北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

第3回定例会 閉会

2007年09月21日 | まちづくり
第3回定例議会の最終日です。
今日の議案は、陳情が1件、認定が1件、議案が8件、同意が1件、諮問が3件、意見案が3件、発議が2件と結構なボリュームです。
その中で質疑が集中したものは、公共下水道事業特別会計の補正予算です。
予算そのものに対する質疑ではなく、ヒラフ地区の下水道の計画区域から外れた地域での対応についてです。
現状では、計画区域外には下水の配管は敷設されておらず、下水道に接続したい人は、自分で配管を行い、自分の敷地外の配管は町に寄付してもらい、町に負担金や使用料を払う規定になっています。でも、ヒラフ地区の下水道の計画区域は、現在のような外国資本がどんどん入ってこんなに賑やかになる前の計画なので、想定外の地区の建設ラッシュは念頭になかった頃の計画です。そのため、新規参入者からの要望がどんどんありそうな状況になってきています。そこで、町としても計画の見直しをする時期に来ています。4人の議員からの質疑に対して、調査を行って見直しをするか前向きに検討することになりました。
その他の議案は、補正予算に関することと郵政民営化に伴う町の条例の郵便貯金などの文言の修正でした。
意見案は、議員側からの提案で、高速道路建設などの道路整備に関する要望と財源委譲や地方交付税の適正化など地方自治体財政の充実と強化を求める要望と北海道における森林環境税の導入の要望の3件について、全会一致で採択し意見書を提出することになりました。
また、「広域行政特別委員会」と「自衛隊駐屯地特別委員会」が設置され、私は両方の委員になり、これから、後志広域連合、後志支庁存続や自衛隊駐屯地に関することに取り組むことになりました。
以上、夕方まで審議が行われ、11日間続いた第3回定例会が無事終了となりました。