布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

鹿島神宮への初詣(元旦33万人)

2007-01-02 | その他
参道の鹿島神宮と書いてある石塔脇の鳥居は二の鳥居で、一の鳥居は北浦湖畔の大船津にあるそうですが、この辺から朱塗りの楼門までは、露天商がびっしり。その前を行き帰りの参拝客が晴れやかな顔で談笑しながら通り過ぎる。着物姿は少ないが、老若男女とも正月らしい装いである。楼門手前左側の手洗い場で口をすすぎ、手を洗ってから楼門をくぐる。この楼門(写真)は水戸黄門の親父さん、水戸頼房公が寛永11年(1634年)に奉納したものです。
楼門の左手が社務所と宝物殿(入館料大人300円)、右手には本殿。まず、本殿で賽銭をあげ、今年の多幸を祈願。この本殿は、徳川二代将軍の秀忠公が元和5年(1619年)に奉納したものだそうですが、なぜか、外国人も参拝していた。この社殿奥にある杉の大木はご神木で推定樹齢1,200年だそうだ。創建は言い伝えによると皇紀元年(紀元前660年)だそうで、祭神はたけみかづちの神(かみ)。参拝後、隣りの社務所で破魔矢(イノシシの絵馬付き)を1,500円、木製お札を1,200円で購入。これで今年も良い年になることは確実と勝手に思いこむ。ここで元旦の目的は果たしたが、折角来たので散策開始。うっそうたる奥の宮に続く杉参道を奥の宮めざし、そぞろ歩く。左手にある鹿園を横目でみながら行くと、その先の右側に奥の宮がこじんまりと佇んでいる。この宮は慶長10年(1605年)に徳川家康公が奉納したもので、重要文化財になっているようです。この宮の前にある芭蕉の句碑の上の穴に耳を当てると海の音が聞こえるというので、早速、当ててみましたが、私には何も聞こえなかった。次に、先般書いたなまずを封じたという要石方面には行かず、今度は御手洗池に方面に向かうが、ここには急な坂がある。行きは下り坂で良かったが、帰りは逆に登り坂で、難儀した。池の近くの売店で甘酒をすすりながら、神聖な気持ちになろうとして一服したが、帰りの坂が気になり、そうそうに引上げることを決意。来た道を引き返すだけだったので、先般来た時とは大違いで、正月のにぎわいは心を浮き浮きとさせ、あっという間に駐車場へ。駐車場は参道入り口(二の鳥居)より3分くらいのところにあり、鹿嶋市観光協会がやっているが、800円かかります。正月等の込む時以外は参道脇の売店のところが有料駐車場で近いのだが、そこは正月には一般車は入れませんでした。(念のため)
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