北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

階段

2005年10月21日 | 匠の知恵
 住まいの中で危ない所のひとつに「階段」があります。
階段から転げ落ちると大変なことになってしまいます。
とても危険な場所です。
 スペースがあれば折れ曲がり(踊り場のある)階段がまだ安全です。
そして、平成12年の建築基準法の改正で階段に手すりの設置が
義務付けられたので、昇り降りしやすくなってきています。
 しかし、足元の滑りを止める部材になかなか良い物がありません。
そこで、階段の踏み板に溝を掘り、ビルなどの階段で使っている
ノンスリップ金物のゴムをはめ込んだ滑り止めを作ってみました。
大工さんの手間は大変ですが、足にも馴染んで安心して階段を
昇り降りできます。