北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

町村合併

2008年02月12日 | まちづくり
羊蹄山麓町村議会議員勉強会が後志支庁で行われました。



 演題は「町村合併の現状と地方自治の将来像」で、支庁の地域調整主幹さんの講義を聞きました。昨年の11月旭川市で行われた西尾先生の合併シンポジュウムから新たな情報はなかったように思います。
 町村合併は、合併するならH22年3月で終わる合併新法に間に合わせた方がよい。それ以降は、特例処置などはもうないであろう。もし、合併しないで自立するなら10年先までの計画を立てて行うべきで、途中で合併するという考えではだめだ。そして、小規模町村のままなら「特例町村」と指定され、財源が縮小され窓口サービスのみで、議会や副町長なども廃止され、近隣の大きな町村や北海道の援助を受けるようになるかもしれない。といった脅しのような話でした。
 でも、特例町村の考え方も仮定の域を出ていなくて、西尾私案の説明で、そのようになるとは責任を持っていえないとのことでした。あくまで、仮定の話なので住民に説明できる内容ではないけれど、気になる話しでもあります。
 一体どうすれというのか?
 将来像がはっきりしない中での議論になるので難しいけど、H22年3月に間に合わせるなら、もっと、具体的ではっきりした情報がほしい。
地方主権のまちづくりをしていかなければならない時期が来ているので、よく考えて行かねばと思いつつ、北海道ももっと正確な情報を出してほしい。
と思ったところです。