我孫子にある杉村楚人冠記念館の企画展について以下に紹介します。
新聞記者であった杉村楚人冠が書いた紀行文は、単なる旅の記録ではなく、楚人冠が取材した新しい産業や観光地の記録として読むことができます。楚人冠の旅を通して、近代日本の姿の一端をのぞいてみませんか。
展示期間 5月15日(日)まで
開催時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)
開催場所 杉村楚人冠記念館
※所在地:我孫子市緑2丁目5番5号
休館日 毎週月曜日(月曜が休日の場合は直後の平日)
12月29日~1月3日
※資料の整理・保全のため、臨時に休館することがあります。
入館料 一般300円/高校生・大学生200円/中学生以下無料
3館共通券(鳥の博物館・白樺文学館の入館料がセットで1館分割引)
一般600円/高校・大学生400円
※邸園のみ見学は無料
展示内容 1 近代産業の勃興を見る
杉村楚人冠が取材した明治の新しい産業、新潟の油田、富士の製
紙、岩の原葡萄園(新潟県)のワイン醸造、岩瀬牧場(福島県)
の酪農を紹介します。楚人冠が訪ねた施設から提供された写真も
展示します。
2 充実する鉄道網
昭和初期にはで長大トンネルが開通し、東京からの所要時間を短
縮しました。
丹那トンネル(東海道線)をアサヒグラフの写真と、試乗列車に
乗る楚人冠の写真で、清水トンネル(上越線)を工事中の取材に
使った乗車証と、試乗会の乗車証で紹介します。
3 ジャーナリズムと観光
楚人冠の執筆活動が観光キャンペーンと結びついていた例が二つ
あります。長崎県雲仙と、秋田県・岩手県の八幡平です。
ガイドブック的性格を持った著作『雲仙嶽をめぐりて』や、楚人
冠の落馬事故を機に全国に名が知られたことを記念する八幡平の
落馬記念碑の写真などを展示します。
主 催 我孫子市教育委員会 生涯学習部 杉村楚人冠記念館
問い合せ 同記念館
TEL:04-7182-85788
FAX:04-7185-4330
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