布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

東京史跡散策「根津から谷中・田端」へ

2008-10-13 | その他
根津といえば、「根津権現」とも呼ばれ、有名である根津神社をすぐに私は思い浮かべる。東京の文京区根津にあるこの神社を、最近では今年の春に千駄木駅(千代田線)から歩いて訪れたことがある。道路を挟んだ反対側に病院(日本医科大学)があり、そこに知人の見舞いに行った帰りに神社北口から寄らしてもらったのです。余談ですが、聞くところによると、根津・千駄木下町まつりが、今月の18日(土)と19日(日)に行われるそうです。
さて、この神社は、日本武尊が約1900年前に創祀したと伝える古社で、東京十社の一つに数えられている。文明年間には、太田道灌により社殿が創られたが、江戸時代になり、現在地に移転。現存する社殿は1705年の創建で、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉による普請とされ、権現造(本殿、幣殿、拝殿を構造的に一体に造る)の傑作ともされている。そして、社殿7棟が国の重要文化財に指定されている。
文学作品で「根津権現」として出てくることが多いが、それは、この門前に根津遊郭があったせいかもしれませんね。その遊郭もとうの昔に江東区の州崎遊郭へと移転させらたが、近隣には森鴎外や夏目漱石といった日本を代表する文豪が近辺に住居を構えていたこともあり、これら文豪に因んだ旧跡が数多く残されている。今回は、これらの文学者等の旧跡を巡るのが主流のようです。なお、春先にこの神社の境内の周り等を真っ赤に染めるつつじは有名でもあります。
ということで、残念ながら、今回は「根津から谷中・田端」へというサブタイトルではあるが、この根津神社は訪れないようです。
今回のこの東京史跡散策は、柏市の主催ではなく、流山市の主催なので、流山市以外の市民は参加が難しいかもしれませんが、参加してみたい方は確認してください。近年、こうした史跡散策が行政だけでなく、民間団体等によっても行われ、ひとつのブームになっている。これも、最近の健康志向が火付け役かもしれない。昔は歴史史跡めぐりといえば、歴史愛好家が中心で、広がりを見せなかったが、歴史好きな自分には、この傾向をうれしく思っています。では、以下に東京史跡散策と銘打って開催されます、この散策の概要を紹介します。
開催月日     11月4日(火)
集合場所/時間  ①TX流山おおたかの森駅改札前/9時
            ②TX流山セントラルパーク駅改札前/9時
散策コース    子規庵、高村光雲旧居跡、東覚寺(赤紙仁王)、芥川龍之介旧居跡、田
           端文士村記念館・文士村、大龍寺(正岡子規墓・記念碑)ほか
対  象      流山市民
定  員      40人(多数抽選)
参加費       無料(交通費・拝観料など別途)
講  師      江戸川大学  下平武治教授
申し込み      往復ハガキに講座名、住所、氏名、年齢、電話番号、希望集合場所、
           返信用に宛名を明記の上、〒270-0176流山市加1-16-2文化会館へ
締切期日     10月25日(必着)までに
主  催      流山市文化会館 
問い合せ      流山市文化会館 04-7158-3462
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