布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

日本一になった流経柏高校サッカー部

2007-10-10 | その他
10月8日(月)午後1時より、埼玉スタジアム2002で行われた高円宮杯第18回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会決勝で流通経済大学付属柏高校がサンフレッチェ広島ユースを、後半52分に小島聖矢がゴールを決めて1対0の完封勝利で、初優勝を果たした。同校が全国優勝した初めてのタイトルです。観客も、10,409人とすごかったけれど、2度目の出場での日本一の栄冠を手にした流経柏高校は、それよりすごいでですね。流経大柏はアウエー用のグレーのユニホームであったが、ホーム用の赤だったら、さぞかしもっと映えたのではないでしょうか。
高校生チームがクラブユースチームを押さえて、2年連続の優勝だ。
市立習志野高校で全国制覇を成し遂げたことがある本田監督が、流経柏高校同校に来て、7年目の快挙である。140人の部員と5人の専任コーチと先般出来たばかりの専用グランド。Jのユースにひけを取らないサッカー環境がある。朝1時間半、夜2時間という豊富な練習量が、さらにそれに加わる。
しかし、同校の平成20年度(2008年度)入学選抜試験概要によると1学年の募集人員は291名に対し、3学年でサッカー部員は新聞報道によると140人。すごいとしかいいようがない。でも、全国大会の常連校になるには、これくらいの熾烈なレギュラー争いが必要なのかも。今回の8日の決勝に選ばれた同校のメンバーは下記のとおりです。
先発:1須藤 2中富 3天野 15阿左美 16比嘉 9小島 13名雪 7中里 8村瀬 18上条 10大前
交代:11田口 20久場 26藤原
得点:小島
サブ:17谷口 19落合 6海老原 27増田
本田監督いわく「ボールは一つしかないのだから、とにかく早く寄せて奪い、ボールと人を素早く(囲まれないように)動かす。普段から小さな(コートでの)ゲームでタッチ数を少なくして、その後にコートを大きくしていく練習をしている」と。この練習の成果が、今大会で見事に結実したのですね。圧倒的な攻撃力を誇って勝ち上がってきたサンフレッチェ広島ユースに何もさせなかった。広島が放ったシュートはわずか4本。あまりに早い寄せとすばやいチェックが広島の攻撃陣をズタズタに切り裂き、広島の監督をして完敗といわしめたのである。堅固な守りが、攻撃力より勝ったのである。
9月24日には、順々決勝で青森山田高校を4対1で破り、準決勝で迎える相手はなんと浦和レッズユース。10月6日、午後2時30分から、戦いの地はサッカーの聖地である国立競技場。おそれをしらない我が流経柏高校は、なんと、これまた4対1で、レッズユースを撃破したのである。この時点で、はじめて、まさかの予感を感じ始めたのである。私の場合は。
そしたら、見事、やってくれた。関係者でない、単なるサッカー好きなおじさんでも、美酒を味あわせてもらったよ。なにせ、サッカー不毛の地の柏で、全国優勝だぜ!日本サッカー協会主催の18歳以下の全日本ユースサッカー選手権大会の優勝ですよ。これは、喜ばずにはいられない。
これで完全に千葉県における高校生のサッカー勢力図は変わるはずだよ。高校サッカーを語る場合、柏のチームの動向は、今後は必ず話題になるであろう。この勢いで、12月9日柏の葉スタジアムで行われる高校サッカー千葉決勝戦に勝って、正月の全国高校選手権にも出場し、ここでも是非優勝してもらいたいものである。サッカー好きなおじさんには、また、美味しいお酒を飲まして下さい。お願いします。
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