布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

宝登山のロウバイと宝登山神社

2008-01-14 | 花情報
昨日ですか、1月13日(日)、秩父鉄道の長瀞駅の反対側にある宝登山のロウバイを見に行ったら、柏ICから宝登神社まで1時間半もかからなかった。しかも、東松山ICから花園ICまで16キロメートルの渋滞があったにもかかわらずだ。
スムーズと思える時間内に到着し、車を山麓駅麓の駐車場に止める。料金は普通車1日500円だ。早速、駐車場から歩いて約2分の宝登山の山麓駅で、往復切符(720円)を買って、ロープウエイにのるが、ロープウエイは定員の50人近く乗っており、満員状態。しかし、あっという間に山頂駅に到着。この日は、風が強く寒かったが、澄み切った青空だったので、宝登山からは、秩父の山々と、遠くには雪をかぶった山々が見渡せ、実に素晴らしい眺めであった。手が届くと思えるほどくっきりと見える山々をバックに記念写真、そすて、駅前広場にある幸せの鐘を、世界平和(?)を祈願して、思いっきり突いてから、ロウバイを見に行く。ここのロウバイは、500株、2000本と言われている。ついでに、ロウバイの花言葉は慈愛だそうだ。
さて、山頂方面を見上げると、山道には、黄色奥咲き誇ったロウバイが、観光客を優しく迎えてくれている。7~8分咲きではあるが、私には見頃に見えた。多くの観光客は、思い思いに咲き誇ったロウバイの前で、記念写真に興じている。
ほのかな甘い香りとうつむき加減に清楚に咲く黄色い色のロウバイは、人の心を穏やかにさせ、都会の喧騒を忘れさせるのに充分だ。上に行くほど、こころが自然と和んでいく。
片方のみに咲いていたロウバイ(第一ロウバイ園)が、山頂に近づくほどに両側に咲き出し、ロウバイの並木(第二ロウバイ園)となる。トンネルとなって観光客の行く手を飾る。その間を、観光客は笑顔でゆったりと一歩一歩登る。この瞬間が宝登山のロウバイ見の最高の醍醐味だ。この瞬間を味わいたく、はるばる、ここまで人々がやって来るのだ。
残念ながら、この時期は、園内の梅はまだであったし、寒桜はいまいちであった。
さて、このロウバイの並木を過ぎると、頂上となり、宝登山の山頂の碑がある。多くの観光客はここでも記念写真を撮っている。
この山頂を少し下ると、宝登山神社の奥宮があるので、折角来たので、丁寧にお参りする。売店も開いていたが、それには寄らずに、あたふたと鳥居をくぐって、階段を下り、6分くらい歩くともとのロープウエイの山頂駅前に行く。着いた時、たまたま、臨時列車が出るというので、それに飛び乗り麓駅に。
ここから、真っ直ぐ車で帰るという選択もあったが、折角だからというので、麓駅から、今度は山道をちょっと下って歩いて、目的の一つでもある宝登山神社のお参りに向かう。5分もかからないで、神社に着く。ここにも、結構な参拝客が来ていた。
おおよそ1900年前に創立されたという神社は、日本武尊が登山の折に大火に見舞われ、山犬様に助けられたという伝説から「火止(ほど)山と名付けられました。火除け・災難よけの効があり、「宝の山に登る」の名前から縁起担ぎに多くの人が訪れます。
宝登山神社という額がかかっている鳥居をくぐり、急な階段を登った先に、目的の神社があり、社殿の中では、多くの参拝客を招き入れ、お祈祷の最中であった。
これに便乗せんと、すばやく、賽銭箱の前に行き、深々とおじぎをして、今年の平穏無事を祈願する。これで、ロウバイ見学と宝登山神社の参拝という目的も達したので、宝登山の反対側にある秩父鉄道の長瀞駅前の商店街を散策して、お土産の物色をして帰る事とした。宝登山の梅を見たい方は、これからですので、是非いかれてみてはいかがでしょうか。
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