布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

家庭における起業教育のすすめ

2007-07-21 | その他
ひと頃、さんざん騒がれていた起業家ブームは、もう、大人対象の部は、一段落したように、私には思える。現在では、子ども達を対象とした個々の家庭や小・中・高学校での起業家教育がそれにとってかわろうとしている。以下は、私の私見であることをまず、お断りした上で書かせてもらいます。
大人の起業家育成とか起業教育といっても、特殊な技術を持ってなければ、難しいという現実がだんだんと浸透してきたようだ。定年後にするとか、主婦が片手間にするという起業は、もう話にならない言おうか、成功がかなり難しいことが分かってきたようだ。また、定年前の事務職が、若いからといって、それだけで起業することの難しさも分かってきたようだ。もちろん、大手の管理職だとしても同じである。起業のチャンスは、だれにでもあるので、したい人はどんどんすればよい。でも、分かってきたのは、起業した企業等の営利活動の継続が、そんな簡単には出来ないことが、多くの人に知れ渡って来たのだ。ブームは終わったのである。起業といっても継続出来ない起業は起業ではないことがわかり、可能性のある人しか挑戦しなくなったのである。起業という言葉に踊らされなくなったことは、大変良いことである。
こんなことは、生涯学習時代到来と騒がれ、学習ボランティアがもてはやされていた時から、答えは出ていたのである。人に何かを教えるボランティアだとて、常に新しい技術を継続的に摂取できなければ、当初は過去の蓄積で出来ても、継続なんか出来きっこないことは初めから見えていた。特にIT関係のボランティアなんかはそうだ。技術に頼らない、自分の汗だけのボランティアなら、継続出来る可能は大変大きい。しかし、人に教えたり、消費者にものを売って金を儲けようとすることを続けていくことは甘くはない。
だからこそ、今衆目を浴びているのは、企業に勤める前の、つまり大人になる前の子どもの頃からの家庭や学校での起業家教育である。私も、コミュニティビジネスという言葉に簡単に踊らされた苦い経験ある。大枚の講習料を払っても、起業家の素質や起業すべき特殊の技術を持ってない、と駄目だということを嫌と言うほど思い知らされた。
だから、子どものからの起業教育がいかに大切を知ったので、柏市の経済部産業政策課が主催する「家庭における起業家教育のすすめ」という講座を案内する気になりましたので、以下に紹介させてもらいます。
柏市では、この講座に先だって、子ども達を対象とした体験型起業家プログラム「柏キッズ・チャレンジ・ビジネス’07」(商品を製造し、実際に販売するという活動を通して起業家精神を養う)を今夏に開催しますが、この「家庭における起業家教育のすすめ」というプログラムは、今夏に行うこの小学校高学年向けに行う体験型起業家教育プログラムの意義・概要を説明すると共に、家庭における起業家教育のすすめ方について学び、こどもの“チャレンジ精神”や“自立心”を養い育てる手法や保護者自身のキャリアや可能性を見つめるきっかけづくりを行うものと言えます。
日 時     8月22日(水)と23日(木) 午前9時~午前11時
         9月1日(土) 午後1時30分~午後4時40分(計3回)
場 所     東葛テクノプラザ(柏の葉五丁目)
対 象     市内在住、在勤の方30人  
内 容     柏キッズ・チャレンジ・ビジネス’07」の概要やこどもが「自分で考え、活動する」
        ように促す為のノウハウ、保護者自身がビジネスを身近に感じるきっかけづくり
        等を行ないます。
申し込み   はがきに「家庭における起業家教育のすすめ希望」と明記し、住所・氏名・
        性別・電話番号を書いて〒277-8505柏市柏5-10-1柏市役所経済部産業
        政策課へ8月3日(金)までに郵便で(当日消印有効)
        ※応募者多数の場合は抽選
問合せ先  柏市経済部産業政策課   電話04-7167-1325
写真は、柏の葉五丁目にある会場の東葛テクノプラザです。
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