北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

税務調査

2008年11月17日 | すまい
 増築工事の監理業務をしていた住宅の完了検査を行いました。
都市計画区域内の住宅なので10㎡以上の増築工事であれば、建築確認申請や完了届など建築主事の検査を受けなければなりません。
そこで、通常通り役所に書類を提出し、検査を受けたのですが、今年からでしょうか、役場の税務課も立ち会うようになりました。以前は、登記が済んでからだと思うのですが、増築工事だけなのかもしれませんが、ここのところ動きが早いようです。
どの道、検査は行われるので、施主にしたら1度で済むのでよいのかもしれません。
また、役所としても建築と税務と連携をとりながら行われることは、結構なことだと思います。
 そういえば、数年前から車の重量税の滞納(うっかり忘れ?)なども直ぐに会社に給料の差押えの問い合わせがあったりしておりました。当然のことでありますが、道にしても、町にしても必死であります。税収が減るとその分行政執行に支障をきたします。

 夕方に開かれた広域行政特別委員会で28日に行われる後志広域連合議会定例会の付議案件の報告がありました。その中にH19年度の「町村民税及び個人道民税の滞納整理」の事務の成果が報告されていました。16ヶ町村から滞納整理を依頼された金額が1億4320万円あり、その内、徴収できたのが1180万円、支払うと約束されているのが3580万円だそうです。また、滞納整理を広域連合に頼むと伝えたことで納税したり約束されのが3770万円で、合計8530万円が回収できそうです。半年で約60%の成果のようです。
後志広域連合は、町村単独では回収できなかった税の滞納整理業務を専門職員が広域で整理しようと作られた組織(来年からは国保や介護保険事業も行う予定です)です。8千万円の予算(H19年)で動いていますので、費用対効果が見られるような仕事を期待したいと思います。