布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

裏柏ショップと利根コカのキャンペーン

2008-01-01 | その他
新年おめでとうございます。今年も、心を新たに、日記をつけて行きたいと思います。では、早速、ネズミ年の第1号の日記です。
ここ数年、良く裏柏(うらかし)という言葉を聞きますよね。東京の原宿には表原宿と裏原宿があるらしい。柏は、千葉の原宿といわれ、繁華街が表柏で、柏の裏通りにある古着屋や雑貨屋等を裏柏と呼んでいるらしい。東京の裏原宿は、神宮前から千駄ヶ谷までの服飾洋品店の総称らしく、そう呼ばれる地域が確かに存在している。店の構造も前面道路も人目に付くのをさけているようなので、名の知れた表通りの表原宿の洋装店とは区別する意味で、裏原宿と付けたらしい。
しかし、柏にはそうした意味で裏柏とは使われていないようである。柏の場合、特定の地域はなく、ただ、柏駅周辺の裏通りにあるそういう店の総称を、裏柏と呼んでいるらしい。
柏の裏柏の店の多くは、店員と購買客との区別が付けにくい。また、看板もないし、入口・出口が複数ある店舗が多い。浮動的な客層が、意識せずに来店でき、また、勝手に退出できるという狙いがある。ここに出入りする層の多くが10代、20代が中心である以上、こうした他者の干渉を好まない店構えとなるのであろうが、どうやら、これが若者気質を捉えているようだ。
柏駅東口の駅前の丸井の中にあるKIC(かしわインフォメーションセンター)が初めて『URA-Kashiwa MAP』を作ったのは2003年の秋。当時のMAPには、古着屋さん=10店、セレクトショップ(古着やオーナーが独自に買いつけた洋服を扱うお店)=19店、雑貨店=12店が掲載されていた。それが、2年後発行(2005.6)の第2弾MAPには、古着屋が3倍の29店、セレクトショップが2倍の38店、雑貨店が1.5倍の18店、その他新しいスタイルのカフェやバー17店が掲載とされており、急速に増えてきていることがわかります。
だが、最近のつくばエクスプレス沿線を中心として大型SCが展開され、同じく家族層と若者をターゲットとしているため、表柏の地盤は以前に紹介しました通り沈下しつつあり、少なからず、その影響は裏柏にも及んでいるのでは?
そうした状況に対して、この柏駅周辺の活性化とコーラの販売を促進するため、裏柏の店舗と利根コカ・コーラボトリングが提携したというニュースが、2007年12月28日(金)日本経済新聞朝刊35面にのっておりましたので、以下に要約して紹介します。
裏柏といわれる地域の自動販売機に貼られたバーコードを携帯電話で読み取り、インターネットサイトに接続し、ゲームに挑戦する。当りがでると協賛店で使クーポン券やTシャツの詰め合わせのほか、飲料と引換えられる。裏柏には約100店舗あるらしいが、そのうちの11店舗が協賛する。利根コカによると、バーコード付き自販機はJR柏駅周辺の約150カ所に設置しているようである。
キャンペーンは期間は、2008年1月31日まで実施する。
街づくりに関心がある一人として、こうした企画は大変面白く、好きなのですが、果たして、この連携を若者たちが指示するかどうかですよね。携帯電話でバーコードを読み取り、インターネットに接続して、ゲームをするということは、若者の範疇ですね。若者たちが、こぞって参加してくれれば、柏の駅周辺もーーー。ところで、この成果は発表して頂けるのでしょうかね?
最後に、私は知らなかったんですが、この利根コカ・コーラボトリング(株)は、キッコーマングループだったんですね。この会社、千葉県、茨城県、栃木県で展開するコカ・コーラのボトラーであって、また、独自に生産している商品に缶コーヒー「ジョージア・マックスコーヒー」があるんですね。
本当に、年だけは取っているくせに知らないことが、多すぎる。今年もじゃんじゃん調べて、知識を増やさなければ!
コメント
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