布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

世界初の「写楽」の幻の肉筆画の公開

2009-05-11 | 歴史
浮世絵は、江戸時代の庶民の生活情景を知る上で、歴史に関心がある私とって、大変興味のある対象です。先般は、松戸の市立博物館で6月7日まで開催されている歌川広重の東海道五十三次企画展を紹介しました。実は、4月から昨日の5月10日まで、ここ東京江戸博物館でも東海道五拾三次~あの浮世絵がやってきた~展が開催されていました。
さて、今回は、世界初公開、世界で誰も見たことのなかった写楽がギリシャにあった!というのが売りの日本・ギリシャ修交110周年記念の特別展の紹介です。開催場所は、いわずとしれた東京江戸博物館。
ギリシャ唯一の東洋美術館である国立コルフ・アジア美術館において、平成20年7月に発見された東洲斎写楽の肉筆扇面画をはじめ、同館が所蔵する浮世絵を中心とした日本近世絵画コレクションが紹介されます。この東洲斎写楽の肉筆扇面画が一般に公開されるのが、世界で初めてということらしい。また、今般公開されるのは、狩野山楽の屏風や江戸城本丸にあった狩野探幽の屏風の模写などの新発見もあり、全てが日本初公開だそうです。
パンプレットの写真の絵は、ギリシャ国立コルフ・アジア美術館蔵の「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪」(部分)だそうです。
では、早速、その展示の概要を以下に紹介します。ここは、食堂も同館内にありますので、1日ゆっくりできます。もちろん、見るにも1日かかりになります。
開催期間    7月4日(土)~9月6日(日)
開催場所    江戸東京博物館 1階展示室
          ※東京都墨田区横綱1-4-1
開館時間    午前9時30分から午後5時30分
          (土曜日のみ午後7時30分まで) 入館は閉館の30分前まで
入館料     一般・・・600円、中学生以下は無料(但し、東京都民)
          (20人以上が団体割引で、一  般・・・1人480円)
休館日     毎週月曜日(但し7月20日は開館、翌21日は休館)
主  催     財団法人 東京都歴史文化財団
          東京都江戸東京博物館
          ギリシャ国立コルフ・アジア美術館、他
後  援     外務省、駐日ギリシャ大使館
問い合せ    江戸東京博物館
          電話:03-3626-9974(代表)
アクセス    ・JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分
         ・都営大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A4出口 徒歩1分
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