松戸総鎮守の松戸神社及び松戸神社神幸祭実行委員会は、伝統の“四神”を繰り出して古式装束に威儀物を掲げた神社神輿一行延べ500人が松戸駅周辺の旧松戸宿氏子12町会を約6kmにわたり巡行する「松戸の大まつり・神幸祭」を2009年以来6年振りに斎行します。
松戸神社神幸祭は、宝暦年間(1751年~1763年)の祭具が今に残され、約260年前から行われていた祭りです。「松戸の大まつり」と親しまれた江戸時代には、四里四方からの見物客で松戸の宿場が溢れると称えられていました。
それが、昭和初期の斎行を最後に60年余り途絶えていましたが、1989年(平成元年)に神社の蔵から“木像の四神”が偶然発見されたことから復活し、以来、例大祭の10月18日が日曜日と重なった年のみ神幸祭として古式に則り継承されています。なお、“木像の四神”を行列に伴うという松戸神社の「神幸祭」は、今では全国的にも珍しくなっていると言われています。
開催日時 10月18日(日)10:30~17:00
開催場所 松戸神社周辺
※松戸神社所在地:松戸市松戸1457
内 容 9:30から発輿祭を執り行った後、松戸神社を10:30に御発輿。
まず、午前中に松戸駅東口方面(松戸山下/陣ヶ前/一丁目向山下
/三丁目東)を回り、正午に松戸市民会館前で駐輿式となり、午
後には西口方面(宮前町/角町/下横町/三丁目/二丁目/本町/平潟
/納屋川岸)を巡行後、17:00に松戸神社に御着輿の予定。
神幸祭の行列は、神社提灯を先頭に、稚児行列、大榊、四神、
手古舞、獅子屋台、五色旗、宮神輿、巫女、各町代表供奉員、
町内神輿など延べ約500人が巡行。
主 催 松戸神社神幸祭り実行委員会
問い合せ TEL:047-362-3544(松戸神社社務所内)
最後に“四神”とは、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武からなる天の四方を守護する霊獣です。
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