セシウムで汚染された牛肉が流通してしまっている問題は、福島県内だけの牛にとどまらず、隣の宮城県にまで飛び火し、拡大の様相を見せてきている。これらの牛肉の放射能汚染の原因は、牛のえさとなっている稲わらの基準値の何十倍という放射能物質による汚染。つまり、この稲わらを食べた牛は内部被曝してしまったようである。
問題は、鹿野道彦農相は7月15日の閣議後会見で、稲わらを購入していた福島県浅川町の畜産農家と別の農家1戸の計2戸が聞き取り調査に対し、餌などの管理の注意点を知らなかったと答えたことを明らかにしていることだ。
稲わらの生産は前年の秋に終わると判断して、稲作農家側に指導していなかった点と聞き取り調査で農家側が牛へのえさとなる稲わらの管理の仕方の注意点を知らなかった点だ。この点について、鹿野農相は、今後は「あらゆるルート、角度から、飼養管理の周知徹底を図る」と述べた。
一方、更に深刻な事態となってきたのは、この稲わらから基準値を超えるセシウムが検出されたのは福島県だけでなく、隣の宮城県にも及び、東日本の全般の各県でも調査をせざるをえなくなったことである。宮城県は7月15日、稲わらに含まれる放射性物質について、13日に県北部の3か所で調査した結果、福島第一原発から約140キロ離れた登米市の農家が保管していた稲わらから最高1キロ・グラム当たり3647ベクレルの放射性セシウムを検出していたことを発表した。
稲わらを水分を含んだ状態にして換算すると、牧草の暫定規制値(1キロ・グラムあたり300ベクレル)の2・7倍に相当する。同県栗原市の稲わらからも2449ベクレルを、登米市の別の地点でも1632ベクレルのセシウムを検出したとしている。登米市の別の地点の数値は暫定規制値の1・2倍に相当するという。同県は、県内の農家に対し、屋外に保管していた稲わらについて、家畜に与えず、保管するように指導している。
福島原発から30キロ圏内とかホットスポットとしてとりあげられたところだけではなく、こうした140キロも離れたところでも、こうした木ズン地をはるかに超える放射能汚染が横たわっていたとは・・・。このことは、放射能漏れ事故の恐ろしさを、如実に示しているが、まさか、こんなにひどいものだとは、ずーと放射線量の件について本ブログで紹介してきた自分としても驚愕している。
次に話題を替えて、手賀沼のハス群生地(柏市岩井新田)でのハスまつりについて、以下に紹介します。
開催日時 7月30日(土)
午前10時~午後3時
開催場所 手賀沼のハス群生地(柏市岩井新田)
内 容 手賀沼のハス鑑賞
地元農産物の直売
チャリティーフリーマーケット※手賀沼のハス
対 象 どなたでも
費 用 無料
申込み 当日、会場へ直接
主 催 手賀沼ハスまつり実行委員会
問い合せ ☎080-5373-6813
アクセス 交我孫子駅南口から、手賀の杜ニュータウン
行きバスで「道の駅沼南前」下車、徒歩10分
その他 駐車場はありません。公共交通機関を利用下さい。
なお、当日ボートや遊覧船でこのハスをみるイベントがありますが、それは手賀沼流域フォーラム実行委員会☎090-5217-6699または、柏市環境保全課☎7167-1695にお尋ねください。
問題は、鹿野道彦農相は7月15日の閣議後会見で、稲わらを購入していた福島県浅川町の畜産農家と別の農家1戸の計2戸が聞き取り調査に対し、餌などの管理の注意点を知らなかったと答えたことを明らかにしていることだ。
稲わらの生産は前年の秋に終わると判断して、稲作農家側に指導していなかった点と聞き取り調査で農家側が牛へのえさとなる稲わらの管理の仕方の注意点を知らなかった点だ。この点について、鹿野農相は、今後は「あらゆるルート、角度から、飼養管理の周知徹底を図る」と述べた。
一方、更に深刻な事態となってきたのは、この稲わらから基準値を超えるセシウムが検出されたのは福島県だけでなく、隣の宮城県にも及び、東日本の全般の各県でも調査をせざるをえなくなったことである。宮城県は7月15日、稲わらに含まれる放射性物質について、13日に県北部の3か所で調査した結果、福島第一原発から約140キロ離れた登米市の農家が保管していた稲わらから最高1キロ・グラム当たり3647ベクレルの放射性セシウムを検出していたことを発表した。
稲わらを水分を含んだ状態にして換算すると、牧草の暫定規制値(1キロ・グラムあたり300ベクレル)の2・7倍に相当する。同県栗原市の稲わらからも2449ベクレルを、登米市の別の地点でも1632ベクレルのセシウムを検出したとしている。登米市の別の地点の数値は暫定規制値の1・2倍に相当するという。同県は、県内の農家に対し、屋外に保管していた稲わらについて、家畜に与えず、保管するように指導している。
福島原発から30キロ圏内とかホットスポットとしてとりあげられたところだけではなく、こうした140キロも離れたところでも、こうした木ズン地をはるかに超える放射能汚染が横たわっていたとは・・・。このことは、放射能漏れ事故の恐ろしさを、如実に示しているが、まさか、こんなにひどいものだとは、ずーと放射線量の件について本ブログで紹介してきた自分としても驚愕している。
次に話題を替えて、手賀沼のハス群生地(柏市岩井新田)でのハスまつりについて、以下に紹介します。
開催日時 7月30日(土)
午前10時~午後3時
開催場所 手賀沼のハス群生地(柏市岩井新田)
内 容 手賀沼のハス鑑賞
地元農産物の直売
チャリティーフリーマーケット※手賀沼のハス
対 象 どなたでも
費 用 無料
申込み 当日、会場へ直接
主 催 手賀沼ハスまつり実行委員会
問い合せ ☎080-5373-6813
アクセス 交我孫子駅南口から、手賀の杜ニュータウン
行きバスで「道の駅沼南前」下車、徒歩10分
その他 駐車場はありません。公共交通機関を利用下さい。
なお、当日ボートや遊覧船でこのハスをみるイベントがありますが、それは手賀沼流域フォーラム実行委員会☎090-5217-6699または、柏市環境保全課☎7167-1695にお尋ねください。