布施弁天界隈の自然と歴史情報

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取手の雛まつりに参加中の「キリンビール取手工場」を見学して

2015-02-14 | その他

キリンビール 取手工場では、取手市が主催するイベント企画「取手ひなまつり」の開催に合わせて、2月10日(火)から3月1日(日)まで取手工場の内の特設会場に「ひな飾り」を展示しています。期間中は、当工場のゲストホール内に「おひな様」や「つるし飾り」ビールなどの空き缶を利用した従業員手づくりの「缶ひな」などを展示し、工場見学とともに楽しめる、ということを知り、2月11日(水)に早速行ってきました。

見学コースは、午前中は9:30、10:30、11:30の3コースがあり、電話で予約したら、11:30が開いていたので、この時間に見学。工場見学者用の駐車場に車をとめ、ゲストルームに行き、手続きをすると、車の運転手には、首から下げるビールは飲みませんと意味が書かれたワッペン(?)を渡されました。

そして、11:25より、ビデオでの取手工場長の挨拶と同工場の歴史を学ぶ。

取手工場は1970年に操業開始し、現工場にはグループ社員も含めると3交代制で640人以上勤務しているとのこと。キリンビール工場は、国内で9つあるそうだが、ここが最大の生産をしているとのこと。

ビデオが終わると、このあと、歩きで仕込み工程を、続いてバスで、瓶詰め等の工程を見学。最後が試飲タイム。

さて、キリンといえば、一番搾り。この体験ツアーでは、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べもでき、どれだけ、一番搾りの麦汁がコクがあるかを体験。発酵コーナーでは、ビールに詳しくない人にもわかりやすく酵母について説明してくれました。

また、2007年9月まで37年間使用していた国内最大級の銅製仕込釜も展示されています。現在はステンレス釜にシフトし、役目を終えた銅製仕込釜。その貫禄十分な色合いは、ビールづくりの長い歴史を感じさせられました。

続いて、バスで瓶詰め等の工程見学。いや、はー、広い現場に殆ど人影が見られない。瓶の洗浄から、ビールの注入、ラベル貼り、検品、ケース詰めまで、全て自動。そして、早い早い。感嘆の連続。あっというまに、工場見学も終了。

あとは、お楽しみの試飲タイム。できたての一番搾りを存分にと思いきや、首にブル下がるワッペン。しかたなく、ノンアルコールビール。いずれにしても、作りたてのビールを飲んで、濃厚な味わいを体感させてもらいました。

そうだ、ゲストルーム等には、お雛様がたくさん飾ってあったよ。個性ある手作りのお雛様もよかったし、手作りの吊るし雛もよかった。なんとなく、単なる工場見学よりも得をした気分でした。それとゲストルームの手前にあった麒麟稲荷神社へも参拝したよ。参拝していたのは、この時間帯の人では、私だけかも。

最後に、キリンビール取手工場の見学の概要を以下に紹介します。

所在地       茨城県取手市桑原188-1

工場見学      無料、2名より(要予約)  試飲を含めて約70分

            9:30、10:30、11:30、13:30、14:30、15:30

定   員      各ツアー30名まで ※先着順

申込み方法    3ヶ月前の1日(休業日の場合は前営業日)からホームページにて

            予約受付。(http://kirinfactory.jp/toride/

            電話(TEL:0297-72-8300)での予約も可。

受付時間      9:30〜17:00

見学受付(当日)   9:30〜15:30

指定休日       月曜日(祝日の場合は営業、次の平日が休館)

            年末年始等

問い合せ      TEL:0297-72-8300

なお、2月21日(土)、22日(日)は取手市の「ひな飾り」の会場を巡回するバスが運行します。この2日間は、巡回バスの運行時間に合わせた特別見学ツアーを開催するとのことでした。

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