臨時議会で、教育長より行政報告がありました。
昨年7月に設置された「倶知安町学校適正配置審議委員会」に対する「小中学校の適正規模・適正配置の基本的な考え方及びその具体的な方策」について諮問した中間答申の報告でした。
昭和56年以前に建設された2つ中学校は、耐震診断調査の結果、Is値が0.3前後の部分があり、耐震化工事が急がれています。また、築30年が過ぎ大規模改修工事も必要となっています。
そこで、小学校については、時間を掛けた継続審議とし、中学校について施設の安全安心を優先して、集中的に審議をした結果「2つの中学校を統合することが適正な規模の学校である」との中間答申を得たとのことでした。
H21年現在の2校の中学生の総数が403人で12学級です。H26年の予想でも408人で、10年後のH32年でも多くて450人と推計されるようです。中学校が2校に再編成された昭和54年で840人、昭和58年がピークで914人で、現在はその50%以下の状況となっています。つまり、生徒数が1校分の人数に減少してしまったということです。
これらを踏まえ、生徒の教育環境、学校運営、学校管理の観点から普通教室12学級以上が適正規模と考えるということで、「統合」することが良しとの結論に達したとのことです。
今後の課題としては、校舎をどうするのか(1校舎を改修するor新築する)、残った校舎をどうするのか(1校or2校、解体or再利用)。7月を目途に策定する「中学校適正配置基本計画」で明らかになります。
策定に当たっては、パブリックコメントの募集・地域説明会など町民の意見を聞きながら策定するとのことですが、基本計画素案の発表前にもいろんな意見を聞きながら素案を作ってもらいたいものです。素案が出来てしまえば、修正や変更など町民の意見などが反映されることが極めて少ないのが実情です。
是非、町民との協働による計画を作ってもらいたいものです。
現在、4校ある小学校の適正配置については、先送りになりましたが、900人を切っている児童数を考慮し、集中した審議が望まれます。
昨年7月に設置された「倶知安町学校適正配置審議委員会」に対する「小中学校の適正規模・適正配置の基本的な考え方及びその具体的な方策」について諮問した中間答申の報告でした。
昭和56年以前に建設された2つ中学校は、耐震診断調査の結果、Is値が0.3前後の部分があり、耐震化工事が急がれています。また、築30年が過ぎ大規模改修工事も必要となっています。
そこで、小学校については、時間を掛けた継続審議とし、中学校について施設の安全安心を優先して、集中的に審議をした結果「2つの中学校を統合することが適正な規模の学校である」との中間答申を得たとのことでした。
H21年現在の2校の中学生の総数が403人で12学級です。H26年の予想でも408人で、10年後のH32年でも多くて450人と推計されるようです。中学校が2校に再編成された昭和54年で840人、昭和58年がピークで914人で、現在はその50%以下の状況となっています。つまり、生徒数が1校分の人数に減少してしまったということです。
これらを踏まえ、生徒の教育環境、学校運営、学校管理の観点から普通教室12学級以上が適正規模と考えるということで、「統合」することが良しとの結論に達したとのことです。
今後の課題としては、校舎をどうするのか(1校舎を改修するor新築する)、残った校舎をどうするのか(1校or2校、解体or再利用)。7月を目途に策定する「中学校適正配置基本計画」で明らかになります。
策定に当たっては、パブリックコメントの募集・地域説明会など町民の意見を聞きながら策定するとのことですが、基本計画素案の発表前にもいろんな意見を聞きながら素案を作ってもらいたいものです。素案が出来てしまえば、修正や変更など町民の意見などが反映されることが極めて少ないのが実情です。
是非、町民との協働による計画を作ってもらいたいものです。
現在、4校ある小学校の適正配置については、先送りになりましたが、900人を切っている児童数を考慮し、集中した審議が望まれます。