北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

子ども議会

2007年11月17日 | まちづくり
町内子ども議会が開催されました。



小学生、中学生、高校生の各学校の代表20人が議員となり、町議会議場で町長を相手に一般質問を行いました。
議長、事務局長も中学生で本物の議事進行で議事が進められました。町議会からは議長、副議長をはじめ数人の議員が傍聴で参加させてもらいました。
一般質問も通常の通告が行われ、町長も答弁書をちゃんと用意していました。
質問の内容は、町営球場のトイレが臭いので何とかして欲しい。給食の炊き込みご飯の時、味噌汁をつけて欲しい。といったことから、道路や施設の改修や充実に関すること。災害対策。農業振興。合併などの町の将来についてなど目をつぶって聞いていると本当の町議会が行われているような内容でした。



町長も丁寧に答弁を行っておりましたが、予算が必要なことも多く前向きな回答ができなかったのが残念でした。お金がなくてなかなか改善できない、といったことが多く、子どもたちがどのように感じたか心配でもあります。
しかし、プールが設置されていない小学校の町営プール利用への助成や音の出る信号機設置に向けた要請活動、山田・樺山地区の公園に遊具の設置の検討など前向きな答弁もあったので、子ども議員さんもたいしたものでした。町長もこの答弁を着実に実行してもらいたいものです。

子どもたちの町に対する熱意が感じられた議会でもありました。
この経験を大切にしていってもらいたいものです。