなかなかすばらしい演奏を披露してくれました。



 来年の36回の大会は釧路支部で行なわれます。

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