布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

海の日と台風一過の海

2007-07-17 | その他
昨日(16日)は海の日。海も山もないこの柏。週末は毎度柏駅東西の喧噪ではあきがくる。夏くらいは、誰もいない山とこれまた違った喧噪の海にあこがれ、無性に行きたくなる。休みのここ2日間は、台風4号に振り回され、どこも行けず近場をウロウロ。さすがに、3日目は我慢出来ず、台風の吹き返しもあるかも知れないということを承知で、海の日ということで、鹿島灘を見にいくことにする。
本来、台風4号がなければ、梅雨があけてなくとも、昨日の日曜日は、日本中の海水浴場や海の関連施設は、夏休みを前にして、家族連れや若者達で埋まるはず。しかし、4号が行った後。どうなっているだろうという興味もあり、出かけたのでした。
台風一過の青空とはいかない国道51号線を水戸に向かって走り続け、とある海水浴場へと向かいました。坂を下りながら、見える海は、白波だらけです。果たして、台風が過ぎ去った直後の海に人は行くものだろうかと、思いつつ駐車場に向かう。すると、私の視野に、砂浜の駐車場へ入ろうといている1台のワゴンが入ってくる。おおー、やはり海好きはいるんだなーと安心しつつ、駐車場を入ろうとした時、今日は四駆の車で来ていないことを思い出した。このまま入り、動けなくなったら恥ずかしいと考え、海岸の近くの空き地に止めることにする。
車を降りた時から、なにやら顔や腕に何かがあたる。なんだろうと思いつつ、砂浜に向えば向かうほど、あたる痛さと冷たさを感じる。そう、台風の吹き返しの風で運ばれる海砂と波のしぶきだ。これは人間には痛いが、車にも悪いなーと思いつつ、松林の中の空き地に止めてきたことを正解だったと一人ほくそ笑む。しかし、どうだろう、今日は駐車料金徴収のおっちゃんがいない。こんな日、海で泳げない日に、料金を取っては悪いと思ったのだろうかね。そういえば、サファーもいなかった。
見据える海岸には、波打ち際には、数人が遊んでいる以外、人がいない。多くの人は、車の近くにシート等を敷いて、談笑している。遊泳禁止の立て札が立っているから、当然か。
そして、車は皆、海に尻を向けている。直接エンジンルームに海砂やしぶきがあたるのを嫌ってであろう。歩きながら波打ち際まで行こうと思ったが、着替えを用意していないので、とりやめた。しばらく、海の大荒れの様子をただ、漫然と立ちながら、コーヒー缶とタバコを交互に口に入れながら、眺めることにする。台風4号は、この時間、はるか太平洋の沖に行っているはずなのに、このような砕け散る白波状態、改めて台風の威力に感服した。しかし、いつまでも、この痛い、冷たい海岸にいてもしかたないし、腹もへったので、引きあけることにする。
あまりさえない海の日でしたが、 7月1日から7月31日までは、海の月間となっているようですね。そして、各地で、海に親しむためのレクリェーション、体験乗船、施設見学会等の様々なイベントが展開されるほか、「海の日」にちなんだ観光商品の販売や旅客船等における割引運賃の適用などが実施されているそうです。なお、ミス日本グランプリコンテストで、2007年ミス日本「海の日」に河村さやかさんという方が選出されたようです。彼女は、「海の日」のイベントなどで活躍するそうですが、今日はどこにいたのでしょうかね。この辺のイベント等についての問い合せは、国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会事務局 (財) 日本海事広報協会 〒104-0043 東京都中央区湊2-12-6 湊SYビル3F Tel. 03-3552-5035 Fax. 03-3553-4267へおたずね下さい。
そういえば、国土交通省によると「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」だそうで、日本人は本当に海が好きなんですね。
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